ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

シャイな奴

2013-02-26 | 自然観察

考えてみればバードウォッチングを始めてから早3ヶ月。この間観察した場所は全て家から車で30分以内
の近場のみ。 たまにはもう少し遠くへ、ということで車で1時間強の場所まで足を延ばしてみたのだ。


クイナは初の出会い。まあ鳥見初心者のヤマセミ親爺にとっては多くの種が初出会いなのだが・・。
こいつが何ともシャイな奴で、いくら待ってもこれ以上出てこないのだ。


所謂チラリズム。 全部見せそうでいながら、やっぱり見せない罪な奴。


あんまり焦らすとオジサン帰っちゃうからね。


今回はこれ以上無理みたいでした。 帰って調べたら朝夕の薄暗い時間にはよく出るという。
昼間にしてはよく見せてくれた方なのかもしれない。


一方こちらは完全な保護色のヒバリ。


30m程先でこいつを逃げられるより先に見つけるのは神業に近いですな。


ノスリ。君はわかりやすくていいね。


アオジもホオジロやカシラダカに混じってチラホラと見かけた。


何やらデカイのがいると思ったらニホンジカ。先日のカモシカに続いての遭遇。


ムシャムシャと草を喰んでいる。 どこの山もシカの害は凄まじいものがある。今や嫌われ者。
でもヤマセミ親爺はシカ肉は大好きなのだ。 食いてえ。
回り込んで順光で撮ろうとしたが背の高い芦原に逃げ込まれてしまった。


ハヤブサが20秒程度送電線に止まってくれた。もうちょっといてくれよな。


タヒバリの毛づくろい。

初めての場所で全く土地勘が無かったが、それなりに楽しめた観察でした。
ただ今日は全体的に「チラリズム」や「ちょい見せ」が多く、一見さんにはここまで、ということか?
通わないと難しいのはどこも同じだね。
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キセキレイの思い出

2013-02-23 | 自然観察

最近行き付けの葵区の小渓流でキセキレイが近寄ってくれた。


キセキレイというと思い出すシーンがある。
46~7年も前のこと。ヤマセミ親爺が市内A中学校の生徒だった頃。 鉄筋の校舎上部に営巣した
キセキレイが何度も餌を運んでくる。 その様子を授業中飽くことなく見ていたものだ。


何の授業だったか思い出せないが、授業より遥かに魅力的だったことは確かだ。
既にあの頃から自然ウォッチャーだったんだな。


ルリビタキも何時もながらチョットだけ登場。
これでベニマシコでも出れば赤、青、黄と三原色そろい踏みなのだが今日は欠席。


仕方ないので赤は山茶花で代用。 三原色という言葉を軽々しく使ってしまったが、
厳密に言うと減法混色の三原色はシアン、マゼンダ、イエローなので多少色はズレる。 
今ご覧のパソコン画面は加法混色の三原色でありこちらはR、G、Bで表わされるので全く別物です。


カワガラスがいたが距離があり過ぎてこれが目いっぱい。 また今度バッチリ撮ってやるからな。


道端に新しい糞。枯草が混じっており草食動物らしい。 昨年ここでカモシカに会っているので
カモシカの可能性大。


そんなことを思いながら歩いていると、本当にいた。
斜面の上の方で岩に寝そべっているようだ。


100%安全な位置取りのせいか、こちらに気づいても余裕のヨッちゃん。動く気配も全く無し。


もう咲いているタンポポが数株見つかった。 少しずつ色彩が豊かな季節へと進んでいる。

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二月の芦原(冬の麻機遊水池シリーズ16)

2013-02-22 | 自然観察

2月21日。最近ご無沙汰だった遊水池に寄ってみた。 短時間ではあったが芦原でちょっと粘ってみた。


セッカは芦原の上部にはほとんど出てこない。 下の方でカサッと小さい音がしたらしばらく
自分が木になったつもりで待つ。


芦をつついて餌探しをしている。やはり虫を食ってるのか?


群れずに単独で行動しているようだ。


5分間程姿を見せてくれた後、また何処かへ潜ってしまった。


冬の芦原の主役はやはりこのオオジュリンか。 単独ではなく、現れる時は大抵数羽のグループである。


上側の個体の足には足環がついている。(後で写真見て気がついた)
何の目的か分からんが、いずれにせよ人の行為によるものだ。何かの調査のためだろうか?
以前、同様に足環のついたモズを見たこともある。


ウグイスも登場。

遊水池は各工区に全て工事の車両が入っていて
全体的に何となくザワザワした感じがした。 鳥も少な目。
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少しづつ春の足音

2013-02-21 | 自然観察

2月20日。二日間の雨が明けた藁科川沿いの谷。
晴天をバックに近くの稜線の雪化粧が映える。


山菜の早春一番手はやはりフキノトウ。ここまで開く前がベスト。だがこれでも
蕗味噌にしてみたら結構食えた


日当たりの良い場所では既に花が咲いている。


イノシシ用か? かなり大きい罠。


一本だけ満開の紅梅があった。


毎回のように登場する蝋梅だがややピークを過ぎた感がある。


鳥にはあまり会えず。 枝が邪魔なベニマシコ。


チッチッと二回づつ鳴くホオジロの地鳴きはよく聞こえてきた。


アオキの花芽。


これは一見何かの木の実に見えるが、キリの花の蕾なのだ。
花粉さえ無ければ春は最高なんだけどね。
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水辺のウグイス

2013-02-17 | 自然観察

2月17日葵区郊外の小渓流。 声はすれど今までなかなか全身ショットが撮れなかったウグイス。
水辺で餌探し、チャンス到来。


初列風切や尾羽には若干の青味もあってなかなか渋い美しさがあることを再認識。


何故か地鳴きは全く無し。


苔についている虫でも食しているのだろうか。


杉の植林帯が不気味に赤く染まる。今日も辛い。


ルリビタキ♀が流れの上の蔓に止まる。


もう一枚。


粗い竹藪にルリビタキ♂。


20分後。少し離れた場所だが同じ個体かもしれない。


ウソの♀。単独で食事中。


ここの梅は八分咲き程度だろうか。

やっとウグイスの全身写真をゲットできオジサン満足でした。あれだけどこにでも居るくせに
手強いヤツだ。 ホーホケキョまでには後1月くらいか?


コメント (2)
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