おはようございます。
昨日の酒もなんのその、今朝もさわやかな目覚めです。
そして、休暇&旅先だというのに、
さっきちょこっとだけ仕事しちゃった。
PCさえあればどこでも仕事できるっつーのもよしわるしやね。
さてさて、奈良2日目(昨日)の日記です。
まずは法隆寺へ。
法隆寺、そう、あの「柿食えば…」の法隆寺です。
ちなみに法隆寺前のお土産屋さんには
「柿そば」の看板があがっていました。オレンジ色の麺!
法隆寺の中門には阿吽(あ・うん)のお二人がにらみをきかせていました。
法隆寺はたくさんの建物があるのだけれど
それがうまい具合に調和している。
遠目で全体を眺めてみると、これって計算しつくされてるなって思うくらい。
金堂には飛鳥時代に作られたご本尊が安置されているのだけれど
堂内が暗くてよく見えなかったのが残念。
それから教科書に載ってた「百済観音」様とのご対面。
意外に大きい。
体のバランスとか、全然写実的ではないのだけれど
不思議な魅力がある。
法隆寺の宝物の中では「玉虫の厨子」の側面に書いてある絵が
一番心に残った。
「中学校の時に来たな~」と思いながら、夢殿を見つつ
今回、いちばん楽しみにしていた中宮寺へ。
ああ、そろそろお出かけします。
続きはまた後で。
-----------------------------------------------------------------
日常に戻ってきてしまいました… はぁ…
では続き。
中宮寺はこじんまりとしたお寺で、まるで法隆寺の一部のよう。
そして、簡素な中にもなんとなく女性らしいたたずまいだと感じるのは、
やっぱり尼寺だなと思う。
今回、奈良に行くって決まってから
絶対に会いたい!って思ったのが、ここのご本尊である如意輪観音像。
この方のお姿、やさしげなお顔を見ているうちに、
なぜだか涙があふれてきた。
たぶん今回「奈良に行ってみよう」って直感が降りてきたのは
この方に会うためだったのかもと思えるくらい。
どうしてそう思うかって理由は、私のつたない言葉では伝えきれないし
また、私の心の中にだけあればいいと思うから書かないけど
でも、人との出会いもおもしろいけど
こういう、生きているもの以外との出会いっていうのもあるんだな~って思う。
中宮寺ではたたみに座って拝観できる様になってるのだけど
観光客がやってくるたびにお寺の説明アナウンスのテープが流れるの。
出来れば静かに拝観したいんですけど…
観光客のグループが何巡かして、気付くと私たちだけになってた。
そしてしばらく(テープ音なしで)静かに如意輪観音像と向かい合った後
名残惜しい気持ちのまま、次のお寺へ…
ほんとはここにずーーーっと座っていたかったんだけど
次に行くのは十二神将の皆様がいる新薬師寺なので、しぶしぶ移動。
1年半程前に大阪に旅行に行ったときは
ミュージカル観劇&日本酒がお目当てという
いつものようにれいしゅ・くいーんちっくな時間の過ごし方だった
おなかをすかすためにお散歩程度の観光を行い、
油断すると部屋でだらだら過ごすって感じの。
んで、大阪旅行の時に部屋でテレビを見ていたら
新薬師寺のバザラ像をレーザーで測定し3DCGで再現するという番組があってて
テレビに見入ってしまい、部屋から出れなかったってことがあって
それから、いつか十二神将像を見に行けたらな~って思ってたんです。
こういう新しい事をやりたがるお寺って、ギラギラしてんのかなって
勝手に思ってたんだけど、実際に新薬師寺に行ってみたら
これまた簡素でこじんまりしたお寺でした。
ちょうど萩の花の季節できれいでした。
そして本堂の中に入るとご本尊の薬師如来座像の周りを
十二神将像がぐるりと取り囲み、本尊を守っている様は圧巻でした。
ついつい十二神将にばかり目がいってしまいそうですが
ご本尊の薬師如来像も、なかなかいいブツでございました。
ちなみに十二神将の中では「珊底羅(サンテラ)大将」が一番男前でした^^
お土産物コーナーで、思わずフィギアを買ってしまいそうな勢いでした…^^;
新薬師寺を出た後は、「奈良に行ったからにはぜひ行かなければ」と
松木ちゃんがめずらしく主張した東大寺へ。
東大寺といえば、大仏。
大きかったです。
これを奈良時代につくったっていうんだから、そりゃーすごい。
一大国家事業だったのだろう、と思いながらも
歩きつかれて足が痛い上に、大きすぎる仏像にはあまり興味がないので
ふうぅんって感じで一通りみて歩く。
あれ~?
