毎日が高地トレーニング

標高950メートルの高原での日々。各地のお薦めトレイル、ジョギングコースの紹介です。

12月の大菩薩嶺トレイルランニング

2015-12-23 11:25:30 | トレイルランニング

2015年12月19日、裂石エリアから丸川峠、大菩薩嶺、大菩薩峠、上日川峠、千石平と1周トレイルランニングをしてきました。雪はほとんどなく、初冬の落ち葉ランを楽しめました。

 

距離:約12km

行程:15台駐車場(丸川峠入り口)11:10~丸川峠12:08~大菩薩嶺12:55-12:58(再出発)~大菩薩峠13:28-13:33(再出発)~上日川峠14:06~千石平14:39~15台駐車場(丸川峠入り口)14:45  (合計3時間35分)

 

丸川峠入り口の15台駐車場。12月なのに満車でした。私だけでなくてよかったです。ここから200メートルくらい下の空き地に車を停めました(11:10)

はじめは林道を進みます。12月の空は広いです。

このコースは結構急登が続きます。身体は温まります。ほとんど歩きです。ここはなだらかなところ。

丸川峠(12:08) 明るい草原の広がる峠でした。

 

 

12月のトレイルは遠くまで見通せます。

 

 

立派に成長した霜柱

 

前方に大菩薩嶺が見えてきました。

大菩薩嶺山頂(12:55)。2057メートル。眺望は利きません。

百名山なので、しっかり記念撮影。

反対側から若者のグループも登ってきて、山頂に20人くらいとなりました。人がたくさんいると心強くなります。

12月の2000メートル峰にタイツ、短パンは御法度かとも思いましたが、私だけでなくてよかった!

雷岩。急に視界が開けました。

前方に富士山。大菩薩湖(ダム湖)も目立ちます。

大菩薩峠まで明るい稜線が続きます。風が強く、動いてないと寒いです。

賽ノ河原にある小屋(大菩薩峠休憩舎)。はじめ扉が開かず、鍵がかかっているのかと思いましたが、戸を持ち上げるようにして左に引いたら開きました。

緊急時に使用する際は、あきらめず、思いきり力を入れて開けましょう。

12月に富士山を望みながら、2000メートル峰の稜線トレランができて幸せ!

大菩薩峠が見えてきました。

 

大菩薩峠に到着(13:28)。立派な山小屋があります。

 

有名な峠だけあって、標柱も立派です。

12月の山なのにこのお土産の華やかさに感激!

飲食メニューの価格も良心的。

この明るさ、うれしいです!

他の山のバッチまであります。

峠からは広い歩きやすい道を下ります。

20分も下らないうちに建物が見え、車道があり、車も停まっていてビックリ!

左の建物は勝緑荘。

少しだけ車道を登って、また下ります。

今度は神社の境内にありそうな立派な茶屋(食堂)が登場(福ちゃん荘)。

お土産の陳列もバッチリ。

車道に沿ったトレイルをゆっくり走って下っていくと15分で広い交差点にでました。ここが上日川峠(1580M)になります。

こんな立派な道があるとは想像していませんでした。

ロッジ長兵衛。

広い駐車場もあり、ここから登れば大菩薩峠までだいぶ近いことを知りました。

改めて昭文社マップを見ると登山コースがいくつも交錯している中に車道もしっかりありました。地図上では上日川ダム下で冬期車両通行止となってますが、今年(2015年)はまだ通行可能なのだと推測されます。

左下、千石平方面に下ります

落ち葉がフカフカ。路面状態がわからないのが落ち葉ランの欠点です。捻挫に気を付け、ゆっくり進みます。

道が広くなってきました

千石平(千石茶屋)。この下りルートでは誰とも会いませんでした。

車道より左のほうが近そうです

最後は、車道を下って、スタート地点の15台駐車場にもどってきました(14:45)

 

 

(まとめ)今回、雪がまだほとんどなく、気持ち良く1周することができました。大菩薩峠からはすぐに車道に出てしまい、あまり山深い感覚はしなくなります。ただし標高は高いですので、しっかりした防寒対策が必要です。12月に入山する際は天候と積雪状況をしっかり把握してからにしましょう。

