2015年11月28日~12月5日にハワイ島に行ってきました。そのときのランニング(トレイルランニングを含む)の記録です。今後行かれるかたの参考になるようにコースを紹介していきます。
初日、コナ国際空港でレンタカーを借りた後、北に位置するポロル渓谷に向かい、下の谷まで往復してきました。
行程:ポロル渓谷入り口(車道終点)15:11~谷底15:24 谷底出発15:33~渓谷入り口15:48
午前中にコナ国際空港に到着(10:40)
ハーツでレンタカーを借りました。
全米ナンバーワンに選出されたことのあるハプナビーチ
こちらはサミュエル・スペンサー・ビーチパーク。木陰が気持ち良さそう(13:05)。
ハワイ島最北のハヴィの街に到着。少しぶらぶら歩きます。
フードストアを発見。街の中心のT字路をコハラマウンテンロード側に少し登るとあります。
購入した品々
ハヴィの街からポロル渓谷の展望所(道路の終点)まで7.6マイルです。道が狭くなり、くねっているので対向車に注意しましょう。
渓谷といってもボトム(谷底)は広く、流れは蛇行しています。これを見たら下りずにはいられません。
渓谷への入り口。雨上がりでかなり滑りそう。(15:11)
走りは危なく、のそのそ歩きです。
下り始めると海が良く望めます。
渓谷の底に到着。(15:24)
草地が広がります。
結構、みんな下りて来ていました。
川を渡っている人たち。
ワイルドなかたもいました。
西表島の風景に似ています。
小さく人が見えるところが登り口です。(15:33)
登りのほうが滑って転ぶ危険が少なく、ゆっくり走れます。かなり急斜面ではあります。
西日に照らされる海。先に見える岩礁はパオカラニ島。
斜度は急です。
車道に到着。(15:48)
行き止まりなのに結構たくさんの人が来てます。
路駐エリアもしっかり確保されています。
このトレイルは片道1kmくらいしかありません。ほとんど走るというよりハイクですが、急坂なので結構汗をかけて気持ちよいです。
すれ違う人たちとも声を掛け合い、元気になれるトレイルでした。
2015年8月9日(日)に高妻山と戸隠山にトレランスタイルで登ってきました。
恥ずかしながら、高妻山が百名山のひとつであることは2週間ほど前に初めて知りました。
登ってみて、その山容の美しさ、360度の大展望に感嘆し、百名山の一峰であることを大いに納得した次第です。
後半の戸隠山から奥社への道のりは険しく、ビビりまくりでした。
(行程)戸隠キャンプ場入口駐車場10:17~不動避難小屋11:29~高妻山12:58-13:24(再出発)~不動避難小屋14:40~戸隠山15:40~八方睨16:11~戸隠神社奥社17:21~参道入り口17:41~戸隠キャンプ場入口18:02
戸隠キャンプ場入口駐車場。無料です。ここは登山者用の駐車スペースです。スタートは10時17分と遅くなりました。
キャンプ場へ向かう明るい車道を進みます。登山者の車はここには入れません。
戸隠牧場。ここを20メートルくらい進んだ左側に、兄さんがいて登山届を書くように言われます。
牧場内は、川遊びをする人やキャンプをする家族で活気に満ちています。
この牧柵を越えて一不動方面に進みます。弥勒尾根新道は右です。
牧柵の先にも明るい草地が続きます。動物はいませんでした。
このあともう一度柵を越えて山道に入ります。
沢と交差しながら高度をあげていきます。クサリ場、岩場もあります。
氷清水。ここが最後の水場です。
稜線に出ると一不動避難小屋が建っています。緊急時以外は使用しないように書かれていました(11:29)。
稜線を右に進むと、左前方に高妻山が見えてきます。
望遠レンズでの撮影。最後は急坂です。
急坂のあと、平らな岩場を少し歩くと山頂です。山頂には3名の方がおりました。展望は360度広がっています(12:58~13:24)。
山頂の岩場。朝より雲がへり視界良好です。入道雲もなさそうです。
下りのトレイル。夏の陽に輝き気分は爽快!
