El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

蔚山文殊サッカー競技場

2011-04-22 | World Football


人口100万人の蔚山にも2002年のワールドカップスタジアムがある。
ということで、例のごとく友達のミジョンさんにお願いして車で連れてってもらった。
蔚山文殊サッカー競技場は、2009年に我が名古屋グランパスがACLで蔚山現代とアウェイで戦ったスタジアムだ。

スタジアムに到着し、内部の見学を試みようと周辺を歩いてみたものの、各ゲートは頑丈に閉じられ、半ば諦めかけたその時、正面玄関のドアが唯一開いていたので、思い切って潜入してみることに。
関係者がいれば事情を説明して見学させてもらおうと思ったのだが、誰もいないのでそのままスタンドの中へ。
内心ドキドキではあったが、言葉の通じる友達がいるからその辺りは心強い。




今回、韓国のワールドカップスタジアム10会場のうち8つのスタジアム(ソウル水原仁川大田大邱全州釜山、蔚山)を観戦又は見学で訪問したことになる。
個人的に、ここ蔚山のスタジアムが一番のお気に入り。
収容は44,000人で豊田スタジアムと同規模だが、総2階建てでピッチから四辺並行に席が設けられているせいか、どの席からも見易く、構造は豊スタよりもコンパクトに感じた。
水準は間違いなくヨーロッパレベル。
こういう欧州基準のサッカー専用スタジアムが、まだ日本には数少ないのが残念でならない。

選手気分に浸かってピッチまで降りてみることに。
芝のコンディションも最高でした!




今回、蔚山を案内してもらった友達のミジョンさん(右)とお姉さんのスンファさん。
翌日の慶州観光も車で案内してもらう予定。
仲の良い素敵な姉妹のおもてなしに感謝!

大邱スタジアム

2011-04-21 | World Football


大邱も2002年日韓ワールドカップの開催都市の一つ。
ここまで来たら、試合が無くてもスタジアムは実際に見ておきたい。
行く先々でのスタジアム見学は、もはや旅のハイライトの一つとなってしまったようだ。

最寄り駅の大公園駅は都心から離れた郊外にあり、駅周辺はコンビニすらない僻地だった。
本来なら駅からバスに乗ってスタジアムへ行くのが便利らしいが、どのバスに乗って良いのか分からず、ウォーキングがてらスタジアムまで歩いて行くことにした。

上の写真は延々と続く新緑が眩い並木道。
スタジアム建設の際に造られた道路らしく、その名も「ワールドカップロード」!




駅から歩くこと約30分でスタジアムに到着。
30分も歩くとやはり遠く、夏場に歩いて行くのは絶対にお勧めできない。
今年7月の世界陸上は、ここ大邱スタジアムで開催される。
今はその準備のため、スタジアムの改修工事や、隣接地にメディアセンターなどの建設工事が急ピッチで行われていた。
向かって右側にはワールドカップミュージアムもあり、時間がなく中に入ることはなかったが、綺麗で設備も整った良いスタジアムという印象。




スタンドやピッチが見渡せる高台の上まで登ってみた。
さすが68,000人収容ということもあり、スタジアムは巨大だ。
その巨大さ故、ここを本拠とするKリーグ・大邱FCの試合は毎試合閑古鳥が鳴くそうだ。
チームが強くないため仕方ないが、早くACLに出場するような強豪チームになって、チーム・スタジアム共に大邱市民の誇りとして存在感を示してもらいところである。

ACL / 全北vsC大阪@全州ワールドカップスタジアム

2011-04-20 | World Football


前日のソウルに続いてのACL観戦。
舞台は全州市内中心部からタクシーで20分くらいの郊外にある全州ワールドカップスタジアム。




試合開始直前のセレッソサポーター。




こちらはホーム全北のサポーター席。
バックスタンドはそれなりに入っていたが、ゴール裏の全北サポの数はセレッソと同程度といったところか。
普段J1の試合を慣れ親しんでいる者として、ホームサポーターの数がこれだけではあまりにも寂し過ぎる。
アウェイの選手としては、それほどプレッシャーを感じずにプレー出来るのではないか。




