毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

タスマニア旅行記8(メルボルンを歩いて日帰り観光)

2021-01-11 23:38:06 | 旅行記
2018年12月15日、タスマニアからメルボルンに渡り、徒歩で1日観光をしました。タスマニアから急に人の多い地域に入り、順応しきれなかったものの、夜の航空便までの時間を十分楽しめました。


メルボルンは、人口508万人(2019年6月現在)。オーストラリアでシドニーに次いで2番目に人口が多い都市です。

メルボルン国際空港に到着。

スーツケースの重量は15.9kg。まだゆとりがあります。コインロッカーをみつけて、空港内に置いていこうとしましたが、どこにもありませんでした。

スカイバスに乗って市内へ。

バスはサザンクロス駅に着きます。

ホームと同じフロアに立派なコインロッカーがありました!


サザンクロス駅から街へ出発。

市電(トラム)が縦横に張り巡らされています。中心部は無料なのだそうですが、どこまでが中心部か把握できていなかったので、まったく乗りませんでした。

フリンダーストリートから北にのびるデグレーブス・ストリート

ここもフリンダーストリートに接した通りだったと思います。

コリンズ・ストリートの東端にあるパリスエンド。ビクトリア州議事堂前からの撮影。


ここが州議事堂前。急の雨で雨宿り。パリスエンドはいくら眺めていても飽きませんでした。

メルボルン・セント・パトリック大聖堂。州議事堂の裏にあります。
※セントポール大聖堂(フリンダースストリート駅のそばの教会)とは別です。

重厚で荘厳な雰囲気の教会です。街の喧騒とは別の空気が流れます。

ステンドグラス

最後の晩餐のようです。

パーラメントガーデンズ。明るさに満ちた公園。



南半球なので、日本の6月に相当します。

カールトン庭園(世界文化遺産です)


のどかな空気が流れます。


近づいても逃げません。

王立展示館(こちらも世界文化遺産)。


王立展示館の北側にあるメルボルン博物館に入場しました。
これは、絶滅種のディプロトドン。160万年前から4万6000年前までオーストラリアに生息していた有袋類です。体重は2.8トン。サイと同じくらいの大きさだったそうです。

こちらは、タスマニアタイガーのはく製。1930年代に絶滅したと考えられています。


恐竜の骨格標本もありました。


メルボルンの高層ビル群


フラッグ・スタッフ・ガーデン。このあと、にわか雨が降ってきて、木の下で雨宿りとなりました。


こんな通りもありました。


雨上がりの街が西日に輝いてきれいでした。


サザンクロス駅に戻りました。

サザンクロス駅の地下で空港行きのバスに乗ります。


バスから眺めた夕日

メルボルン国際空港。オーストラリア最後の屋外。


第2ターミナルは、必ずお店エリアを通過する設計になっています。

メルボルン国際空港を24:45(日本時間22:45)に発ち、成田に朝8:40に到着しました。


タスマニア旅行記7(タスマニアのガソリン価格について)

2021-01-11 11:07:23 | 旅行記
オーストラリアは世界30位の原油産出国です(2019年データ)。
日本よりガソリンは安いです。
ただしタスマニアは島ですので、オーストラリア本土に比べてガソリン価格は割高になります。

タスマニア島内でも多少の価格差があります。
私が訪れた際(2018年12月)の価格は以下通りです。レートはその時のもので換算しています)

デロレーヌ 129.5円/L (1.59ドル/L)
スワンシー 119.8円/L (1.479ドル/L)
空港手前の小さい給油所 125.3円/L (1.539ドル/L)

参考:その時のメルボルン市内での価格:105.8円/L (1.299ドル/L)
   その時の日本の平均看板価格139.8円/L

2018.12.14夕刻、フレシネ半島をはなれてホバートへ向かう途中、スワンシーで給油しました。
セルフでしたが、まごついていたら、お店の方が出てきて入れてくれました。

