毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

飯能アルプスを行く(天覧山~子の権現~伊豆ヶ岳~武川岳~大持・子持~武甲山~浦山口)

2011-05-15 23:15:10 | 旅行記

 2011年5月1日 飯能の天覧山から、秩父の武甲山まで尾根沿いにトレイルランニングをしてきました。実は、このコースを走るのは今回で7回目です。

行程:飯能市街5:00-多峰主山5:29-天覚山7:11-大高山7:50-子の権現9:18-伊豆ヶ岳10:50-武川岳12:07-武甲山14:09-橋立鍾乳洞15:07  (所要時間10時間07分)

 伊豆ヶ岳までは、名栗川と高麗川の分水嶺となる尾根を進みます。尾根上には小さなアップダウンが多く、ごく一部のマニアには飯能アルプスとして知られているようです。

Cimg8038朝5:00に飯能の街(私の実家がある)を出発。

にこにこ池から山に入り、天覧山(5:11)を経て多峰主山(とうのすやま)5:29。眼下の飯能の街並みだけでなく、関東平野が一望できるお手軽ハイキングの山です。

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Cimg8039 多峰主山山頂より西方向を望む。

今日、これから進む方向です。かすんでいます。雲は厚く、雨の予報。テンション上がりません。

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多峰主山からしばらくが枝道がいろいろあり、判りにくいです。 先ず西向かってに岩場っぽいところを下ったら、Y字の合流点があります。そこをまっすぐ行かずに、鋭角に曲がって南方向に進みます。しばらく行くと、この画像の場所にでます。標識の「久須美坂」方向に入ります。

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開発中断の住宅地のフェンスや、蛇がいてもおかしくなさそうな谷を経ていったん車道にでます。

車道は右に登っていきます。

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人工池のコンクリートの壁が終わったところから山道に入ります。

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武蔵台?の住宅地が迫ります。私が子供のころはすべて山でした。

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車道に出ます(東峠)6:55

数年まえまでは、右の斜面に木のはしごがありました。今は滅失しており、少し車道を下ってから右の谷沿いに入っていきます。

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天覚山頂445M

明るい山頂です。

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登り下りをくり返し、大高山493M(7:50)

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Cimg8058 今日はトレイルランナー色が強いです。半そでだけではちょっと寒いです。

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大高山の新緑

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小さく「飯能アルプス東銀座コース」って書かれてます。

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採石場があるため、一旦尾根を左手に逸れ、アスファルト道に出ます。民家もあります。アスファルト道は右に登っていきます。

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ここから再び山岳路です。2005年版の昭文社エアリアマップでは、ここから子の権現までのルートが点線の難路として表記されています。しかし、実際は整備されていて、問題なく歩けます。

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子の権現(9:18)。売店、自動販売機があり、ここで水分が補給できます。

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子の権現の本堂

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伊豆ヶ岳手前の古御岳が見えてきました。*
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だんだんと晴れてきました。

新緑の中の明るい道を行きます。

子の権現~伊豆ヶ岳の間は人気コースであるものの、結構アップダウンが激しいです。山の初心者を連れてくると山が嫌いになる可能性があります。

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Cimg8082:

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古御岳手前の斜面。歩きやすい階段です。
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古御岳山頂。いつもなら何人もの人がいるのに今日は誰もいない。

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伊豆ヶ岳山頂(10:50)。ここもいつもなら賑わっているはずなのに誰もいない。天気予報が雨だったので、皆今日の登山は中止にしたか、昨日のうちに登ってしまったのだろう。

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Cimg8105:**

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少し来た道を戻って、山伏峠方面に進みます。結構急な下りです。

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バイクのエンジン音が山伏峠が近いことを教えてくれます。

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山伏峠の車道(11:13)。あずまやのあるところに降りず、もう少し北側のここで横断して反対側のトレイルにはいるのが便利です。カーブで見通しが悪いので、車、バイクには十分に注意しましょう。

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武川岳に向かって、直線的に登っていきます。日差しも強くなり、実は今日は山日和だったみたい。

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前武川岳。座ってのんびりしたくなるベンチです。

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武川岳山頂(12:07)。私の一番好きな奥武蔵の山です。ここまでの道は急なのに山頂はゆったり穏やかな空気が流れます。

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いつもの寛ぐハイカーはまったくいない。ちょっと寂しい。

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Cimg8125:*
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妻坂峠までは転げ落ちそうな下りです。落石を発生させないように注意!

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「名栗と秩父の交差点」妻坂峠

この先、今年6月に2回目の開催となる武甲山トレイルランレースと、コースが重なります(進行方向は逆になります)。

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妻坂峠からしばらくは急登が続きます。

左画像は、大持山手前の分岐点(13:02)

ここまで来るとこの縦走も終盤です。

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Cimg8133*****
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大持山分岐からは、奥武蔵の山々の全景が広がります。ここは格好の休憩ポイントです。

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ところどころ岩場もあります。道はしっかりしているものの、両サイドは急峻なので転落に注意しましょう。

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武甲山は南から眺めるととても穏やかな山容なんです。本来は1336メートルありました。

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子持山山頂13:26

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思い切り走りたいところ。でも疲れていてペースは早歩き程度。

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シラジクボ

ここから本日、最後の登りです。急で、小さくジグザグに登ります。

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武甲山直下の合流点。ベンチもあります。

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武甲山頂展望台(14:09)

にぎわってます。トレイルランナーも多い。実は、今日は武甲山の開山日だったみたい。

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武甲山山頂からの秩父市街の眺め。

羊山公園の芝桜もよく見えます。

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あとは下るのみ。

山桜の小道

まるで川の土手道のような穏やかな場所です。

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ゴザでも敷いてお昼寝してみたい!

