和太鼓と相撲甚句が大好き!家族太鼓山本家(かぞくだいこやまもとや)です。楽しむ事が上手くなる初め~の第1歩♪

神戸で【元関取が作る本物の味】な、ちゃんこ鍋屋を営んでおりました。私はお関取じゃ有りませんよ(笑)“オカミサン”でした。

鼓童・・・・小島千絵子の世界 ~花八丈~

2006年06月27日 | 日々大切に生きたい。
「あなた達は、私の・・・・初めての弟子です。」

なんともったいない事に、
鼓童の小島千絵子さんから、そう言っていただいた。
舞台の上以外でお会いするのは、5回目くらいだろうか。
会う度に驚く。こんなにも気さくな人なんだ・・・と
こちらが戸惑うほど・・・。
千絵子さんの舞台を見た人には、解っていただけると思うが、
とてもとても近づける雰囲気では無い。
別世界の人のあまりに美しすぎるオーラにめまいを感じるほどだ。
ところがいざ舞台を離れると、とても気さくで話しやすく、
そして可愛い。
尊敬の念を込めて、可愛いと表現したい。

千絵子さんの打つ~花八丈~に出合ったのは、2年前の夏。

炎太鼓さんと同じ舞台に立ちたいばかりに、
舞鶴から石川へ半年間通った2年前。
無事オーディションにも合格し、炎太鼓さんと
同じ舞台に立って演奏できた。
その≪松任エクスタジア≫の舞台で、千絵子さんを見た。
その時は、こんなにも妖艶な太鼓が有るんだ・・・と、
ただただ驚いた。
舞いながら打つ・・・綺麗・・・そんな印象だった。
そんな千絵子さんが、初めて素人の私たちに、
花八丈を伝授して下さると言うのだ。
普段『太鼓打ってる時は、おとこまえやな』と言われる私・・・。
そう。力強く激しい打法が主だ。
そんな私が、しなやかに妖艶に舞い打つ・・・。
とてもじゃないが、なかなか習得できない。
でも、「あなた達は、私の・・・・初めての弟子です。」
の言葉に恥じないよう、
しっかり稽古していきたい。

この日、めでたく千絵子さんの“初弟子”となれた16名。
その中に、「どこかで会った事ある人やなぁ。
でもあんなに若い子どこで知り合ったかなぁ」と思う人物が居た。
思い出して驚いた。
炎太鼓さんの妹分とでも言おうか、
緑光<hikari>のメンバーの一人だった。
2年前、≪松任(現・白山)エクスタジア≫で同じ舞台に立ち、
一緒に打った女性だ。
歳は、ちょうど私のはんぶん。
娘と言っても良いくらいの年だ。
でも太鼓歴は10年と言う凄腕の持ち主。
炎太鼓さんとのスケジュールがどうしても合わない時は、
彼女を含む、緑光<hikari>のメンバーが教えてくれていた。
2年ぶりの再会だった。
しかし・・・「プロがプロに習うの?」と思わず聞いてしまった。
「ええ。千絵子さんのあの女打ちはとても魅力的ですから。」
まだハタチとちょっと。しかし向上心あふれる若い彼女に、
見習わなければ・・・と思った。

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