木立の陰影が絶妙に美しく、足どりも軽くなります。
一不動避難小屋と高妻山の間は往復コースになります。復路も小さな登りはあります(14:40)。
戸隠山までは東側が切り立っている箇所が多いです。注意しましょう。落差が大きいので足がすくみます。
踏み外したら、救命は難しそうです。
九頭竜山(1883メートル)は気づかぬうちに通りすぎていました。九頭竜山と思って到着したのが、戸隠山でありました(15:40)
高妻山が青空に映えます。
八方睨から見た蟻の戸渡り。うーん、怖そう。(実際怖かった!)
蟻の戸渡り。岩が脆そうで頼りないのが、恐怖感を倍増させます。
全部戸渡りはせず、後半は北側(向かって左側)の少し下を巻いていくクサリ場があり、迷わずそれを利用して通り抜けました。まだ命が惜しい自分に器の小ささを実感し、やや落胆。
振り返ったところ。もう2度目はないかも。
その後も、いくつかのクサリ場を下降しました。クサリで全体重を支えなければならない箇所もあり、ボルトが抜けないか冷や冷やでした。自分の臆病さを実感する場となりました。一人で来てて良かった!
戸隠神社奥社に到着(17:21) 精神的にぐったりです。人間界に戻れた幸せを神様に感謝。そして手水舎で水をペットボトルに補給させていただきました。
参道は杉の大木に囲まれます。見事。参拝者とあいさつを交わしながら、ゆっくり駆け下ります。
参道は2kmくらいありそうです。ここで鳥居をくぐった後、車道に出ず、左のせせらぎの小道に入っていきます。
せせらぎの小道入口(17:41)
木道はところどころ破損してます。走って負荷をかけないようにしましょう。
スタート地点に戻ってきました(18:02)。閑散としています。道路向かいの100台駐車場は、今夜そのまま車中泊する予定のかたが複数おられました。トイレもあるし、便利そうです。
自販機でコーラ、ファンタを購入し、今日は火打山、明日は高妻山に登るという車中泊予定のかたと少し談笑し、その後、帰路につきました。
☆☆☆
蟻の戸渡りは登りのほうが多少怖くないかもしれません。私としては、昭文社の山マップで、破線の難路にしてほしいコースかなと感じました(自分のクライミング技術のなさを棚にあげてすみません)。
2013年9月21日、今年最後の3000メートル峰として、北岳、間ノ岳、農鳥岳と日帰りトレランをしてきた時の記録です。
当日は天候が良く、秋のアルプスを満喫できました。以前に北沢峠から仙丈ヶ岳、横川岳、間ノ岳と入ったときに比べて、距離も短く、時間にゆとりを持って下山できました。
行程:奈良田温泉バス停5:30~広河原6:32~北岳9:36~間ノ岳11:28~農鳥岳13:14~大門沢下降点13:55~奈良田第2駐車場16:49
朝の広河原(6:35)。 以下に奈良田から朝1番のバスに確実に乗る方法を書きます。
奈良田の奥の第2駐車場から乗ろうとするとバス台数が少なく、乗りきれないことがあります。第2駐車場から奈良田温泉の始発のバス停まで500メートルくらいですので、そこまで歩いて戻って、並んだほうが確実です。この日も始発に乗れない人が多く出たことを後で聞きました。
広河原から見た北岳
はじめからジグザグの急登です
白根御池小屋は明るい雰囲気(7:53)
草すべりを経て稜線へ
登ってきた稜線をふりかえったところ。すでに紅葉の世界。
北岳肩の小屋(9:12)
売店あります。ラーメン900円、おしるこ500円。
北岳山頂(9:36~9:50) 右の白い頂きが甲斐駒ケ岳。
北岳から富士山方向
間ノ岳に向かって南下を始めます。
こんな好天の日で、最高に幸せ! 鞍部の赤い屋根は県営北岳山荘。
こちらが県営北岳山荘。立ち寄りはしませんでした(10:25)。
勾配は緩く、快適な稜線が続きます。
中白根付近と思われます(曖昧ですみません)。
振り返ってながめた北岳。奥の白い山は、甲斐駒ケ岳。
日本で有数の標高(第5位だったような)を持つのにあまりピーク感がないのが間ノ岳の特徴です(11:28)
