ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

真夏の河口

2013-08-31 | 自然観察

8月22日、灼熱の河口。 暑すぎるのかコアジサシの群れくらいしか目につかないのだ。


くつろぐ。


見たことのないシギ登場。


帰宅後調べまくるとキョウジョシギであった。 図鑑の写真はもっと赤褐色なのだがどうやらこの個体は幼鳥らしい。


ボケだがこの飛翔写真でキョウジョシギと断定できた。


こうして流木の中にいると完全に保護色である。


左が親鳥、何やら餌を咥えている。 右下は幼鳥らしい。


着地すると餌をもらおうと必死に駆け寄る幼鳥。


団体様は何故か全員同じ方向を向いている。


空中でホバリング開始。


水面をじっと見つめて。


ダイブしそうでしなかったりする。


ダイブ開始。


突入。


ダイブ直後だが何も咥えていない。 失敗のようだ。


水面をかすめるようにアタックしている。


こちらでも餌ねだり。


幼鳥は茶色っぽく斑模様が強い。


虫の種類は少ない中、ウスバキトンボは多く群れている。


はるかに巨大なトビに対して盛んにモビングするコアジサシ。

この時期、炎天下の河口観察は1時間が限度です。




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自転車で朝を流す(夏の麻機遊水池シリーズ18)

2013-08-30 | 自然観察

自転車での朝散歩続き。 ホシゴイの後方にタマシギが遠慮がちに4羽程出ていた。


♀はいないようだ。 ♂はイクメンだというからこの集団は♂と子供達の可能性もある。


手前にホシゴイ。


イソシギもいるだよ。


泥場で餌探し。


朝日が当たってきた。


ホシゴイとの大きさ比較。


この中に5種類の鳥。 カルガモ、カワウ、コサギ、チュウサギ、アオサギ。


5羽の鳥が写っているが5羽とも種類が異るというのも珍しいなあ、と一人で喜ぶ。


帰り際、家の近くの川を何気なく覗くと尺物のナマズがゆったりと泳いでいた。
まだこんなのがいるんだね。 ぼちぼち朝飯の時間かな。



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ホシゴイの朝(夏の麻機遊水池シリーズ17)

2013-08-27 | 自然観察

8月22日朝5時半、自転車で朝飯前の遊水池一回り。
ケリの集団の遠方に大きな鳥が一羽。 ゴイサギの幼鳥ホシゴイが佇んでいる。


ゴイサギは静岡県土木事務所編「麻機遊水池の自然」にも載っているが何故か今まで見たことはなかったのだ。
見たことは無いと言っても所詮鳥見を始めたのが昨年11月からなので、単に偶然見つけられなかっただけかもしれない。


何にしても初見参はいいものだ。


近くにもう一羽。 この姿勢の方がホシゴイらしさがある。


朝日を浴びているせいで赤っぽく見える。


更にもう一羽。 結構いるんでないかい。


この朝は全部で4羽が確認できた。


草地との境目が居場所のようだ。


池の中央部はこんな感じなのだ。


帰り道でのツバメ。


自転車散歩の後は朝飯が美味いだよ。
さて明日から久しぶりの山籠もり、高原はトウモロコシの季節なのだ。

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無風の午後(夏の麻機遊水池シリーズ16)

2013-08-26 | 自然観察

そよりともしない午後の遊水池。 ムッとするような草いきれの中、少し歩いてみました。


水中では高温と酸欠でフナ達も浮上しパクパク状態。


だが虫達は元気。 空中でバトルを繰り返すショウジョウトンボ。


パッと見ウスバキかと思いきやショウジョウトンボの未熟個体のようだ。


まだ単独で優雅に舞っているが、コイツも赤くなるとバトル好きになるのかのう。


翅の付け根は黄色である。


オオキトンボに似ているが前胸に毛がないことで区別するそうだ。


確かに前胸には毛は生えていない。


珍しく飛翔中の真正面からピントが合ったと思いきや、結果はこれだ。 こういう写真を「尻切れトンボ」と言うらしい。


セスジイトトンボ連結。


ヤブガラシが咲き出しアゲハが多数舞う。

今の楽しみは帰ってからのビール(最近は発泡酒ばっか)に尽きる。
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オニバスの咲く頃(夏の麻機遊水池シリーズ15)

2013-08-25 | 自然観察

8月21日の遊水池。 今遊水池ではオニバスの花が咲いている。第一工区に多いが第四工区にも少し見られる。
在来の絶滅危惧種なのだ。


花はトゲトゲの花茎に守られている。


1mを超える巨大な葉だ。 ギンヤンマが葉の割れ目に産卵中。


自らの葉を突き破って花茎が伸びてくる。


チョウトンボは既にピークを過ぎている。


アオメアブはシオヤアブと同じくムシヒキアブ科の獰猛な奴だ。 ハエを捕食中。
日に当たると緑色の目が強く光り迫力を増す。


こちらではマメコガネをベアハッグして体液を吸っている。 アップで見ると怪物のようだ。


ナガコガネグモの幼生のようだ。


オオイヌタデの白い花。


アレチハナガサにツマグロヒョウモン。


サクラタデ。


シオカラトンボと至近距離で睨めっこ。

ここらで一雨欲しいところだね。

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