山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

140111 箕輪

2014-01-11 22:57:14 | スキー
【場所】箕輪スキー場
【天候】曇り
【積雪】山頂130㌢
【気温】-3度 駐車場
【券種】4時間券 3000円(シニア)
【道具】板:BDドリフト166 靴:スカルパF1


[概況]
駐車場には余裕があり、遅い時間に着いた割にはゲレまで近い場所に駐車。土曜日にしては空いている印象で、三日連休と言う事もあり分散傾向なのかも知れない。リフトは待ち無しで乗れるし、運行速度も早めにしているようでスムーズ。ゲレには子供やスキー教室も無く流れは良く、自分のペースで気分よく滑走。

[やる気度]
C線リフト下の上部緩斜面は規制のロープが無くなっていて多数のシュプールが刻まれていた。さっそく一本目からリフトと林間の僅かに残るフラット斜面へ。新雪は浅くやや重い感触だったが風に叩かれる箕輪にしては良いレベルの雪。圧雪コースに入り、後はノンストップでベースまで一気に降りたのだが、足がガクガクして息も上がっている。久々のゲレンデ滑走に体がまだ慣れていない様だ。せっかく開放しているし、もう一本滑ってみよう。圧雪バーンの滑りのリズムを掴むまでが思ったより難儀で、何でも無い緩斜面でバッタリ倒れたりして、内倒しすぎたか。

[満足度]
狭いスキー場なので一通りのコースと林間を滑ってみる。オープンと林間新雪はおおまかにボード系に喰われていたが、滑るラインの違いもあり意外と手付かずの斜面が残っていてラッキー気分。横向方面もC線降りてアクセスできるのだが、やはりハイクアップしてから入るのが手順。10分程度のカニ歩きなので準備運動的にも良い。直ぐ上には気持ちの良い疎林帯がありホットするエリア。


今頃の時間帯でもシールで登って行くグループを幾つか見かけた。視界不良の中、尾根を越して反対側の斜面を滑るのかは不明。横向の目当てのラインは山スキー単独者が降りて行ったので別のラインへ。4時間券なのでこちらは2本のみだったが積雪と質は充分で、天元台周辺の雪質に近いレベルだった。樹林帯なので立木を避けながらの制限滑降ではあるが、急な沢筋を降りても雪崩の心配が無いのは美点。珍しく風は無く穏やかな天候だった




休日となるとコース外を滑るボーダー等も多めとなり、場内放送でのアナウンス等がありスタッフも一部険悪な感じもあった。コース外の滑走禁止は多くのスキー場では常識ではあるが、それを楽しみに来るお客もいるのでスキー場側も正論ばかりを唱えても問題の解決にはならない。かつてバブルの頃、山形県で一番の収益を上げたスキー場は客を小ばかにしていたがオーナーが変わって一度は閉鎖になってしまったし、裏磐梯の有名?スキー場もかつてはコース外に入るのは逮捕覚悟の決意… ここも閉鎖の危機があった。どちらも商売上手とは言えない

すべての客が満足出来るはずも無いが、努力は必要だ。コース外がなぜだめなのか、理由の合理的な説明と開示、同時にお互いの歩み寄りが無ければそのスキー場の存続意義は無いかも知れない。昔のやりかたは通用しない流れなのだから。規模の大きくも無いゲレンデの同じコースばかり滑っていたら忍耐強いお客でもすぐに飽きてしまう。売り上げよりもまず、客を楽しませる工夫や努力が入ると思う。どのスキー場に限らず、お互いの為に。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