そのためだろうか、試合はエース乾を中心に素晴らしい攻めを展開し、決定的なチャンスを何本も演出した。
決定力の差で惜しくも0-1で全北に敗れたものの、セレッソは今後に繋がる戦いではなかったかと思う。




試合後のライトアップされたスタジアム。
外観が豊田スタジアムと瓜二つの素晴らしいスタジアムであった。
それだけにこの試合の観客が7,000人というのはやはりもったいない。
早くACLもヨーロッパCLのように、毎試合満員の観客で溢れかえるような魅力的な大会になることを願わずにはいられない。

仁川文鶴競技場

2011-04-18 | World Football

韓国の玄関口、仁川市にある仁川文鶴競技場。
「文鶴」と書いて「Munhak(ムナク)」と読む。
2002年日韓W杯スタジアムの一つだ。

今回仁川に住む友達に、無理を言って車でこのスタジアムへ連れてってもらったのだが、その日は場内で中高生と思われる学生等が陸上競技の練習を行っており、どさくさに紛れて僕らはスタジアムの中を見学することができた。

先日起きた突風の影響で、帆船のマストを象徴した屋根の一部が飛ばされ無残な状態になっている。
率直に感想を述べると、これが本当にワールドカップスタジアムなのかと思うくらい、スタジアムの座席や壁など諸々の設備は古びており、老朽化していた。
今まで行った日本と韓国のワールドカップスタジアムでワーストと呼べるくらいの古さである。

友達に聞くと、仁川市は財政難がずっと続いているから、維持管理にかかる費用が無いのではないかとのこと。
50,000人収容とあるが、スタンドの傾斜が緩いため東京の国立競技場より小さく感じる。
やはりトラックがあることにより、僕のテンションは上がらず。
ここでのサッカーの観戦は不向きだろうね。

国際親善試合/韓国vs日本@ソウルワールドカップスタジアム

2010-10-12 | World Football


今回の韓国旅行の最大の目的、サッカー日韓戦。
サッカーにおいて日本と韓国は永遠のライバル。
先週はザッケローニ監督の初陣でアルゼンチンに歴史的な一勝を挙げたが、個人的には韓国戦の方が重要な一戦だと考えていた。
特に今年は韓国に3戦して1分け2敗でやられっ放し。
たとえアウェイだろうと、日本人のプライドに掛けても今回は負けるわけにはいかない。
だから日本の勝利を見届けるために、ここソウルの地へやってきたのだ。




民族衣装の隊列を前に整列する両国の選手。
そして国歌斉唱。




ゴール裏に広がる大極旗。




キックオフ直後に発煙筒が焚かれる。
まさに完全アウェイ!




反対側ゴール裏の一角に陣取る日本人サポーター。




試合はライバル同士の試合に相応しく、スコアレスドローで終わったとはいえ、親善試合とは思えない白熱した真剣勝負だった。
駒野は相手選手のラフプレーで病院送りにされ、今期絶望の重傷を負った。
しかし、改めて日韓戦は、欧州組を招集できる国際Aマッチデーの日に毎年開かれるべきだと実感した。

Kリーグ/水原vs慶南@水原ワールドカップスタジアム

2010-10-09 | World Football


韓国滞在中、高原が所属する水原の試合が行われるということで、ソウルから電車で一時間のところにある世界遺産の街、水原へ出かけてみた。
さすが日韓ワールドカップ開催地となった水原ワールドカップスタジアム。
サッカー専用でどの位置からも見易く、臨場感のあるスタジアムだ。




