El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

グランパス今期リーグ最終戦

2004-11-28 | Nagoya Grampus
 地元のサッカー友達と豊田スタジアムへ今期最終戦を見に行った。行く度に感じるが、4万5千人収容のこの素晴らしいサッカー専用スタジアムでW杯が行われなかったことが残念でならない。
 結果は0-2の完敗。内容も見てて興奮する場面がほとんど無かった程のお寒い試合。本当に単なる消化試合に終わってしまった。試合後はセレモニーも見ずに会場を後にした。先週のレッズ戦のような熱い試合を期待して2時間もかけて豊田にやってきたのに!金かえせ~!

 ホームであんな試合してたらいつまで経っても優勝は夢のまた夢。スタジアムへ足を運ぶファンもますます減って行くのではないか。少なくとも僕は次回もまたスタジアムへ応援に行きたいという気分にはなれなかった。
 チームのやりたい戦術はなんとなく理解できるのだけど、サイドからクロスを上げて単調に攻めるよりは、トップ下やボランチから前線へのスルーパスや、自分で相手を抜いてチャンスを拡大する突破力といったバリエーションをもっと増やして欲しい。
 FWはウェズレイやマルケス以外に戦力になる選手がおらず、彼ら二人が怪我で途中交代した後は、全く点を取れる気配すら感じられなかった。来期は彼ら二人のバックアップとなる補強が必要だ。
 
 そして今のグランパスには華のある選手がいない。グランパスと言えば…、今は楢崎と秋田ぐらいか。昔はピクシー、小倉、森山、平野、浅野、望月、ロペスといったスター選手がたくさんいて、彼らのプレーを見るためにスタジアムへ行って、彼らがボールを持つ度に何をしてくれるのだろうとわくわくして見たものだ。
 しかし、残念ながら今は見たい選手がいない。ピクシーがチームを去ってからグランパスは地味で大人しいチームに変わってしまったと思う。今年は秋田が加入して盛り上げようと頑張ってくれてたけど…。4年間京都にいたことの影響もあるが、グランパス戦はこの4年間で見に行った試合は今日を含めてわずか2試合。ピクシーがいた頃はホームは全部見に行った頃もあったのに。
 ピクシーは僕らグランパスサポにとって一生記憶に残るすごく偉大な選手だった。全てのグランパスサポに愛される選手だった。ピクシーはピクシーだけど、僕らは第二のピクシーがいつか現れるのを待っている。う~ん、でも彼のように全ての観衆を惹きつけることができる選手はそうそう存在しない。
 
 それならピクシーに次期名古屋の監督に就任して欲しい~!!
 

危機感

2004-11-24 | Life in Japan
 帰国して初めてNOVAに行った。今の僕の英語力、今年の8月より上達してるどころか、1レベル降格寸前のところまで落ちていた。今日は初めてTV電話を使ったレッスンで慣れていないこともあったけど、それにしても先生の質問の意味がよく理解出来なかった。
 先生の溜息交じりの声が俺に重く圧し掛かる。僕は先生の質問の意味が理解出来ないことにイラつき、先生は僕が何も答えられないことにイラついていた。最後は笑顔で終了したものの、明らかに気まずいレッスンとなってしまった。
 やばい…。ヨーロッパにいた時はほぼ毎日英語漬けだったので現状維持は出来てるかに思えたが。これではいつまで経っても語学を使ったビジネスなんてできない。危機感を持ってもっと勉強しないと。
 レッスンにもサボらず毎週通おう

無人のJR名古屋駅

2004-11-22 | Life in Japan
 今日の早朝5時40分頃の名古屋駅の様子。いつもは人・人・人でごった返している名古屋駅もさすがにこの時間はほとんど人影無し!普段は見るこの出来ない、あまりにも珍しい名駅の光景だったので思わずシャッターを押してしまいした。
 昨日夜まで京都にいたにも関わらず、なぜか実家のある岐阜を通り越して名古屋に来てしまいました。訳有りで…。そして始発の電車で岐阜に帰りました。眠い~!!

