山風 ふぶき

山歩きや山スキー等、日々感じた事のふぶ記です。

180701 こうしんせい

2018-07-01 18:47:24 | 日記
先日、自宅近くのカワチ薬品にて月に一度の1割引きのセールがあり、仕事帰りにまとめ買いと思い買い物に寄ってみた。すでに夕刻の駐車場は一杯で店内も大盛況な状態。たぶん、好調なボーナス支給の影響もあるのでしょう。週末、食材の買出しへと向かった近所の食品スーパーもセール期間中で、各店舗とも客で混雑していた。さて、市民の購買意欲を受け止めるインフラがこの地域には十分に備わっているのか、ふと疑問符が

福島の県北地区は大型小売施設の無風地帯と言われて久しい。買い物を楽しむには仙台や山形、東京へと出かけるのが常態化している。消費者は買う気が充分なのに地元にはまともな商業施設インフラが無い。福島市にあるイオンも大型店舗と言うには物足りない規模。

よそ者の排除。店舗規模が6千平方メートル超える小売り施設は調整対象となり、中規模店舗以上の出店はほぼ不可能となる。既存の小売り業者保護と合わせて、新たな事を嫌う地域性が新規の出店を阻んできた訳だが、これが買い物の選択肢を狭めて一般消費者の県外への流出へ。近年ではアマゾンなどのネットの店舗の伸びもある。

実際に大手流通業者は、福島地区への進出では行政役人の様々な指摘や(嫌がらせ)指導などもあり、開放的な他の地区の業績が望める地区へと経営資源を向かわせる結果となる。店舗間の競合が少ないと販売価格の高値安定傾向が強くなり、消費者の財布の負担となる。小売業者の切磋琢磨や意識の低下は業界の競争力、地域の落ち込み、経済的な不平等格差を広げる。


伊達市西部にイオンの出店が表明されて久しい。近年、相馬福島道路の建設が進み、R四号線と接続するインターチェンジ付近に出店の計画が再浮上して来た。19haの面積で平成三四年の開店予定だが、例の小売施設の調整対象になるので、再度の計画の塩漬けとなるのか。この機を逃せば小売り業の後進性は確定し、人は居るのに買い物を楽しむインフラも権利もない地域となってしまう、のでは

出店予想図
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