修学旅行で来た時には、なんかくぐるところがあったような気がしたのに…
みじゅにも
「東大寺に行ってもくぐろうなんて思うな。お尻が引っかかって出れなくなるから」
っていわれたのに。
くぐるところ、どこだったのだろう?という疑問を抱きながらも
まあいいやって感じで、興味は次の三月堂へ。
足が痛いといいながらも、東大寺にきたのなら、
三月堂の拝観ははずせない!とばかりに、上り坂をわしわし歩く。
三月堂に入ると、意外と狭い空間の中に
不空羂索観音立像を中心に日光・月光菩薩立像、梵天、帝釈天
そして四天王や不動、地蔵像などが絶妙の配置で安置されている。
そして、拝観者は少なく堂内は静か。
すごい。またここから動けなくなる。
ぼ~っと仏像を見上げていると、お寺で働くおじさんがやってきた。
「一瞬だけ明かりつけますよ」
と、不空羂索観音立像のあわせた両手の間を照らすと、そこには水晶の玉が。
なんでもこの仏像はある天皇が我が子を亡くしその供養のために作ったのだそう。
そして、その子を亡くした時に
「掌中から大事な玉を亡くす思い」といった事から
この仏像は水晶の玉を大切に両の手の間に包んでいるのだとか。
またまたここで泣きそうになる。
そういわれると、たしかにこの仏像は、おやさしい顔というよりも
少し険しいような悲しいような、そんな表情に見える。
それにしても、こういう話を聞くと聞かないとでは
仏像の見方の幅が変わってくるというものだわ。
おじさん、ありがとう。
そしてその後はブログを通じて知り合った
素足のBTSボディヒーリングのhalfmoonさんと飲みに。
おお、やっとれいしゅ・くいーんちっくになってきた。
halfmoonさんも日本酒好きという事で、お店は彼女のおすすめ「風花」さんへ。
お店の作り自体は小料理屋って感じなのだけど
マスターは何故かアロハシャツ着て、BGMも意外な感じの選曲。
でも、とっても居心地がいいお店。
いい気になって、いつものようにがんがん飲んでしまいました^^;
なんか、記憶がところどころ抜けているような気がする…
halfmoonさんはすっと背筋の伸びた大人の女性って感じ。
そして、多方面に造詣が深いのにびっくり。
別れるギリギリまでお話をして、それでも「話したりないっ!」って感じでした。
次はぜひ、私の本拠地、福岡で、時間を気にせず、飲みたいものです。
と、やんわりお誘いしてみる(笑)
それにしても、こんなに充実した旅行は
今までにないってくらい、中身の濃い1日でした。
昨日の酒もなんのその、今朝もさわやかな目覚めです。
そして、休暇&旅先だというのに、
さっきちょこっとだけ仕事しちゃった。
PCさえあればどこでも仕事できるっつーのもよしわるしやね。
さてさて、奈良2日目(昨日)の日記です。
まずは法隆寺へ。
法隆寺、そう、あの「柿食えば…」の法隆寺です。
ちなみに法隆寺前のお土産屋さんには
「柿そば」の看板があがっていました。オレンジ色の麺!
