2016年12月18日に伊豆の天城山に行ってきました。天城トンネルエリアから登りたかったので、少し距離がありましたが、天城大橋手前の水生地下の駐車場に車を停めて、万二郎岳まで往復してきました。(万二郎岳からは四辻、シャクナゲコースと1周して、天城縦走路に戻りました。)以下。その時の記録です。
行程:水生地下駐車場7:36~旧天城トンネル入り口7:46~天城峠7:57~八丁池9:28~万三郎岳11:00~万二郎岳11:46~四辻12:14~涸沢分岐点13:09~万三郎岳下分岐13:34~八丁池15:11~上り御幸歩道入口15:13~下り八丁池歩道分岐15:32~林谷林道15:57~水生地16:11~水生地下駐車場16:18
水生地下駐車場。12台くらい駐車可能です。私の他は1台だけ。7:36スタート。
200メートルほどで、現在の国道の天城トンネル。ここから左のトレイルに入ります。
歴史を刻んだ(?)苔むした階段。
旧天城トンネル前(7:46)。下の林道が3月まで通行止めで、ひっそりしてました。
天城峠(7:57)。北斜面を登り詰めると、朝日のお出迎え。 本当の「天城越え」はここを越えることね、と勝手に解釈。
ここ天城峠から万三郎岳まで11.9km。 今回のコース上の標識は距離入りが多く、とても親切でした。
深田久弥の「百名山」(新潮社)には、この天城山エリアは、所々から富士山が眺められる楽しさがある、というようなことが書かれていましたが、時を経て、樹木が生育したためか、簡単には富士山は見えませんでした。これは、ボケていますが、枝の合間から望めた貴重な富士山(望遠撮影)。
下草のない明るい林を進みます。
上り御幸歩道。フラットで快適なのですが、ときどき崩落等で、う回路になっていました。
山奥にいるつもりでいたら、突然、ワサビ田が。
コマドリ歩道を経て、寒天林道から続く広めの道に出ました。
八丁池(9:28)。水面は完全結氷していました。
八丁池を経て、北斜面のトレイルに入ると、雪がうっすら地面を覆っていました。
戸塚峠。この先、小岳(戸塚山)まではつづら折れの急登があります。
明るい尾根道。
万三郎岳山頂(11:00~11:03) あまり展望は良くないです。伊東市方面からの登山者で賑やか。
万三郎岳から少し東に行くと展望が開けます。
アセビのトンネル。開花時はきれいそう。
馬の背とはいっても、フラットではなく、小刻みな昇降がありました。
馬の背から眺めた万二郎岳。
万二郎岳山頂(11:50) こちらも展望は利きません。
万二郎岳から四辻までは急な下りで、しかも石がゴロゴロしてます。
四辻到着は12:14
四辻からのシャクナゲコースは名前はかわいいですが、不整地が多いです。北斜面で凍結している箇所も多くありました。スリップ、転倒に注意が必要です(私は滑って転んで、岩に鼻をぶつけ、出血してしまいました)。
涸沢分岐点を過ぎると急登です。でも階段があり、滑る危険は少ないです。
万三郎岳下分岐に到着(13:34)
西に向かって明るい稜線を進みます。
この辺は小走りも心地よいです。
今回は、トレランと登山の中間のダサいスタイル。風は冷たく、厚着をしていって正解でした。
陽がだいぶ傾き、先を急ぎます。
八丁池に戻りました(15:13)
下り御幸歩道を選択。水生地下に一番近い下りです。結構不整地です。
大木の森。夏にも来てみたい!
下り八丁池歩道分岐(15:32)。このあたり道が複雑に交差してますので、しっかり標識と地図を見て進みましょう。
林道との交差も経ながら、最後、踊り子歩道を下ります(2016年3月までは平日は工事中で通れない可能性があります。この場合は、旧天城トンネルまで上がってそこから登山路を下ることになります)。 水生地下駐車場到着は16:20で、予定通り日没前に戻ることができました(後半は結構走りました)。
湯ヶ島温泉街の奥にあるいづみ園に立ち寄りました。数人しかいませんでした。いいお湯です。
(まとめ)
伊豆半島でも1000メートル以上の山地は冬は寒いということを知りました。「伊豆」ということで侮って、軽装で登ると危険です。
また、行程がながいので、歩きでは、この時期のこのコース取りは無理です。登山のかたは天城高原ゴルフ場からのアプローチが無難です。
不整地も多いので、捻挫、転倒に注意しましょう。
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