フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

ただただ凄い

2013-03-18 23:23:31 | 音楽・お芝居そして落語
「ノートルダム・ド・パリ」を観てきました!

今年はスケートでも曲を採用されてて、ちょっとホットですよね。


フランスのミュージカルなので、もともとはフランス語なのですが
今回の公演は英語版の公演です。

とはいえー
英語版だろうとフランス語だろうと歌詞の内容は理解できないので
wikiであらすじを把握し、動画サイトで予習して観劇に臨みました。

動画をみたときも、フランス語なので何歌ってるかぜんぜんわかんないのに
せつなくて涙が出てきちゃったのですが
ナマで観ると切なさだけではなく迫力も、もう本当に凄いです!


13日夜キャスト





まずは楽曲が好き!
歌の内容がわかんなくても感動ってするんだな~って驚くぐらい
それくらい素晴らしい。
どの曲もどの曲も本当に大好きっ!!


そしてダンス&アクロバットのパフォーマンスが凄い!!
ダンスでその曲の世界を表現してるし
宙吊りや壁を使ってのアクロバットを用いた演出が素晴らしい。



そしてそしてストーリーの世界観が超好みっ!!!
どの登場人物にも物語があって、それぞれに共感できるんですよー。

ただし、フェビュスは除く。
このフェビュスっちゅー男はクソ男ですよ!!(←お下品な発言失礼)
でもねー、動画で見てる間は「このクソ男、げす男。許すまじーーーっ!」って感じだったのですが
今回の舞台では
「もしかしたら彼は本当にエスメラルダに殺されそうになったって思って心変わりしたのかもー」とか
「婚約者の彼女にエスメラルダを殺してって迫られたから、そうするしかなかったのかな」とか
ちょっとだけフェビュス寄りの感想も持っちゃったりして~。
いやね…たぶん今回演じている俳優さんの声とか歌とかが超好みだからちょっと贔屓目になっちゃってるような…^^;

あらすじを読んでいるだけだと1人の女性を3人の男が愛し…って感じの四角関係みたいにみえますが
じつは移民(?)問題とかが大きく横たわっていてとっても深いです。
そして移民(つーかジプシーたち)のシーンが本当に迫力ありましたー!

これは原作を読んでもっともっと物語を掘り下げなければっ!

とはいえ本って今手に入るものは6千円近くするんだよな…。
きっと言葉狩りの影響で文庫本が絶版になったに違いない。
そもそもおえらい人が勝手に差別用語だと決めた言葉を封じることで、差別がなくなるはずないのにー。
そうやっておかしな規制ばっかりするからどんどん日本人が馬鹿になっていくんだー。
まあ、この件について話し始めたらキリがないのでやめておきます。。。





カーテンコールは撮影OK!
「カテドラルの時代」をみんなで歌う♪

カテコの時間は短めだけど、大変満足度の高い終わり方でした。




14日昼キャスト


昨日はクロパンとフルール・ド・リスがアンダー
今公演はカジモドとグランゴワールがアンダーの人でした。
海外の公演では当日キャストがわかるって感じみたいですね。

アンダーだから演技や歌がイマイチということはまったくなく
私はグランゴワールとクロパンはアンダーのキャストの方が好みでした!
こういう出会いがあるのもおもしろいですね。

私は海外招聘公演好きのような気がしてきました。

今年は日本の公演で興味を惹かれるもが少ないので
しばらくノートルダムや映画レミゼの世界を漂うことになりそう…。
とりあえず、帰宅してすぐにノートルダムのDVDをポチりました^^;




カバー付きの豪華なパンフレット2000円也

これに2000円払ったのだから、原作本に6千円払ってもいいような気がしてきたー。
来月はお誕生日だし、買っちゃおうかな。

自分へのお誕生プレゼントがノートルダムの本っていうのも妙齢の女子としてはいかがなものっつー気もしますが^^;
いやもういっそ、お誕生日なので名古屋に行っちゃおうかしら…。
われながらキケンな雰囲気です。。。