自民党惨敗に「快哉!」を叫んだ人はさぞ多かったろう。
しかしそれに劣らぬ痛快事は公明党の、太田・北川・冬柴の落選である。
代表・幹事長コンビに加えて鉄仮面冬柴までとは!
そして更に……。
祝・小選挙区全敗!
東京都議選で自民党惨敗を尻目に全員当選を果たし、創価学会恐るべしとその実力を全国に知らしめたあの公明党が、わずか二ケ月足らずの後にこんなすばらしい結果を残してくれた!
公明党の太田代表、正式辞任表明 新代表は特別国会前に (asahi.com 2009年9月3日)
公明党の太田代表(63)と北側一雄幹事長(56)は3日午前の党常任役員会で、総選挙の歴史的敗北の責任を取って辞任することを正式に表明した。新代表は16日召集の特別国会前に選出。首相指名では新代表に投票し、自民、民主両党とは一線を画す「是々非々路線」に転じるとみられる。
常任役員会では、太田、北側両氏に新代表選出を含めた今後の対応が一任される見通しだ。今後、水面下で人選を進め、来週中をめどに新代表選任の党内手続きを済ませ、国会議員や地方代表らでつくる全国代表者会議で正式に選出。新執行部が発足する。
公明党は総選挙で小選挙区単独で擁立した8人が全員落選。選挙前から10議席を減らす21議席にとどまり、太田、北側両氏は先月31日の記者会見で「責任を痛感している」と述べ、辞任する意向を示していた。
救いは学会のあのお方がどこぞの病院でスパゲッティ状態だとか。
叱られずに済んだ、と全員胸をなで下ろしているだろう。
是々非々路線に転ずるとは早くも連立解消とみえる。
所詮、政権に擦り寄っていただけの関係である。
政権を失った自民党などくっついている価値などまったくない。
まして選挙ではクソの役にも立たないときてはなおさらである。
仲良く後任党首選びというのも笑える。
「政治と金」問題を声高に叫び、鳩山故人献金問題や小沢の西松献金事件で民主党を非難し、揺さぶりをかけていた公明党だが、今度は「政治と宗教」で脅される番になってしまった。
公明党が生意気なことを言ったら「矢野元公明党委員長を国会に呼ぶぞ」と脅してやれる。
ホントは、脅しだけではなく、実行して貰いたいところである。
日本医師会の厚顔無恥
まだ政権交代の真の意味が理解できていない連中も多い。
こんな連中を頼りにしていた自民党が消えていくのも時代の流れとして当然のことである。
医師会、「自民9割」献金見直し…民主軸に?(2009年9月3日 読売新聞)
「票」と「カネ」の両面で長年、自民党を支えてきた日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」が、政権交代が実現したのを機に、政治献金の配分を見直すことを決めた。
献金の大半を自民党本部や同党の国会議員に集中する方針を転換し、与党への発言権を確保するため、民主党に軸足を移すことも検討する。「票」についても、今回の衆院選で、「社会保障の充実」を掲げた民主党候補を地方の医師連盟が積極的に支援する例が相次いでおり、医師たちの離反は、復活を期す自民党に大きなダメージを与えそうだ。
日本医師会もついに自公離れに踏み切るようだ。
しかし、よくこんな手のひらを返すようなことができるものだ。
この厚顔さには驚かされる。
だいたい、茨城県医師会が民主党支持を表明したとき、自公支持を大声で叫んで、茨城県医師会を抑えようとしていたのは日本医師会であった。
日医連盟「与党を推薦」表明 地方を牽制 (asahi.com 2008.9/18)
次期衆院選での対応について、日本医師会の政治団体・日本医師連盟は18日会見し、47都道府県の医師連盟に対して「自民党を中心とした政権与党の候補者を推薦する」との基本方針を示し、「その趣旨に沿った行動をお願いする」と指示したことを明らかにした。
民主党を推薦する方針を17日に決めた下部団体の茨城県医師連盟を牽制(けんせい)した形だ。日医連盟の羽生田俊・常任執行委員は「連盟規約に処分や罰則がなく、茨城県の方針は容認できないが反対もできない」と話した。日医連盟は、茨城県内の選挙区から立候補する自民党公認候補から支援の要請があった場合、県医師連盟とは別に直接支援を決めることもあるという。
羽生田委員は、自民党側から再来年度予算では社会保障費の2200億円抑制方針を凍結するという麻生太郎幹事長の意向を伝えられたと明らかにし、「医師会の医療政策を最も理解し、政策実現能力を有するのは与党だ」とした。
業界利益を優先する姿勢ばかりが目立ち、医療行政に対する理念のカケラも感じられないのが日本医師会である。
族議員や官僚と組んで日本の医療を崩壊させてきたその責任は重い。
性懲りもなく、また金を使って政権与党に擦り寄ろうとしている。
もうそんな政治は終わりにしよう、というのが有権者の思いだというのに。
こんなやつらは万が一自民党が政権の座に戻ることがあれば、真っ先に駆けつけることだろう。
茨城県医師会の原中会長の言葉を紹介したい。
ここには医療に対する理念、医師としての立脚点そして政治に対するスタンスが明瞭に示されている。
原中茨城県医師会長「国民に貢献できたと思える日が来ればいい (2009/09/02 キャリアブレイン )
茨城県医師会の原中勝征会長は9月2日、キャリアブレインの取材に応じ、「今の官僚中心に政策を作っている自民党に何を頼んでも効果はない。民主党は自分たちで政策を作ろうということなので、これは違うよ、これは正しいよということを言える立場にあるだろうと思う」などと述べ、今後も民主党を通じて、医療政策の改善に積極的にかかわっていく考えを示した。また、「鳩山由紀夫民主党代表が言う心の通う政治が実現し、今回の選挙で民主党支持のために頑張ったわれわれも、国民に貢献できたと思える日が来ればいい」と民主党への期待感を表した。

