![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/bf/1240640c0ee5222b2e1a6bfe6949a26b.jpg)
2週間ほど前の写真ですが・・・・。
実は、これ、雪をどけて横から救出してもらった跡です。
この冬の積雪は、観測史上最高の数値。
市街地でそれですから、私が居る山の上はもっと積もりました。
あっという間に、2メートル50センチ有る屋根まで達した積雪。
温室のガラスが破損しないように雪かきをしなければなりません。
決して簡単に考えていたわけでは有りませんが、
慣れが悪魔を連れてきました。
まさか自分が雪崩に巻き込まれるなんて
思ってもいませんでした。
長い屋根の上全部に、40センチ以上の雪が残っているのに、
寒いし大丈夫だよね。と雪かきを始めました。
昼前、突然のゴーという音と共に
屋根からの雪崩に巻き込まれました。
音が聞こえた瞬間、逃げようと走りましたが、
ズボッと右足がひざ下から雪の中に埋まってしまい、
身動きが取れなくなりました。
四つんばいに倒れた私の、
背中、肩、後頭部と順番に、
這うように、追いかけるように、
雪が覆いかぶさってきました。
わずか数秒だったのでしょうが、死の恐怖を感じました。
雪がこんなに重いものだとは・・・・。
あらためて認識しました。
四つん這いだったので、腕を踏ん張り、
顔の前には空間が出来ていまいした。
呼吸もできました。
これが仰向けに倒れていたら・・・・。
考えただけでも怖いです。
肩や腕は動かすことができ、
なんとか上半身を雪から出すことが出来ました。
頭上には屋根からの雪がひさしのように被さっていましたが、
隙間ができたので、『埋まったー!』と声をだし、
周りの人に自分の位置を知らせ、
携帯ですぐに事務所に救助を求めました。
他の人は自力で脱出できていて、
一緒にいた人、誰一人怪我なく無事で居れたことに感謝です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e8/475e04ef407da28f02cb32c348e1773b.jpg)
昼食後、また雪かきを再開。
一緒に埋まっていた私のスコップが出てきました。
結構深い所から・・・・。
命があって良かった・・・・。
慣れているからといって、雪かきを侮ってはいけませんね。
反省です。
同じ頃に降った雪で私は転んで腕を骨折してましたから、よくわかります。
お互い、体にはきをつけましょうね。
テレビでも、舞鶴の映像、よく見ました。
3月になっても、寒い日があったりして、なかなか春らしくなりませんね。
それにしても、大ごとにならなくてよかった。
何事も、油断が禁物ですね。