法隆寺の中門には阿吽(あ・うん)のお二人がにらみをきかせていました。
法隆寺はたくさんの建物があるのだけれど
それがうまい具合に調和している。
遠目で全体を眺めてみると、これって計算しつくされてるなって思うくらい。
金堂には飛鳥時代に作られたご本尊が安置されているのだけれど
堂内が暗くてよく見えなかったのが残念。
それから教科書に載ってた「百済観音」様とのご対面。
意外に大きい。
体のバランスとか、全然写実的ではないのだけれど
不思議な魅力がある。
法隆寺の宝物の中では「玉虫の厨子」の側面に書いてある絵が
一番心に残った。
「中学校の時に来たな~」と思いながら、夢殿を見つつ
今回、いちばん楽しみにしていた中宮寺へ。
ああ、そろそろお出かけします。
続きはまた後で。
-----------------------------------------------------------------
日常に戻ってきてしまいました… はぁ…
では続き。
中宮寺はこじんまりとしたお寺で、まるで法隆寺の一部のよう。
そして、簡素な中にもなんとなく女性らしいたたずまいだと感じるのは、
やっぱり尼寺だなと思う。
今回、奈良に行くって決まってから
絶対に会いたい!って思ったのが、ここのご本尊である如意輪観音像。
この方のお姿、やさしげなお顔を見ているうちに、
なぜだか涙があふれてきた。
たぶん今回「奈良に行ってみよう」って直感が降りてきたのは
この方に会うためだったのかもと思えるくらい。
どうしてそう思うかって理由は、私のつたない言葉では伝えきれないし
また、私の心の中にだけあればいいと思うから書かないけど
でも、人との出会いもおもしろいけど
こういう、生きているもの以外との出会いっていうのもあるんだな~って思う。
中宮寺ではたたみに座って拝観できる様になってるのだけど
観光客がやってくるたびにお寺の説明アナウンスのテープが流れるの。
出来れば静かに拝観したいんですけど…
観光客のグループが何巡かして、気付くと私たちだけになってた。
そしてしばらく(テープ音なしで)静かに如意輪観音像と向かい合った後
名残惜しい気持ちのまま、次のお寺へ…
ほんとはここにずーーーっと座っていたかったんだけど
次に行くのは十二神将の皆様がいる新薬師寺なので、しぶしぶ移動。
1年半程前に大阪に旅行に行ったときは
ミュージカル観劇&日本酒がお目当てという
いつものようにれいしゅ・くいーんちっくな時間の過ごし方だった
おなかをすかすためにお散歩程度の観光を行い、
油断すると部屋でだらだら過ごすって感じの。
んで、大阪旅行の時に部屋でテレビを見ていたら
新薬師寺のバザラ像をレーザーで測定し3DCGで再現するという番組があってて
テレビに見入ってしまい、部屋から出れなかったってことがあって
それから、いつか十二神将像を見に行けたらな~って思ってたんです。
こういう新しい事をやりたがるお寺って、ギラギラしてんのかなって
勝手に思ってたんだけど、実際に新薬師寺に行ってみたら
これまた簡素でこじんまりしたお寺でした。
ちょうど萩の花の季節できれいでした。
そして本堂の中に入るとご本尊の薬師如来座像の周りを
十二神将像がぐるりと取り囲み、本尊を守っている様は圧巻でした。
ついつい十二神将にばかり目がいってしまいそうですが
ご本尊の薬師如来像も、なかなかいいブツでございました。
ちなみに十二神将の中では「珊底羅(サンテラ)大将」が一番男前でした^^
お土産物コーナーで、思わずフィギアを買ってしまいそうな勢いでした…^^;
新薬師寺を出た後は、「奈良に行ったからにはぜひ行かなければ」と
松木ちゃんがめずらしく主張した東大寺へ。
東大寺といえば、大仏。
大きかったです。
これを奈良時代につくったっていうんだから、そりゃーすごい。
一大国家事業だったのだろう、と思いながらも
歩きつかれて足が痛い上に、大きすぎる仏像にはあまり興味がないので
ふうぅんって感じで一通りみて歩く。
あれ~?