日本医師連盟が自民党支持を打ち出しながら、茨城県医師連盟として民主党候補者を支持したことについては、「医療を破壊したのは自民党」と指摘した上で、「盲目的に日本医師連盟の決定を支持するということであれば、自民党の部会政治と同じ」と強調。医師としての基本的な態度に立ち返った上での決断とした。
原中氏は今後、民主党に対し「わたしたちの持っている知識をできるだけお伝えして、最終的には老後に安心できる医療介護の制度に直すことなどと、それに必要な財源を説明して、積極的に改善してもらうというお話をしていく」と述べたが、同党への入党は否定した。その理由については、「医師として公平な意見を言うというのは、政党にこだわらなくても十分にできる。政党人にならない方が、わたしは正確な意見をきちんと言えるだろうと思っている」と述べた。
一方、昨年離党した自民党との関係については、「今のところ修復は考えていない」とした。その上で、「今の官僚中心に政策を作っている自民党に何を頼んでも効果はない。民主党は自分たちで政策を作ろうということなので、これは違うよ、これは正しいよということを言える立場にあるだろうと思う」と述べ、今後も民主党を支持していく考えを強調した。
茨城県医師会は昨年、会員の意思を確かめた上で、離党の意思を表明した医師が集団で自民党を離党している。
日本医師会は自民党を離党するのか?
日本医師会の医師の大部分はまだ自民党員であろう。
その人たちから集めた金を民主党に献金してしまってもいいのか?
理念もなくただ自民党が握っていた政権というものに群がっていた金と票がこんな風にどんどん離れていく。
祝!政権交代

