ヤマツツジが満開の新緑の森。
シデの立ち枯れを何本か見て回ると。
好きなカミキリの一つ、ポエキラことマダラゴマフカミキリがゆっくりと幹を下ってくる。
新緑とはいえ、林の中は光量不足。
幹に同化した模様の虫体はなかなかクッキリと写らない。
上翅のVの字模様が素敵じゃないか。
10年程前、山梨県内の有名産地で出会って以来のご無沙汰だ。
有名産地は採集目的の人が多く、落ち着いた観察には不向きなのだ。ここは独自発見したポイントなので人は自分だけ、静かで良い。
シデは広く分布しているので、立ち枯れを本気で探せば他でも結構見つかりそうだ。
ノイバラにきたピドニアの一種。オオヒメハナか?
紫色をしているが写真一枚では同定は無理。シロテンハナムグリとしておくか。
ダイミョウセセリが吸蜜中。
如何にも初夏という雰囲気のポエキラの森だった。
また来週。