ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

2年ぶりのコブ叩き

2017-11-25 | 自然観察

昨年は何故か行けなかったコブ叩き。やっぱり1年に1回は行っておきたいものだ。
とはいえ2回行く気もないけどね。
山の秋の花と言えばリンドウだが年々少なくなっている。


10月でも頑張っているヒゲナガカミキリ。


コブヤハズカミキリの仲間は通称コブ。彼らの食べ物は枯葉だ。特に柔らかで大き目の枯葉が良い。
このようなハリギリのショボい枯葉は最高の良物件なのだ。ルッキングもし易い。


意外にダメなのがこういうタイプ。
一応ビーティイングネット上でゆすってはみるが、いる確率は低い。


緑の葉の上に大き目の枯葉が幾つか乗っかっている。
これも良物件だ。


ハリギリの枯葉の中で触角を畳んでじっとしていたセダカコブヤハズカミキリ(以下セダカ)。


地上1m程の枯葉に居たセダカ。


黒っぽい枯葉に隠れているセダカ。体色もかなり黒い。


ハリギリの枯葉で見つけたタニグチコブヤハズカミキリ(以下タニグチ)。
黒い斑紋が魅力的な奴だ。


しばらくルッキングした後はビーティングネットを使ってのコブ叩き。
ルッキングもいいが、ネットにポタッと落ちたコブを見た瞬間が何とも嬉しいのだ。
タニグチの♀が落ちた。


コブ叩きではハサミムシやら毛虫やら様々なものが落ちてくるが、時にはこんな奴も。
地上に上がって間もないモリアオガエル。


いかにもセダカらしい形をした個体。

やはりコブ叩きは独特の楽しさがある。
ここ静岡はタニグチとセダカ(イワワキセダカ)の2種が生息している。
コブは成虫越冬する虫であり、上手くやれば来年の夏まで飼育することもできる。
この日はタニグチ2頭とセダカ4頭を持ち帰り、飼育してみることにした。
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