フレシネ半島から約200km走ってホバートに帰還。
最後のお買い物。
翌朝、空港へ。


ホバート国際空港の1km手前で左側に見つけたGS(空港到着までに給油できなかったら困ると思い必死になって探し当てたGSでしたが、実は、タスマンハイウエイ(A3国道)から空港の取りつき道路に入ってすぐ左側に立派なGSがありますので、そこで給油したほうが便利です)。

無人でしたが、なんとか支払いできました。

※参考
これが空港に一番近いGSです。空港の駐車場まで700メートルくらいのところにあります(2019.12月撮影)。
空港前GSでは支払いは店内のレジで行います。
満タンの記載のある領収書はレンタカー返却の際、提示しますので、すぐに出せるようにしておきましょう。

空港前GSは、1.569ドル/Lでした(2019.12) この時は、レートが円高だったので、大体117円/Lになります。
駐車エリアに係員の方がいて、そこで返却の手続きは簡単に終了しました。
カウンターに立ち寄る必要はありませんでした。

※参考

メルボルン市内のGSでの価格表示。真ん中のSpecial Unleadedでも1.299ドル/Lなので、105.8円です。

(まとめ)
1.タスマニア島ではガソリンは日本より安いです。
2.ただしメルボルンよりは高くなります。
3.島内でも地域差が多少あります。
4.町と町の距離が長いですから、GSを見つけたらあまり価格を気にせず早めに給油しておきましょう。

タスマニア旅行記5(クレイドルマウンテン~ローンセストン)

2020-04-18 14:12:21 | 旅行記
2018年12月12日 クレイドルマウンテンはこの日も快晴。マリオン展望台まで行き、そのあとローンセストンに向かいました。12月13日にカタラクト渓谷、ナラウンタプ国立公園を訪問した際の画像も載せてあります。


朝から今日も良い天気。

朝の散歩から戻るとワラビーがうろうろしていました。

ビジターセンターからバスに乗ってダフ湖へ 


今日はマリオン展望台(右上の矢印のあたり)に登ります。


ここから撮影するときれいに撮れるようです。

遙か下方に駐車場が見えます

マリオン展望台直下は少し急登です


リハビリエリアとは人にとってではなくて、土地の再生エリアという意味です


ドカーンと正面にクレイドルマウンテン

下りはローニークリーク方面としました


心地よい階段


ロングトレイル(6days trail)はローニークリークから始まります。


日中から食いしん坊のウォンバント^*^



その日の夕刻、ローンセストンに到着

タスマニアタイガーのモニュメント



翌日、ローンセストンの街歩きです

ローンセストンは坂の街です

人懐こいネコちゃんでした(ジグザグ保護区にて)。

カタラクト渓谷下流にあるキングスブリッジ

上流は山ではないので、水はあまりきれいではありません。

(上流から見て)右岸のきついコースで上流に向かいます。

カタラクト渓谷リザーブ。 売店、プール、リフトなどあり、渓谷の中心地。階段を迂回する無料の搬器もありました。

対岸にある心地よいテラス


リフト乗り場。歩かないなんてもったいないので、私は使いませんでした。

左岸はフラットな遊歩道です

ローンセストンの中心部

夕方、車でナラウンタプ国立公園に行ってみました。

キャンプ場があり、トイレ、水場は完備されています。

カンガルー、ワラビーがあちこちに。

ワラビーとツーショット

トレイルに入っていってみました。

ヘビと遭遇。毒蛇ですが、基本的に臆病なので、向かってくることはないようです。

ビジターセンター。もう閉館していました。

タスマニアの毒蛇に関する説明。ローランドコッパーヘッド、タイガースネーク、ホワイトリップドスネークの3種類です。どれも似ていて、私が出会ったヘビがいずれなのかはわかりませんでした。

12月14日、ローンセストンを離れ、フレシネ半島に向かいました。


スピード違反で警察に捕まりました(涙)。22キロオーバーでした。100キロ制限の道路でも集落直前で突然60km規制になるのでしっかり標識を確認するようにしましょう。


クレイドルマウンテンでたくさんのウォンバットに出会う方法(タスマニア旅行記4)

