毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

ハワイ・オアフ島でトレイルランニングその4、ワアヒラリッジ(Waahila Ridge)トレイル

2012-01-23 22:16:34 | 旅行記

 2011年12月13日マノア渓谷をはさんでタンタラスの山並みの反対側に位置するワアヒラリッジ(Waahila Ridge)トレイルに行ってきました。今回はこのコースの紹介です。地形図付きのガイドブックである「Oahu Hikes」を今回も参考にしています。

(行程)ワイキキビーチ9:40~ハワイ大学マノア校(10:50~12:00)~レクリエーションエリア入口12:42~一般トレイル最高地点13:39~マノアバス通り14:44

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ワイキキの街を朝出発です(9:40)

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ゆったりした空気が流れるワイキキビーチ。

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動物園前を左に曲がり、カパフル通りを北上していきます。

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レナーズでマラサダパフを購入。画像はカスタードです。

「パフ」がクリーム入りで、「マラサダ」のみで注文するとクリームは入ってきません。

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次にハワイ大学の西側にあるヨーグルトランド(Yogurtland)に入りました。アイスもトッピングも自由に選んで、重さで価格が決まります。

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ハワイ大学構内。トレランスタイルでも違和感なく(?)自由に歩けます。

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大学のカフェテリア(Paradise Palm)にて食糧調達。フルーツはこの場で食べました。学生でなくても使えます。

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大学の正門を出て、Dole Streetをしばらく東に向かい、Frank Streetの標識が見えたら、そこを左に上っていきます。その先にあるのは素晴らしい眺望のセントルイスハイツの住宅街です。画像正面はダイヤモンドヘッド。

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かなりの急坂ですが、振り返るたびにどんどん風景が変わっていくのが楽しいです。

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ひたすら登っていくと、T字路で左のほうにゲートが見えるので、そちらに曲がります。

レクリエーションエリアとなっています。この車道を行くより、右手の林の中の小道を行くほうが近道です。

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トレイルの開始です。急に雨が降ってきて、ぬかるみになってしまいました。(12:52)

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このコース、基本は登りの尾根道ですが、急な下りも何回か出てきます。雨が降ったり止んだりでとても滑る路面状況でした。

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ワアヒラ・リッジ(尾根)は北へと続いていきます。

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岩場の急な下りもあります。滑るのでとても走れません。

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小さなピークもあります。この分岐はどちらにいってもまた一緒になります。

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マノア渓谷沿いの住宅地と反対側のタンタラス方面の山並み。

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雨が降ったり、晴れたりめまぐるしく天候が変化します。12月のハワイは雨季にあたります。

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ホノルル方面。雨でかすんでいます。垂直の線状の影は傘の一部です。

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ここが一般トレイルの終了地点です。危険は冒したくないので、ここで左に折れ、マノア渓谷方面に向かいます。

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途中、ところどころに赤い実が落ちています。食べられます。グアバに似た味です。

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しっとり濡れた美しい木立。

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下りのトレイルもしっかり整備されていて迷うことはありません。

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この分岐は左に進みます。右のトレイルはOahu Hikesには記載されていませんでした。

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後半は、ひたすら雨でぐちゃぐちゃになった道を歩きます。

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Woodlawn地区に出ました。ひと安心。

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明るい墓地の前を通ります。

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バスも通るマノアロードに出ました(14:44)

今回のワアヒラリッジトレイルは途中で出会った人は一人だけでした。ピークに到達するコースではないので、あまり人気はないのかもしれません。トレイルランニングの練習ルートとしてもあまり走れません。晴れていれば展望は楽しめそうです。

この日はこのあと、マノアの滝、アイフアラマトレイル、パウオアフラットトレイル、カラワヒネトレイルと進み、マウナラハトレイルを下ってハワイネイチャーセンターに出ました。このルートの記録は後日にします。


浅間嶺~風張峠~月夜見~御前山~湯久保尾根のトレイルラン

2012-01-03 04:49:38 | スポーツ

 2011年12月4日に奥多摩の払沢の滝近くの駐車場から、浅間嶺、風張峠、月夜見、御前山、湯久保尾根と進み、そして出発地点の駐車場に戻る1周コースでトレイルランニングを楽しんできました。トレランとはいっても当面大会もなく、半分以上歩きのゆったりモードでした。

行程:払沢の滝入口駐車場7:55-浅間嶺9:09-奥多摩道路10:51-風張峠11:24-月夜見第2駐車場11:54-御前山13:03-小沢集落14:43-北秋川橋15:22-駐車場15:34(約31km)

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払沢の滝入口の駐車場は車20台以上が停められます。トイレもありました。7:55出発。