。
間ノ岳から農鳥小屋まではガレていてあまり楽しくない下りです。農鳥小屋に名物おじさんの姿。小屋方面に入っていくと、「道は上です」とおじさんの明るい声。上記画像のドラム缶の左側が正しい道のようです。でもおじさんと言葉交わしたかったから敢えて小屋エリアに入っていったのが本当のところです。(12:14)
農鳥小屋から急登が続き、左手に西農鳥岳が見えてきました。霧が出ていると西農鳥岳の山頂は知らずに通過してしまう可能性があります(前回がそうでした)。
ちょうど富士山の見えるところの手前の稜線が、農鳥岳の山頂になります。
農鳥岳手前は心地よい傾斜のトレイルです。
農鳥岳山頂(13:14)
農鳥岳から北側を振り返ったところ。間ノ岳、北岳が並びます。
農鳥岳からはゆったりした下りが続き、大門沢下降点に到着(13:55)。
冬季に下降路が見つけられずに遭難死した登山者の遺族が立てた鐘の標識。雪に埋もれないその高さ、鋼鉄製の頑強さ、朽ちることのない鉄板への抜き文字表示など、ご遺族の、遭難者を出したくないとの強い思いが伝わってきます。
下降点からはひたすら下りですが、疲れた脚には登り以上に長くて辛かったです。
大門沢小屋(15:07) 明るくて活気のある山小屋です。水道も整っていて、行きすがりの登山者も使用できます。
過去に大門沢小屋に到着して、あとは里山気分で気を抜いて下山を開始したら、思いの他、行程が長く、しかも不明瞭箇所もあって道迷いしかけたことのある私は、ここから気持ちを今まで以上に引き締めました。
ときどき大雨で道が流されるらしいです。整備してくださる方に感謝です。
途中、沢筋を離れて、1本尾根をまたぐところもあります。
かなり下ったのち、吊り橋と取水場があります。 夕方にはここにライトが点灯します。多分人のためでなく、取水場の
監視映像のためと思われます。この前後は、砂防ダム等の工事で本来の登山道から迂回させられ、多少時間が余計にかかります。
久々の人里感がうれしくなります。
やっと林道に着きました(16:24)
朝、バスで通ったトンネル前に出ます(16:41) 早いのでまだゲートは開いています。
橋の先に駐車場が見えてきました。ゴール間近。
奈良田第2駐車場にゴール!(16:49)
奈良田の里温泉(女帝の湯)に寄って行きました。ぬめりのあるとてもいいお湯です。温泉水のシャワーもあります。飲湯もできます。
今回は、最高の青天のもと、気持ちよく秋の南アルプスのトレラン(といってもほとんど歩き)ができました。
このルートは標高が3000mを越え、しかもエスケイプルートはないです。天候を良く調べて、入山しましょう。
2015年3月にシンガポールに行きました。
朝、マリーナ湾1周ジョギングをしてきました。
上の画像がマリーナ湾全景です。マーライオンもベイ・サンズホテルも湾に隣接しています。
朝7:25~スイソテル(泊まっていたホテル名)出発。
ホテルからエリザベスウォークを少し走って、エスプラネード橋の下をくぐります。
夜とは違った美しさがあります。
へリックス・ブリッジ。ウォーキングしている人が多いです。
マリーナ・ベイ・サンズ海側の広い通路
ボード・ウォークが続きます。
こちらは、観光ではあまり来ないエリア。
シンガポールの中心でもこんなに広々してるんです。
通りというより、広場を進んでいきます。
ここだけは、なぜかホテルの正面を横切ります。ロビーを抜けて海側に出ることも可能です。
マーライオンに向かうビーチウォーク。
対岸にはサンズホテルのシルエット。
マーライオンパーク。マーライオンは夜もずっと水を吐き続けています(ホテルの部屋から見えました)。
朝のマーライオン独り占め!
エスプラネード橋を渡れば1周ラン完結です。
ホテルに戻ってしばらくしてから撮影した望遠画像。
ホテルを出てからホテルに戻るまで32分でした。
1周分は3.5kmくらいだと思います。
夜とは違う風景が楽しめてお薦めです。