2019-11-19 06:58:44 | 旅行記

クレイドルマウンテンで多くのウォンバットに出会うための方法は以下の通りです。

 

1.ローニークリークからクレイドルバレーボードウォークを歩く

2.時刻は夕刻  

3.ゆっくり歩く

ウォンバットは人がいでも一定の距離があれば逃げません。夕方、草を食べるために巣穴から出てきます。私のおすすめは日暮れ少し前にローニークリークからクレイドルバレーボードウォークに入り、スネークヒルを経て、ホテルエリア(レンジャーステーションやインフォメーションセンターエリア)まで歩くコースです。(約5.5km 下の看板参照)

100%ボードウォークなのでとても歩きやすいです。

 

今回(2019年12月11日)、クレイドル山からの帰りにここを通りましたのでウォンバットの画像とともに紹介いたします。

ウォンバットプール。名前からはここにいっぱい居そうですが、全くいませんでした(17:22)

リラ湖を経て、ローニークリークに下っていく木道

ドカーンと広いローニークリーク。これだけでも感動ものです。

突然、ひょっこりウォンバット発見!(17:53)

毛並みはふわふわそうです(野生動物なので触ってはいけません)

頭をかく姿勢はイネやネコと同じです。

こちらもポリポリ。

 ちょっと眠そう

草に夢中

ローニークリーク駐車場が見えてきました。

上のほうにも2頭いました。

みんなで撮影会! バックに私が入ってしまいすみません。

ローニークリークを振り返ったところ。

ローニークリークのバス停とパーキング(18:30)

クレイドルバレーボードウォークに入ります(18:32)

歩き始めて50メートルでウォンバットの子供(たぶん)と遭遇

まだ童顔です

草に夢中になりながらもこちらの動向は把握している感じでした。

おっ、目が合った?

もこもこ感最高!

こちらはちょっと大きめ。

美しい木道が延々と続きます。

夕刻、人は誰も居ず、穴場です。

ここにもウォンちゃん居そうです。

いました。ちょっと背中にケガがあります。

 

木道下も格好の隠れ場所のようです。

一人のランナーが走っていきました。左前方にウォンちゃん。目が慣れてくると100m先のウォンバットもわかるようになりました。

緯度は40度以上で、12月(日本なら6月に相当)なので、日暮れはゆっくりです。

展望テラスもあります。

木道上のうんち

Information centre and Ranger station で車道に戻ります(ここまでローニークリークから5.5km)

時刻は20:05です。日没は20:30頃でした。

車道を横断するウォンバット

このエリアのほうが暖かくて栄養がいいのか大きいです。

ホテルまでは車道を2km歩きました。登り坂になるのでちょっと大変でした。

ホテルの敷地の入るところにワラビーがいました(20:31)

 

ローニークリークからホテルまでの間に30頭以上のウォンバットと出会うことができました。

 やっぱり夕方がおすすめなようです。

日が暮れてもいいように必ず懐中電灯は持参しましょう。


タスマニア旅行記~その2(ホバート~クレイドルマウンテン麓までドライブ)(2018年12月8日~16日)

2019-02-16 23:50:28 | 旅行記

2018年12月10日(月)ホバートを車で出発して、ウエリントン山、ボノロング・ワイルドライフサンクチュアリ(動物園)に寄りながらクレイドルマウンテンに向かいました。ドライブコースとしては、ミッドランドハイウェイ(国道1号)を北上し、ハイランドレイクスロード(A5)に入り、ボスウェル(Bothwell)を経て、グレート湖の西岸の高台を通り、パイン湖、デロレーヌ(Deloraine)に立ち寄り、再び1号国道→B13→C156→シェフィールド(Sheffield)→C136,C132→クレイドルマウンテンエリアと進みました。

デロレーヌの川沿いの公園の美しさがとても印象に残りました。タスマニアデビルもまったりモードでかわいかったです。

朝から良い天気です。

朝のランニングを終えて、9:25出発。1泊ではもったいないお部屋でした(また、5日後に戻ってくる予定です)。

ウエリントン山方面も視界良好です。迷わずに山頂に向かいます。

標高1270メートルなので、結構上ります。

ウエリントン山山頂(10:15)。風強く、結構寒いです。展望は最高!

