2018年9月24日(月) 新潟県の平ヶ岳に登ってきました。トレランスタイルで行きましたが、往路は予想以上に急登でほとんど歩きでした。台倉山以降は木道がしっかり整備されている区間が多く、歩きやすいです。白沢清水の水場はたまり水のみでした。山頂からたまご石に行く途中に沢があり、水の補給ができました。山頂エリアの展望は素晴らしく、いつまでもそこにとどまっていたくなる気持ちの良さがありました。また、木道の配置の美しさもこの山を引き立てていると感じました。
行程:登山口7:40~下台倉山9:06~姫池11:21~平が岳山頂11:42(山頂エリア再出発12:16)~たまご石12:56~姫池13:26~下台倉山14:56~登山口15:52
登山口の駐車場とトイレです。道路の向かいにも5台くらい停められます。中央に写っているバイオトイレはきれいでした。
登山口スタート(7:15)
10分くらいで沢を渡ります。
尾根に入るとすぐに展望が開けてきます。南東方向に燧岳を望みます。
急登の尾根が続きます。日陰も少なく、夏だともっと辛そうです。
ロープ箇所もときどきあります。
前方にこれから登るトレイルが見えます。
直線的に登るので、きついです。
歩いてきた尾根を振り返ったところです。これほどトレイルがしっかりみえる尾根はなかなかないと思います。
ピーク感のないところに突然、下台倉山の標識が現れます(9:06)
下台倉山からは勾配は穏やかになります。下りもときどきあります。
台倉山は三角点のみでした。(9:46)
倒木も多く、ときどき迂回しないといけません。
きれいに整備された重厚な木道が続きます。
白沢清水はたまり水のみでした。
再び傾斜が大きくなってきました。この山にはつづら折りというものがありません(笑)
前方のピークは平が岳山頂でなく、姫池エリアになります。
南側のあちらが平が岳山頂です。
姫池に到着(11:21)
前方に平が岳。鷹ノ巣とは登山口エリアの地名です。
山頂までほぼ木道が続き、とても快適に歩けます。
平が岳山頂(11:42)
登山口からの標高差は1300メートル。片道距離10km。
さらに南に木道がつづくので行ってみました。
9年前に施工された木道です。
トレイルエンドが現れました。
ここで靴を脱いでお昼タイム。風もあまりなく、心地よい昼下がりです。
連休最終日のせいなのか、不便なエリアのせいなのか、あまり人はいません。ここまでに出会った人は20人くらいでした。
もう紅葉が始まっています。
たまご石への木道。背後に中ノ岳(2085m)。
たまご石への分岐。左に進みます。
水場。姫池方面からの流れですが、地面で一度濾過されているようでした。
出来立てほやほやの木道。山奥にこんな立派な木道を作っていただき、感激です。
今年の木道です。本当にありがたいです。
たまご石に続く美しい木道。絵になる芸術的な木道です。
たまご石。いつか崩れてしまいそう。危ないので近寄らないように看板がでていました(12:56~13:01)
姫池にもどってきました(13:19)
北側は行き止まりですが、大きなテラスがありくつろげます。
紅葉がきれいです(台倉山周辺)。
結構なやせ尾根です。この尾根、夏、雷に遭うと逃げ場がなく怖いんじゃない、って思いました。
尾根が終わって林道エリア。
登山口に無事に帰ってきました(15:52)
バス停時刻表。1日3便です。
帰りは銀山平の白銀の湯の入りました。丸太をつかったとてもきれいな浴室でした。小出方面への道から少し奥に入っていかないといけないので、空いていました。
(まとめ)
ずっと気になっていた平が岳は画像で見ていた以上に湿原と木道の調和が美しい山でした。
登山口に、山頂付近でのキャンプは禁止と表示されていました。しかし、朝がた大荷物で下山する方、数名とすれ違いましたので、テント泊するかたもいるようです。
初めの急登の尾根は直線的で、夏場は日陰がなく暑そうです。また、午後の雷も怖いと思いました。エスケイプルートもありませんし(注:中の岐川の林道に下るコースがあるものの、林道に降りてからがもっと長くなる)、天気予報をしっかり確認してからの登山がよさそうです。
山頂付近は本当に気持ちよく、いつまでも留まっていたい、そんなパワースポット的な山と感じました(2018.10.6記)
(姫池への最後の登り)
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