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車道を逸れ、石段を上がっていくほうが近道です。浅間尾根を経て数馬に抜けるこの道は昔の主要道だったようです。

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山の斜面に点在する民家のあいだを通りぬけていきます。

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再び車道に出てしばらく進むと峠の茶屋です。展望所もありました。

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 浅間嶺少し手前の分岐。浅間嶺まで左は800m、右は400mと表示されています。しかし、右は山頂下の広場までの距離であり、展望台まで往復しなければならないので、はじめから左に進むほうが、実は距離が短くてすみます。つまり左に進むのがお勧めです。

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浅間嶺(903m)に到着(9:09)明るくて展望の良い山です。白い富士山もくっきり見えました。

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浅間嶺から先は、尾根道を西に向かって進んでいきます。こんな武蔵野の雑木林のような雰囲気のところもあります。

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サル石。 岩のどこかにサルの足跡があるから探してみてね!って看板に記されていました。私は見つけられませんでした。

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 ハセツネマップ上では、藤原峠の少し手前の点線の山道との分岐点になります。整備されて間もないきれいなベンチが安堵感をもたらしてくれます。

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この浅間尾根、標識はこんな感じでしっかりしています。

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奥多摩横断道路(昔の奥多摩有料道路)が見えてきました。

この道、夜間は車両通行止めです。

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車道に出たら、左方向にしばらく進みます。すると道路の右側にこの標識が見えてきます。

カーブが続く、見通しの悪い車道なので十分注意して横断しましょう。

ここから標高差50mくらい、崖のような急登の道です。

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奥多摩道路から風張峠までは歩く人も少ないようで、道は荒れています。路肩が脆そうで、しかも西側に深い谷があるので、転落しないように注意が必要です。

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風張峠(11:24) 再び現れた車道のすぐ上になります。このあとも車道と数回接しながら月夜見第2駐車場へ向かいます。

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ハセツネでにぎわった山道も12月はふかふかの落ち葉に覆われます。ほとんど歩く人はいないようです。誰とも出会いませんでした。

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月夜見山です。ハセツネのレース時は月夜見(第2)駐車場のほうが有名で、知らないうちにここは通り過ぎている気がします。ごめんなさい。

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 昼間の月夜見第2駐車場(11:54)。ここから御前山に登る人も多いようで、空(から)のバスまで止まっておりました。

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月夜見第2駐車場の案内図。黄色が今回の私のルートです。

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月夜見第2駐車場からは、防火帯の役割も担っている(?)幅の広い明るい道になります。

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数年前のハセツネ事故で新設されたう回路。

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御前山への登りは斜度があり、辛いです。これは振り返ったところ。

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惣岳山(1340M)。 小河内ダムから大ブナ尾根を登ってくる道がここで合流します。

 

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 御前山山頂(1405M)到着(13:03)。12月でもここは人がいっぱいで活気があります。あまり展望はよくありません。

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御前山から大岳山方面へ数分下った分岐でメインコースを離れ、右の「湯久保尾根・宮ヶ谷バス停方面」に進みます。

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湯久保尾根から大岳山方面を眺めたところ。

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植林された単調な尾根道。金比羅尾根に似ているかも。

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 こんな岩場もありました。仏岩ノ頭付近と思われます。落ち葉が多く路面状況が判りにくいです。スピードも出せません。これが晩秋トレイルランの特徴です。慌てずに1歩1歩慎重に探るように進みます。

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12月なのに、南斜面の陽だまりにはこんなきれいな紅葉が残っていました。

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民家が見えてきました。山道も終わりです。

このあと車道を5km走りました。バスも走っていますが、本数は少ないです。

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 北秋川橋を渡ってすぐ右にお豆腐屋さん(ちとせ屋)があります。温かい豆乳1杯100円です。お薦めです。もちろんお豆腐も買えます。このお店の奥を曲がって登っていけば駐車場はすぐです。

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 確か1丁270円の豆腐と北海道産の大豆のみを使用した360円の豆腐がありました。食べてみて両者の違いはあまりわかりませんでした。

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15:34 払沢の滝入口の駐車場に帰還。人懐こいネコに遭遇。肉球が冷えるみたいで抱っこをせがまれました。ネコ大好き人間の私も大満足!

このあと瀬音の湯の寄って帰りました。

 このコース、奥多摩道路~風張峠の区間を注意して通過すれば、あとはよく整備された歩きやすいコースです。今回はいませんでしたが、1年前の12月は浅間尾根で合計30台くらいのマウンテンバイクとすれ違いました。午後の時間帯に入ると奥多摩道路からの下山路として利用するケースが多いのかもしれません。接触に注意しましょう。

湯久保尾根は植林の森で結構単調です。車道に出てから豆腐店までの5kmも長く感じました。