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ここから急な下りの始まり。だんだんと沢の音が大きくなっていきます。

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林道に出ました。本日のゴールまであと2.5kmくらいです。

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橋立のこの売店のタヌキが私のいつものゴール地点です(15:07)

今日は牛乳売り切れだった(涙)

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Cimg8166*
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このあと歩いたりゆっくり走ったり、スーパーマーケットで食べ物買ったりしながら、秩父の街を通り過ぎて、横瀬の武甲温泉に向かいました。

温泉に入り、歩いて横瀬駅へ。

今日は、贅沢してレッドアローで飯能に帰還しました。
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この飯能アルプス~武甲山コースは真夏は暑くて、前半藪にも悩まされるかもしれません。多分飯能市街から橋立まで45kmくらいです。ロングコースですが、エスケイプルートがたくさんあるので、実力に応じていろいろアレンジできるのが、良いところです。


ダイヤモンドヘッド外輪山を行く(反時計まわり)

2011-05-11 05:51:47 | スポーツ

  2009年12月18日、ダイヤモンドヘッドの外輪山から頂上を極めるトレイルランニングを実行しました。外輪山に取り付くための進入路は、海岸線の道路沿いに多くあるものの、どれも立ち入り禁止の看板が立っています。しかし、事前調査により見つけておいた、看板もなく自由に立ち入れるトレイルが1か所あり、そこから入山しました。(注意!外輪山は一般ルートではありません。このルートへの進入は、自己責任でお願いします。)

ワイキキ出発9:10-外輪山入口10:01-山頂展望台11:13-一般ゲート12:01

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Cimg6077   

カピオラニ公園の海側の道を南下します。

ダイヤモンドヘッドは500,000年前に噴火でできたらしいです。

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この辺、散歩、ジョギングの人が多いです。

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ダイヤモンドヘッドの南側には、このような進入路が複数ありますが、立ち入り禁止の札が立っています。さすがにここから入ろうとは思いません。
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南側道路を、最高地点まで来ました。

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Cimg6082_2 眼下には輝く海。
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下りに入ります

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ここが今回の進入口。立ち入り禁止の看板はありません。

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低木帯の明るい登山口です。

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ちょっと急な岩肌を登ります。踏み跡はしっかり付いています。滑らないように注意しましょう。

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眼下には、海と高級住宅地が望めます。

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車道から外輪山までの標高差は100メートルもなく、10分もかからないで到着します。

ダイヤモンドヘッドの頂きが険しそうな山並みの先にあります。

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クレーター内です。ふつうは、トンネルを抜けて、画像中央の建物の辺りから、登り始めます。建物の中には、軍事施設も含まれます。

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距離の長い反時計まわりに進むことにします。

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東から西方向を眺めたところ。

下に駐車場が見えます。駐車場の奥が一般路のゲートです。

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Cimg6094*
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外輪山北側までやってきました。ここまではほとんどフラットで歩きやすい(走りやすい)トレイルです。途中、軍事施設の建物や監視カメラもあり、ちょっとドキッとし、また登ってきた軍人さんとも100mくらいの距離で目が合いましたが、咎められることはありませんでした。

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街並みまでの距離は遠くありません。

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セルフタイマー撮影です。実際と反対方向に走ってます。

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普通とちょっと違う、貴重なアングルのホノルルのビル群。

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走ってきた外輪山のトレイルを振り返ったところ。

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これから進む山脈。一抹の不安(険しい!)

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拡大して見ると判るように、やせ尾根で、かなり危険です。

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刃のように細い尾根。落ちたら下まで止まりません。奥穂高~西穂高間に劣らない恐怖を感じつつ前進しました。

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下には一般路が見えます。

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まだまだ険しい道のりは続きます。

怖いよ~でももう戻れない!

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来た尾根を振り返ったところ。

よくぞ通過できたものだと感心☆

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展望台が見えてきました。 あとは険しくなさそうです。

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柵を乗り越えて(すみません)、展望台到着。

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反対側に続く外輪山。立ち入り禁止の札もあるし、ここから先に進むつもりはありません。

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このトンネルや長い階段、ディズニーランドのアトラクション的で、実はダイヤモンドヘッド登山を楽しませるためのアクセントとして重要なのかもしれません。

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一般コースを下ります。

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侵入者は拘束される可能性があるようなことが記されています。戻れてよかった・・・

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外輪山下のトンネルを抜けて、くだります。

多くの人は、ここはバスや車で通ってしまいます。
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 今回のコースは、後半、予想していた以上に危険でした。ロッククライミングの経験者ならどうってことないのでしょうが、一般トレイルランナーには、お勧めできないコースです。私も、次回、このコースにトライすることはもうないと思います(残りの時計周りの部分には行ってみたいけれど)。  くれぐれも行かれる方は、気をつけて、自己責任で入山してください。