ヤマセミ親爺の気まぐれ自然ウォッチング

山野草、昆虫、フライフィッシング、鳥見などが主体のアウトドアフリーク「ヤマセミ親爺」が綴るテキトーな自然観察記録。

連休の山林

2014-05-31 | 自然観察

5月3日。 連休真っ只中、静岡市葵区の標高1400~1600m付近をヒト流し。
薄紫のヤマエンゴサクが咲いていた。


久しぶりの登山靴。 購入後既に10年を経たがまだまだ現役。 ただ底のゴムが大夫減ってしまったのだ。
急斜面登山道では300mズームレンズでも結構重く感じる。


谷間の雪は樹木の周りから溶けていく。


バイカオウレンの可憐な花。(後日訂正、シロカネソウの1種らしい)


実は本日の一番の目的はこれを見ることでした。(後日訂正、目的とは異なっていたらしい)


あまりスタスタ歩いていると見逃してしまうほど目立たないのだ。


コガラが近くの枝にやって来た。


地面に降りてエサ探し。


こちらはヒガラ。


何やら小さく鳴きながら細い枝を移動してゆく。


こんなヤツがこんな山奥にも出現。 家の近くの賤機山でもよく見かけるソウシチョウ。
綺麗だけど外来のため人気薄の可哀想なヤツなのだ。


ニホンジカの5~6頭の群れに出会った。 こちらに気づくとキルッと鋭い警戒音を発する。


旺盛な食欲で木の葉を食いまくる。 このあたりも随分シカが多くなった。
そのうちハゲ山にされてしまうのだろうか? それだけは阻止したいところだが・・。




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トンボ羽化

2014-05-30 | 自然観察

まずはヤゴの背中が割れて。


まだ白い成虫の頭がヌヌッと出てくるのだ。


半分以上身体が抜け出ると逆さにぶら下がるようになる。 セミの羽化と全く同じだ。


最後にもう一回上向きになると同時に完全に殻から抜け出す。


後は飛べるようになるまでじっと待つ。


フジの花は近くに行くとクマバチの羽音で賑やかなのだ。


冬場の群れている頃より精悍な表情のカワラヒワ。


スズメも繁殖期を迎え精悍な顔つき。


この季節はインセクトイーターとなり栄養価の高そうな虫を次々とハンティングする。


コウホネの葉上にクロイトトンボ♀。


クロイトトンボ♂。


コウホネの黄色い花がトンボ天国を彩る。

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ギンヤンマの季節にはちと早いが

2014-05-28 | 自然観察

ベッコウトンボの季節は同時にクロスジギンヤンマの季節でもあるのだ。 周りのベテランさんもクロスジだと言っていたが
後で写真を良く見ると、どう見ても黒筋はない。


ということはギンヤンマということになる。


ギンヤンマの季節にはちと早い気がするがギンヤンマなんだからしょうがないよね。


ま、いい感じではある。


トンボの中でもヤンマはやっぱええのう。


欲をいえばギンヤンマ以外のヤンマを見たいところだが。


羽化シーンだが何トンボだべ。


これはヨツボシトンボのようだ。


トンボの一生のうち、一番無防備な時間だろう。


羽根も伸びて色もついて、ここまでくればあと一息だ。


サナエトンボの仲間だが高所に止まっているため種名までわからないのだ。


大型のサナエトンボでヤマサナエかキイロサナエに近そうだが・・。

写真だけで同定するってのは難しいもんだね。



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キンランの季節

2014-05-25 | 自然観察

ベッコウトンボの季節は同時にキンランの季節でもあるのだ。


多少木漏れ日が当たるような林床に見られる。


野生の花としては非常に観賞価値が高い花なのだ。


敵は盗掘である。 昨年生えていた場所に行っても既に跡形も無いことがよくあるのだ。


ヨツボシトンボ。


トンボの中ではズングリした体型をしている。


何だか不思議な花だが名前分からず。 調べときます。


キンランと同色のタヌキモの花。 放射条の茎に支えられて水上に花を咲かせている。
水中には浮き袋もあるのだ。


地際に咲くツツジ。


羽化直後でまだ羽根が伸びていない状態。 この段階だと種類が良くわからないのだ。


今年は比較的良くキンランを目にする。 この場所では開花4株を含めて8株程の坪になっていた。


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ヨツボシトンボの季節

2014-05-24 | 自然観察

ベッコウトンボの季節は同時にヨツボシトンボの季節でもあるのだ。


ヨツボシトンボの方が全体的に黄味が強い印象である。


明解な差は羽根の中央部の黒点が羽根の上縁に接しているのがヨツボシトンボ。 ベッコウトンボは接していないのだ。


こちらはベッコウトンボ。 確かに接してはいない。


キリの花。実ノように見えるのは蕾。


産卵のため水面近くを飛ぶヨツボシトンボ。


ショウジョウトンボはまだ赤くなっていない。


新鮮なハラビロトンボ(♀)は正に黄金のトンボという感じがするのだ。





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