学園祭

2004-11-21 | Life in Japan
 
大学の学祭に行ってきた。久しぶりの衣笠キャンパス。 
うちの大学の学園祭は毎年多くの観客動員を集め、関西でも指折りの盛り上がりだとの評判だ。これだけは大学関係者みんなが自信を持って言えるだろう。事実、模擬店の数はかなり多いし、質の良い企画も盛り沢山。学外のお客さんで見に来るだけでも十分に楽しんで満足していただいて帰れると思う。

学祭のメインは広場のステージで行われる「大夜祭」。ここではオーディションで選び抜かれたサークル団体が毎日の厳しい練習の成果を発揮して演技を披露する。そして盛り上がりが最高潮に達した午後8時、応援団と観客が一緒に肩を組んで大学の応援歌を歌って全4日間に亘る祭りが終結する。

毎年のことながらステージで演技してる人たちを見てると、みんな楽しそう。もちろん緊張もあると思うけど。きっとこの日のために毎日夜遅くまで練習してきたのだろう。一緒に頑張ってきたメンバーとは卒業後もずーと交流が続くんだろうなぁ。そう思うと俺もああいうサークルに入ってれば良かったと少し後悔した。

うちの学生の良いところは人それぞれいろんなこと(サークル、クラブ、バイト、勉強、遊び、恋愛、その他いろいろ)に頑張ってるし、自主的、個性的、明るく活発な学生が多いこと。裏返せば変わり者が多いってことになるけど(笑)。学祭が盛り上がる訳もそんなところにあるのだろう。
僕もそんな彼らに刺激を受け難しいことにも挑戦してみたりした。司法試験や公認会計士試験の合格者も過去最高を更新したみたいで、ますます波に乗ってるような気がする。今日学祭に行ってまたやる気が出た。彼らに負けず僕も頑張ろう!!  

祝浦和ステージ初優勝&名古屋4連勝!

2004-11-20 | Nagoya Grampus
 とりあえず浦和レッズ、ステージ初優勝おめでとう!!そして我らがグランパスは4連勝!!名古屋の試合、久々にテレビで見たけど、自分達が負けて目の前で胴上げは見たくないという気迫が凄く伝わってきた試合だった。
 名古屋だけで退場者2人、イエロー10枚が乱れ飛ぶ大乱戦。でも熱烈浦和サポーターの大ブーイングにも負けず、相手の猛攻に耐えた守備はお見事。特にスーパーセーブ連発の楢崎。さすが日本代表GK!
 プレー中、足を痛めたマルケスが前半で代えられたとき、自分はまだ出来るって監督に大激怒してたけど、あのシーンでもこの試合は絶対に負けたくないっていう選手の想いが伝わってきた。今日は気持ちの面で名古屋が勝ってたような気がする。
 大味な展開ではあったけど、久々にスカッとする試合だった。あのような熱い試合を毎試合して欲しい。かつてはJリーグのお荷物球団と言われた両チーム。浦和に先立たれちゃったけど、名古屋も早くリーグ制覇してください!!
 

「H2」ドラマ化

2004-11-19 | Life in Japan
 漫画家・あだち充さんの「H2」がドラマ化されるらしい。「タッチ」をはじめ多くの作品がアニメ化されたけど、あだちさんの本がドラマ化されるのは初めてじゃないだろうか。
 僕が高校野球を好きになったのも、多分「タッチ」の影響があると思う。「キャプテン翼」を見てサッカーが大好きになったのと同じように。切ないラブストーリーの展開も子供心にどうなるのだろうと憧れて見ていたものだ。子供の頃、上杉達也や大空翼の真似をして、みんなで野球やサッカーをして遊んでいたけど、残念なことに今はああいうスポーツ系のアニメもやってなければ、外で遊んでる子供もあまり見かけなくなってしまった。

 僕は「週間少年ジャンプ」派だったので「H2」の原作は読んだことがないけど、あだちさんの作品はどれも面白いなのでぜひ見てみたい。(ちなみに来年の1月よりTBS系で放送予定)
 現在、メジャーリーグやサッカーに押され、再編騒動も続く日本の野球界だが、「野球・青春」の王道ドラマが人気回復の起爆剤となるか楽しみ。

