毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

初冬(晩秋)の越後駒ケ岳登山(2016年11月)

2016-11-20 14:50:37 | 登山

2016年11月6日(日)に越後駒ケ岳(魚沼駒ケ岳)に登ってきました。

数日前に雪が降った様子でしたので、冬山装備でアイゼンも持参し、枝折峠(しおりとうげ)から往復してきました。

○~○~○~○~

(行程) 枝折峠7:10~明神峠分岐7:37~小倉山9:07~駒ケ岳山頂11:32-11:37(下山開始)~駒ノ小屋11:53~小倉山13:28~明神峠15:24~枝折峠16:10

朝7:10に小雨降る枝折峠を出発。車は5台くらい停まっていました。少し登って明神峠分岐到着(7:37)

明神峠からしばらくは登ったり下ったりのくり返し。帰りがつらそうです。

霧と小雨で眺望ゼロです。

小倉山を過ぎると徐々に雪のトレイルになってきます。

雨が笹の葉の上に氷の膜を作っています。

アイゼンを装着し、駒ノ小屋前の急坂を登りきると、あとはやや歩きやすくなります。小屋前の急登は撮影するゆとりがなく、画像がありません。

中ノ岳につながる稜線に到着。駒ケ岳まであと150メートルです。

雨氷に包まれてお菓子のよう。でも枝にとっては重いんだろうな。

越後駒ケ岳(2003m)山頂到着(11:32)

何も見えません。でも山頂に立てたことで80%くらい満足です。

寒いので早々に下山開始。同行者、下りは早い!

髪も凍ってます。はじめは紅葉登山のつもりでしたが、冬山でした。

駒ノ小屋(11:53)。あれ閉鎖?下山中にすれ違った人のお話では、はしごを使って2階から入るのだそうです。

このハシゴが入口ね。

今にも凍りそうになりながら水が流れていました。

空がだんだん明るくなってきました。ここにも雨氷が。

動物の足跡発見! きつね? たぬき?

下ってくると雪も消えます。本当に数百メートルの標高の違いで風景が激変します。

下ってきた稜線を振り返ったところ。登りも多く、なかなか明神峠が出てきません。

真っ赤なトレイル。

へぼい格好ですが、武蔵小山のアーケード街で買ったこの1000円ズボンは本当に冷たさを感じず、冬の登山やジョギングに最適です。

右下に見えるのは奥只見湖です。

登った山々が見えてきました。

やっと明神峠が現れました(15:24) 小倉山からここまで長かった!

下のほうに枝折峠駐車場が見えてきました。

木道もすべりやすいので注意。

こうやって眺めるとかなり遠いところまで行ったのを実感。

最後に見えてよかった。

朝、この山肌を見たら、ビビって登山中止してたかも。往路は霧の中でよかった。


枝折峠駐車場に無事帰還(16:10)

予定より下りに時間を要し、帰還時刻は遅くなりましたが、その分、雲も切れてきて、絶景を望むことができました。

このあと、小出のこまみの湯に入って、帰路に着きました。

○~○~○~○~

(まとめ)

11月の初めなのに、冬山登山になってしまいました。駒ノ小屋の手前の登りは雪面がやや硬く、ちょっと危険でした。アイゼンなしは無理です。

他の方々もブログで述べられているように、このコースは本当に下りに時間がかかります。前半がんばり過ぎず、復路に十分な余力を残すようにしましょう。

また、枝折峠までの車道は国道とはいいながら、かなり狭いので、安全運転を心がけましょう。私たちは、行きは銀山平経由で枝折峠に至り、帰りは、国道を北に下りました。時間的にも、運転のストレス的にも銀山平経由がお勧めな気がします。




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