 

 

 

 

 


ハワイ島でランニング ・その3(チェーン・オブ・クレイターズ・ロード終点エリア)

2015-12-20 12:41:41 | トレイルランニング

 

2015年11月29日、キラウエアイキトレイル1周後に、チェーン・オブ・クレイターズ・ロードを車で南下し、車道終点から、溶岩原の行き止まりを目指すことにしました。

しかし、行き止まり地点は10km近く先であることが途中で判明し、往復20kmはとても無理と判断し1.5km程度まで行って戻ってきました。以下、その時の記録です。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードは標高1200mのキラウエアカルデラから南の海岸まで21マイル(約34km)続く溶岩原ロードです。

Mau Loa o Mauna Ulu 展望台(標高817M)

気持ち良すぎ!

別の展望台。海はまだずっと下。

車道終点に到着(17:41)。標高下がり暑いです。

みんながいるので、行ってみると・・・

岩のアーチ(あとでホレイシーアーチと名前を知りました)

ゲートを越えてランニング開始

みんな結構歩いてます。

舗装路の終わりまで500フィート

2つ目のゲート。

しばらく走ると、終点まで5.5マイルの表示。この時間で食料持参もなしは無理。ここから前方に見えるやや丘状になったところまでで折り返すことにしました。

丘の先もまだまだ続きます。

断念してもハッピー!

なめらかな溶岩原

夕闇せまっても、終着点見たさに歩いていく人が何人もいました。すれ違うたびにあとどのくらいか訊かれました。

道はどんどん延ばしているものと思われます。古いガイドブックは参考になりません。道の終わりに到達したいかたは、これ以上工事が進む前に、しっかり食料を持参し、20km以上歩く覚悟でスタートしましょう。

キラウエアカルデラに戻り、火映現象を眺めてから帰路につきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ハワイ島でランニング(トレイルラン含む)その2  キラウエア イキトレイル

2015-12-19 00:56:49 | トレイルランニング

2015年11月29日 コナからレンタカーに乗ってキラウエアイキトレイルに走りに行ってきました。イキトレイルはキラウエアイキ火口の中央を横断する大胆なトレイルです。

 

(行程)溶岩トンネル(ラバチューブ)駐車場14:59~溶岩原15:33~溶岩原終わり16:05~溶岩トンネル駐車場16:24

朝7:45にコナエリアの宿を出発、コーヒーシャックに立ち寄ります。コーヒーは3ドルで飲み放題、ベジタブルサンドは11ドルでした。高台にあるので眼下の景色がきれいです。

プナウル・ベイク・ショップにも寄ります(11:07)

 

 

 

ガイドブックでも紹介されているリリコイマラサダです。

 

ホヌアポ展望台。海と大地が眼前に広がります。

プナウル黒砂海岸(11:50) 寄り道ばかりでなかなか進みません。

ウミガメさん、いました!

ボルケーノビレッジで行動食を調達。バナナはまだ3~4日しないと食べられないといわれました。

ゲートで15ドル払ってキラウエアエリアに入ります。入場券(レシート)は1週間有効です。

上の画像はキラウエア・ビジターセンター

まずはトーマス・ジャガー博物館方面に向かいます。これはスチームベント(蒸気の噴気孔)

キラウエア展望台。キラウエアカルデラは超デカく、その中にハレマウマウ火口があります。

トーマス・ジャガー博物館に多くの人は行ってしまうので、キラウエア展望台は来る人少ないです。

トーマス・ジャガー博物館前

 

 

ゲート手前まで戻り右折して、サーストン溶岩トンネル(ラバチューブ)の駐車場まで行きます。

イキトレイル入り口にも駐車場がありますが、イキトレイル1周後にラバチューブにそのまま行きたかったので、ここをスタート地点とし、反時計回りで1周しました。

ここからトレイルに入っていきます(14:59)。標識はしっかりあります。数値はマイル表示。

明るい樹林帯を下り気味に進みます。

下の溶岩原に心おどります。帰りはここ横断です!