古書 那珂書房

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代表・幹事長コンビに加えて鉄仮面冬柴までとは!
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祝・小選挙区全敗!
東京都議選で自民党惨敗を尻目に全員当選を果たし、創価学会恐るべしとその実力を全国に知らしめたあの公明党が、わずか二ケ月足らずの後にこんなすばらしい結果を残してくれた!
公明党の太田代表、正式辞任表明 新代表は特別国会前に (asahi.com 2009年9月3日)
公明党の太田代表(63)と北側一雄幹事長(56)は3日午前の党常任役員会で、総選挙の歴史的敗北の責任を取って辞任することを正式に表明した。新代表は16日召集の特別国会前に選出。首相指名では新代表に投票し、自民、民主両党とは一線を画す「是々非々路線」に転じるとみられる。
常任役員会では、太田、北側両氏に新代表選出を含めた今後の対応が一任される見通しだ。今後、水面下で人選を進め、来週中をめどに新代表選任の党内手続きを済ませ、国会議員や地方代表らでつくる全国代表者会議で正式に選出。新執行部が発足する。
公明党は総選挙で小選挙区単独で擁立した8人が全員落選。選挙前から10議席を減らす21議席にとどまり、太田、北側両氏は先月31日の記者会見で「責任を痛感している」と述べ、辞任する意向を示していた。
救いは学会のあのお方がどこぞの病院でスパゲッティ状態だとか。
叱られずに済んだ、と全員胸をなで下ろしているだろう。
是々非々路線に転ずるとは早くも連立解消とみえる。
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政権を失った自民党などくっついている価値などまったくない。
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公明党が生意気なことを言ったら「矢野元公明党委員長を国会に呼ぶぞ」と脅してやれる。
ホントは、脅しだけではなく、実行して貰いたいところである。
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まだ政権交代の真の意味が理解できていない連中も多い。
こんな連中を頼りにしていた自民党が消えていくのも時代の流れとして当然のことである。
医師会、「自民9割」献金見直し…民主軸に?(2009年9月3日 読売新聞)
「票」と「カネ」の両面で長年、自民党を支えてきた日本医師会(日医)の政治団体「日本医師連盟」が、政権交代が実現したのを機に、政治献金の配分を見直すことを決めた。
献金の大半を自民党本部や同党の国会議員に集中する方針を転換し、与党への発言権を確保するため、民主党に軸足を移すことも検討する。「票」についても、今回の衆院選で、「社会保障の充実」を掲げた民主党候補を地方の医師連盟が積極的に支援する例が相次いでおり、医師たちの離反は、復活を期す自民党に大きなダメージを与えそうだ。
日本医師会もついに自公離れに踏み切るようだ。
しかし、よくこんな手のひらを返すようなことができるものだ。
この厚顔さには驚かされる。
だいたい、茨城県医師会が民主党支持を表明したとき、自公支持を大声で叫んで、茨城県医師会を抑えようとしていたのは日本医師会であった。
日医連盟「与党を推薦」表明 地方を牽制 (asahi.com 2008.9/18)
次期衆院選での対応について、日本医師会の政治団体・日本医師連盟は18日会見し、47都道府県の医師連盟に対して「自民党を中心とした政権与党の候補者を推薦する」との基本方針を示し、「その趣旨に沿った行動をお願いする」と指示したことを明らかにした。
民主党を推薦する方針を17日に決めた下部団体の茨城県医師連盟を牽制(けんせい)した形だ。日医連盟の羽生田俊・常任執行委員は「連盟規約に処分や罰則がなく、茨城県の方針は容認できないが反対もできない」と話した。日医連盟は、茨城県内の選挙区から立候補する自民党公認候補から支援の要請があった場合、県医師連盟とは別に直接支援を決めることもあるという。
羽生田委員は、自民党側から再来年度予算では社会保障費の2200億円抑制方針を凍結するという麻生太郎幹事長の意向を伝えられたと明らかにし、「医師会の医療政策を最も理解し、政策実現能力を有するのは与党だ」とした。
業界利益を優先する姿勢ばかりが目立ち、医療行政に対する理念のカケラも感じられないのが日本医師会である。
族議員や官僚と組んで日本の医療を崩壊させてきたその責任は重い。
性懲りもなく、また金を使って政権与党に擦り寄ろうとしている。
もうそんな政治は終わりにしよう、というのが有権者の思いだというのに。
こんなやつらは万が一自民党が政権の座に戻ることがあれば、真っ先に駆けつけることだろう。
茨城県医師会の原中会長の言葉を紹介したい。
ここには医療に対する理念、医師としての立脚点そして政治に対するスタンスが明瞭に示されている。
原中茨城県医師会長「国民に貢献できたと思える日が来ればいい (2009/09/02 キャリアブレイン )
茨城県医師会の原中勝征会長は9月2日、キャリアブレインの取材に応じ、「今の官僚中心に政策を作っている自民党に何を頼んでも効果はない。民主党は自分たちで政策を作ろうということなので、これは違うよ、これは正しいよということを言える立場にあるだろうと思う」などと述べ、今後も民主党を通じて、医療政策の改善に積極的にかかわっていく考えを示した。また、「鳩山由紀夫民主党代表が言う心の通う政治が実現し、今回の選挙で民主党支持のために頑張ったわれわれも、国民に貢献できたと思える日が来ればいい」と民主党への期待感を表した。

日本医師連盟が自民党支持を打ち出しながら、茨城県医師連盟として民主党候補者を支持したことについては、「医療を破壊したのは自民党」と指摘した上で、「盲目的に日本医師連盟の決定を支持するということであれば、自民党の部会政治と同じ」と強調。医師としての基本的な態度に立ち返った上での決断とした。
原中氏は今後、民主党に対し「わたしたちの持っている知識をできるだけお伝えして、最終的には老後に安心できる医療介護の制度に直すことなどと、それに必要な財源を説明して、積極的に改善してもらうというお話をしていく」と述べたが、同党への入党は否定した。その理由については、「医師として公平な意見を言うというのは、政党にこだわらなくても十分にできる。政党人にならない方が、わたしは正確な意見をきちんと言えるだろうと思っている」と述べた。
一方、昨年離党した自民党との関係については、「今のところ修復は考えていない」とした。その上で、「今の官僚中心に政策を作っている自民党に何を頼んでも効果はない。民主党は自分たちで政策を作ろうということなので、これは違うよ、これは正しいよということを言える立場にあるだろうと思う」と述べ、今後も民主党を支持していく考えを強調した。
茨城県医師会は昨年、会員の意思を確かめた上で、離党の意思を表明した医師が集団で自民党を離党している。
日本医師会は自民党を離党するのか?
日本医師会の医師の大部分はまだ自民党員であろう。
その人たちから集めた金を民主党に献金してしまってもいいのか?
理念もなくただ自民党が握っていた政権というものに群がっていた金と票がこんな風にどんどん離れていく。
祝!政権交代

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