フミンスカヤの日日是好日

ねこと日本酒と本に囲まれた隠居生活がしたい!

初日☆

2013-02-03 16:19:41 | 音楽・お芝居そして落語
昨日は中村勘九郎襲名披露・二月博多座大歌舞伎を観てきました!

久しぶりに初日に行くことが出来たのですが、客席には博多券番のお姐さん方の姿もあって
やっぱり歌舞伎公演の初日は華やかね~と♪





一、吹雪峠(ふぶきとうげ)

  直吉(梅 玉)
  おえん(孝太郎)
  助蔵(扇 雀)

お芝居みるまでは「地味だなぁ~寝ちゃうかも…新歌舞伎苦手だし」って思ってたのですが
なかなか面白いお芝居でした。
孝太郎さんがなかなかによかった!



二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん)

  山蔭右京(勘太郎改め勘九郎)
  太郎冠者(七之助)
  奥方玉の井(仁左衛門)

いいね~、勘九郎さん!
勘三郎さんを見てる気分になってきたり、でも爽やかさがあるところとかは勘九郎さんだな~と思ったり。。。
お父ちゃんの芸を引き継ぎつつも、彼の味も追加される、そうやってますますいい役者になっていくんだろうな~。

奥方は左團次さんが印象深いので、、、それに比べると、仁左さんの奥方姿はかわいらしいとさえ思える出来。
なので余計にちょいちょい出てくる怖い睨みとのギャップが面白いです。



三、河内山(こうちやま)

  河内山宗俊(仁左衛門)
  松江出雲守(勘太郎改め勘九郎)
  宮崎数馬(松 江)
  腰元浪路(新 悟)
  北村大膳(亀 蔵)
  和泉屋清兵衛(彌十郎)
  高木小左衛門(橋之助)

河内山、、、
映像では何度も見た河内山、、、
いろんな役者の宗俊を見た河内山、、、
でもね~、何でかわかんないけど絶対に途中で寝ちゃうんです。この演目。
なので、話の筋がわかんないんです。
最後の「ば~か~め~」の決め台詞の前には必ず目が覚めるので
いろんな役者の「ば~か~め~」を聞いてはいます。
でもそこに至る話の筋がわかんないのです。。。

今回は映像ではなくナマだし、仁左衛門さんだし絶対に居眠りなんかする訳がない
これでやっと河内山の筋がわかる~と楽しみにしていたのです、、、、が

やっぱり寝てしまった!!!
今回もストーリーわからず。

なんだろう、自分でも驚くほどの安定感でございます。

幕見かC席があったらもう一度リベンジしに行きたいところだけど、今月は結構売れてるな~。
(博多座のチケットが売れるのは大変うれしいこと)

仁左さんと勘九郎君の白塗り姿が美しかったので、それでよしとしよう!



ロビーには飾り絵馬という珍しいものも飾ってあった!