修学旅行で来た時には、なんかくぐるところがあったような気がしたのに…
みじゅにも
「東大寺に行ってもくぐろうなんて思うな。お尻が引っかかって出れなくなるから」
っていわれたのに。
くぐるところ、どこだったのだろう?という疑問を抱きながらも
まあいいやって感じで、興味は次の三月堂へ。
足が痛いといいながらも、東大寺にきたのなら、
三月堂の拝観ははずせない!とばかりに、上り坂をわしわし歩く。
三月堂に入ると、意外と狭い空間の中に
不空羂索観音立像を中心に日光・月光菩薩立像、梵天、帝釈天
そして四天王や不動、地蔵像などが絶妙の配置で安置されている。
そして、拝観者は少なく堂内は静か。
すごい。またここから動けなくなる。
ぼ~っと仏像を見上げていると、お寺で働くおじさんがやってきた。
「一瞬だけ明かりつけますよ」
と、不空羂索観音立像のあわせた両手の間を照らすと、そこには水晶の玉が。
なんでもこの仏像はある天皇が我が子を亡くしその供養のために作ったのだそう。
そして、その子を亡くした時に
「掌中から大事な玉を亡くす思い」といった事から
この仏像は水晶の玉を大切に両の手の間に包んでいるのだとか。
またまたここで泣きそうになる。
そういわれると、たしかにこの仏像は、おやさしい顔というよりも
少し険しいような悲しいような、そんな表情に見える。
それにしても、こういう話を聞くと聞かないとでは
仏像の見方の幅が変わってくるというものだわ。
おじさん、ありがとう。
そしてその後はブログを通じて知り合った
素足のBTSボディヒーリングのhalfmoonさんと飲みに。
おお、やっとれいしゅ・くいーんちっくになってきた。
halfmoonさんも日本酒好きという事で、お店は彼女のおすすめ「風花」さんへ。
お店の作り自体は小料理屋って感じなのだけど
マスターは何故かアロハシャツ着て、BGMも意外な感じの選曲。
でも、とっても居心地がいいお店。
いい気になって、いつものようにがんがん飲んでしまいました^^;
なんか、記憶がところどころ抜けているような気がする…
halfmoonさんはすっと背筋の伸びた大人の女性って感じ。
そして、多方面に造詣が深いのにびっくり。
別れるギリギリまでお話をして、それでも「話したりないっ!」って感じでした。
次はぜひ、私の本拠地、福岡で、時間を気にせず、飲みたいものです。
と、やんわりお誘いしてみる(笑)
それにしても、こんなに充実した旅行は
今までにないってくらい、中身の濃い1日でした。
堪能されたようでよかったです。
大仏さんの柱の穴は多分
大仏さんの「何か」の穴の大きさと同じやったかなぁ~
鼻の穴あったか、耳の穴やったか<イイカゲンなヤツ?
大仏さんの右斜め後ろくらいの柱やったような気がします(笑)
ホンマにまた機会があれば一杯やりましょう。私はそんなに飲めないので、必死でついていくことでしょう(苦笑)
ではではまた!
奈良、ほんとに大満喫でした。
大好きな場所のひとつになりそうです。
>大仏さんの「何か」の穴の大きさと同じやったかなぁ~
ああっ、鼻の穴だったような気がする…
はるか昔の修学旅行のしおりに載っていたような気がします。
>ホンマにまた機会があれば一杯やりましょう。私はそんなに飲めないので、必死でついていくことでしょう(苦笑)
ぜひぜひ!
私たちの飲みっぷりに、さぞや驚かれた事でしょう。
すみません。博多の女なもので!
(って、意味不明な言い訳をしてみたりする)