一旦、駐車場に出ます。

望遠でみると下を多くの人が歩いています。

リム(外周)の樹林帯はこのようなぬかるみが多いです。

リム(外周)は軽い登り下りを繰り返します。歩いている人が多いので高速トレランはやめましょう。

分岐には標識。ここは左へ。

このあと階段状の下りがあります。

火口に降り立ちました。ケルンに沿って進むようにします(15:33)。

だたそのケルンがわかりにくいところもあります。

結構多くの人がいて心強いです。みんな自然と笑顔で Hi!  Hello!

おんぶでも大丈夫

大地のエネルギーを全身に感じました。

途中、気分よく小走りしていたら、道を誤りました。遠くを眺めるようにして、わからなくなったら

前からくる人を待ちましょう。

振り返ったところ。1959年に溶岩がながれてこの土地ができたらしいです。

オヒアレフア。いろいろな伝説のある花。

水蒸気の出ているところもあります。

横断がおわりました。もっとここにいたい気分(16:05)

樹林帯への取り付きが少しわかりにくいです。あとはひたすら登りです。

はじめの駐車場に帰還(16:24)

車道を越えて反対側のラバチューブに向かいます。

ラバチューブ入り口。

ラバチューブ内部。1周で1kmないくらいです。せっかくなので2周しました。

このあと車でチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを南下しました。そして再び溶岩ロードを走ることとなりました。その記録は次回にします。

(まとめ)

イキトレイルは大地のエネルギーを実感できる場所です。1周してくると、元気になった自分に気づきます。途中に売店や水場はないですので、飲食物を持参しましょう。1周で6kmくらいだと思います。

 

 

 


ハワイ島でランニング(トレイルラン含む)その1.ポロル渓谷

2015-12-14 19:23:08 | ランニング

2015年11月28日~12月5日にハワイ島に行ってきました。そのときのランニング(トレイルランニングを含む)の記録です。今後行かれるかたの参考になるようにコースを紹介していきます。

初日、コナ国際空港でレンタカーを借りた後、北に位置するポロル渓谷に向かい、下の谷まで往復してきました。

 

行程:ポロル渓谷入り口(車道終点)15:11~谷底15:24  谷底出発15:33~渓谷入り口15:48

午前中にコナ国際空港に到着(10:40)

ハーツでレンタカーを借りました。

全米ナンバーワンに選出されたことのあるハプナビーチ

こちらはサミュエル・スペンサー・ビーチパーク。木陰が気持ち良さそう(13:05)。

ハワイ島最北のハヴィの街に到着。少しぶらぶら歩きます。

フードストアを発見。街の中心のT字路をコハラマウンテンロード側に少し登るとあります。

購入した品々

 ハヴィの街からポロル渓谷の展望所(道路の終点)まで7.6マイルです。道が狭くなり、くねっているので対向車に注意しましょう。

渓谷といってもボトム(谷底)は広く、流れは蛇行しています。これを見たら下りずにはいられません。

渓谷への入り口。雨上がりでかなり滑りそう。(15:11)

走りは危なく、のそのそ歩きです。

下り始めると海が良く望めます。

渓谷の底に到着。(15:24)

草地が広がります。

結構、みんな下りて来ていました。

川を渡っている人たち。

ワイルドなかたもいました。

西表島の風景に似ています。

小さく人が見えるところが登り口です。(15:33)

登りのほうが滑って転ぶ危険が少なく、ゆっくり走れます。かなり急斜面ではあります。

西日に照らされる海。先に見える岩礁はパオカラニ島。

斜度は急です。

車道に到着。(15:48)

行き止まりなのに結構たくさんの人が来てます。

路駐エリアもしっかり確保されています。

 

このトレイルは片道1kmくらいしかありません。ほとんど走るというよりハイクですが、急坂なので結構汗をかけて気持ちよいです。

すれ違う人たちとも声を掛け合い、元気になれるトレイルでした。