Kリーグを観るのは今回が初めての経験。
この試合、水原側ゴール裏とバックスタンド一階は8割ぐらいの入りだったが、その他のスタンドはかなり空席が目立った。
バックスタンドの前列にいる数名のチアリーダーが、ゴール裏の応援に合わせ、観客を先導している。
パフォーマンスが日本であまり見られないダンスだったため、面白くてつい試合よりチアの方に目がいってしまう(笑)




今年日本でも大ブレイクした、人気ガールズユニット、KARAがPRのためスタジアムに来ていた。
キックオフ時には始球式をつとめ、ハーフタイムには二曲披露と、得した気分に。
でも人気歌手の来場にも関わらず、こんなに観客が少ない(それでも水原はKリーグナンバー1の人気チーム)のは何故なんだろうか。




Kリーグで一番熱狂的だと言われる水原サポーター。
Jリーグと違い、Kリーグでは発煙筒が許可されている?




僕が座ったのはバックスタンドであったが、正直試合内容を全く覚えていないくらいストレスの溜まる観戦だった。
その原因は、バックスタンドの観客の観戦意識の低さ。
自由席であるが故、途中で席を立つ者、あちこち移動する者、携帯をいじったり、試合そっちのけで子供の写真を撮ったり、友達同士でじゃれ合う者が多数で、まるで彼らはサッカーを観に来たというより、ピクニックに来たかのような雰囲気なのだ。
瑞穂でもバックスタンドでは子供連れのファミリー層が多く生ぬるいと感じたことはあったが、ここまで酷いと気が散って試合どころではない。
これでは固定客がつくかは大いに疑問だ。
少なくとも僕は、また次回もKリーグを観に行きたいと思う気分にはなれなかった。




高原はスタメンで出てたけど、残念ながらゴールは奪えず途中交代。
そして、僕も高原の交代と同時に、試合終了を待たずスタジアムを後にしたのだった…。

香港スタジアム

2009-04-07 | World Football


アジアでも最高ランクに位置づけられる球技専用の香港スタジアム。
もう十何年も前だけど、このスタジアムで行われたダイナスティカップ決勝で、日本が韓国に勝った試合は今でもはっきり記憶に残っている。
そして11月のアジアカップ予選で、ここで日本と香港が試合をするんだよね。
行きてーなぁ・・・。




CWC決勝/マンチェスターユナイテッドvsリガ・デ・キト@横浜国際総合競技場

2008-12-21 | World Football


Edwin VAN DER SAR
Rio FERDINAND
Carlos TEVES
PARK Ji Sung
Wayne ROONEY
and
CRISTIANO RONALD...

世界から集まった錚々たる顔ぶれ。
これぞワールドクラス。

世界300,000クラブの頂点を決める大会が日本で行われるという幸せ。
まして今年もその決勝のスタンドいたことにこの上ない幸せを感じる。

Theatere of Dreams...
I'm sure to visit to Old Trafford 2 years later.
Absolutely!!











Cリーグ/上海vs大連@虹口足球場

2008-07-12 | World Football


Last night in Shanghai.
虹口足球場へ日本のJリーグにあたる中国スーパーリーグを観に行った。

偶然席が隣同士になったファンと意気投合して友達になり、最後に一緒に記念写真を撮った。
左側の青年は、上海に駐在中のドイツ人(シャルケ04サポーター)、中央が僕(名古屋グランパスサポーター)、そして右側の彼が、家族と一緒に観戦に来てた上海の大学生(上海申花サポーター)。

国籍はそれぞれ違うけど、共通するのはみんなサッカーが大好きなこと。
海外に出ると、世界中で本当に多くの人がサッカーというスポーツを愛しているんだとつくづく感じる。
FOOTBALLに国境なんて関係ない!



中国でもサッカーは一番の人気スポーツだ。
国内リーグに限ってはそれほど人気は無いと聞いていたが、サポーターはかなり熱い。
ホーム上海申花の勝利後、スタジアム外ではサポーターによる祝勝会が行われ、まるでリーグ優勝しかたのようなお祭り騒ぎだった。