駐車スペースもたくさんあります。

ホバートの街側にテラスが続きます。

前日のネルソン山も良かったけれど、やっぱり高度が違います。大満足。

ボノロング・ワイルドライフサンクチュアリまでウエリントン山から65分くらいかかりました。

ここはサンクチュアリの駐車場です。高台にあります。

11時30分開始の園内無料ツアーはもう始まっていました。ただこのツアーは係員の話が長く(しかももちろん英語なのでよくわからない)、ほかの人たちの反応をみていても笑うでもなく、タスマニアデビルへの餌やりとコアラタッチの時以外はほかの動物の観察をしているほうが有意義に思えました。

タスマニアデビルとのご対面。おねむの様子

口はでかいです。

私のなかでは、今回の旅行中のベストショット。

ありがとう、デビルちゃん!

ツキノワグマにもちょっと似てます。

肉食獣です。もちろん抱っこなんてできません。

期せずして、コアラタッチの時間がありました。すりすり、ありがとう。

ウォンバット。

カンガルー、ワラビーは放牧状態です。

やっぱり首は気持ちよさそう。

爪は結構鋭いです。

肩甲間部もマッサージ。

再びデビルエリアへ。

このほかに、ヘビや鳥、ハリモグラなどいろいろな動物がいて、十分楽しめました。

お土産コーナーも充実しています。

今日の行程は長く、北へ進路をとります。北海道の道北、道東を彷彿させるような道がつづきます。

走っている車は少ないです。

全然お店がないで、食料、水は必携です。

ハリモグラ(Echidna)が道を横断していました。近づくと全く動かなくなります。

ヤマアラシほど毛は固くなさそうに見えました。

 

山寄りのルートをとったので完全に未舗装の区間もありました。

 

パンクしたら大変なので、ダート区間は、徐行しましょう。

グレート湖を望む展望所(地図上ではGreat lakes lookoutとなっていました)

偶然に見つけた木道。きれいなので入って行ってみました。

行き止まりにパイン湖という美しい湖があり、そこで地元のかたと知り合いました。

今日は仕事はお休みでのんびりしていたそうです。お邪魔してすみませんでした。

 

デロレーヌの街に入ると、左手の川沿いの公園があまりにもきれいで立ち寄りを決めます。

これは対岸の公園駐車場からの風景です。子供たちが川に飛び込んでいました。

鉄道も隣接。たまりません。

キャンプもできるようでした。

人専用の橋。

走る人、寝転ぶ人。穏やかな空気が流れます。

大木の木陰は最高に気持ち良かったです。ベンチもあります。

街並みもしっかりしていて、Woolworthsで自炊のための食料も買い込みました。

これ、クレイドルマウンテンだと思って撮影したのですが、全く違う独立峰でした。

クレイドルマウンテン・ディスカバリーパークス(ホテル名)に到着(20:03)

フロントはすでに営業終了後。夕方、遅れることを電話しておいたので、カギの受け取り方法もすぐにわかりました。

コテージ前の駐車スペース。

今夜のコテージ。1泊8000円くらいだったので、相部屋だと思っていたら、一人だけでした。

トイレ、キッチンは共同です。

キッチン、ダイニングはとてもきれいでした。

もう皆、夕食は済んだみたいで、空いていました。

今夜の食材。

完成後。

 

流しは飲用と洗い物用で水が違うようでした。左が洗浄用でやや濁っています。右が飲用です。

気づかずに左の水で調理してました。

今夜の部屋。3人部屋でした。やや暗めでした。高原地帯なので、12月でも夜は電気ストーブをつけました。

コンセントが一つしかなくて、電気ストーブを消すか、台所で充電するかしかありませんでした。

今度行くときは二股ソケット持って行こうっと。

(タスマニアその3に続く)