W杯アジア予選・ベスト8出揃う

2004-11-18 | Japan Football
 昨日の試合、寝てしまったので全く見てないのだけど、ほぼユース年代、若手中心のシンガポール相手に1-0じゃかなり物足りないねぇ。控え組にとってはこれ以上のない絶好のアピールの場だった筈なのに…。やっぱり海外組に期待するしかないか。
 いよいよ最終予選か~。楽しみです。今予選はすんなり決めて欲しいところだけど、そう簡単にはいかないだろう。韓国とはランキングの関係で別の組になるっていう噂だけど、もし北朝鮮と同組になったら、また今夏の中国の時のように政治問題が絡んで揉めそうだなぁ。
 とにかくあのハラハラドキドキ、胃が痛くなるような緊張の日々が再びやってくるのは確か。なんとかチケットゲットしてホーム、アウェー問わず一試合でもいいからスタジアムへ見に行きたい!!
 

白川郷②

2004-11-12 | Life in Japan
 白川郷では実際に民家のお宅におじゃまして中を見学できるところもあります。入場料は大人一人300円。合掌造りの構造が間近で見ることができるし、二階、三階には昔使用していた物品が展示されているのでなかなか面白いです。
 合掌造りが日本の一般的な民家と大きく違うところは、屋根裏を積極的に作業場として使っているところ。幕末から昭和初期にかけて白川村では養蚕業が村の人々を支える基盤産業でした。屋根裏の大空間を有効活用するため小屋内を二~四層に分け、蚕の飼育場として使用していたのです。屋根裏では当時使っていた養蚕の機材も見ることができます。
 写真は一階の居間で撮りました。なんだかおばあちゃんの家に来たような、昔懐かしい昭和初期の雰囲気が味わえました。ただし、今でも実際に家族が生活してる民家なので、物を物色したりプライベートな部屋には入らないように!

 県外の皆さん、何もない田舎ですが良い所なので是非一度岐阜に来てみてくださ~い!!

白川郷①

2004-11-11 | Life in Japan
 就職活動、欧州報告記を一時中断して、今日は昨日岐阜が誇る世界文化遺産、合掌造りの集落のある白川郷に行ってきたことを書きます。一岐阜県民として岐阜の活性化&PRに一役買おうということで。
 実は岐阜県民であるにもかかわらず、僕は昨日までここ白川郷には訪れたことが一度もありませんでした。白川郷のある白川村は富山県との県境、岐阜の北部に位置し、対する僕の家は岐阜の南部にあるので、同じ岐阜県内でも距離が遠すぎてなかなか行く機会が無かったのです。
 今でこそ東海北陸自動車道が荘川ICまで開通して岐阜市内から3時間くらいで行けるようになりましたが、高速道路が無かった頃は「陸の孤島」とも呼ばれ、そこまで行くのに5時間以上もかかったとか。僕の家から京都市内に行くより遠いんです。

 1995年に世界遺産に登録されて前から行きたいとは思っていたのですが、昨日ついに親父と二人で行くことになりました。親父と二人でどこかへ遊びに行くのも、京都で下宿してた頃、一緒に大原の紅葉を見に行って以来だから、もう二年ぶりのとこ。
 父とは大して仲が良くもなく悪くもない微妙な親子関係なんですが、まぁたまには二人でどっか出かけようや~ってことで、朝8時に家を出発、高速を使って白川郷に着いたのはちょうど11時でした。

 着いたときの印象は、やはり世界遺産だけあって随分観光地化されてるって感じました。土産物や郷土料理のお店、民宿などたくさんありましたし、平日にもかかわらず全国各地から多くの観光客が来ていました。客層のほとんどは団体で来てた賑やかなおばちゃん連中。確か平日の京都の観光地もそんな感じだったなぁ(笑)

 ここで合掌造りの簡単な説明。「合掌造り」とは、木材を梁(はり)の上に手の平を合わせたように山形に組み合わせて建築された、勾配の急な茅葺きの屋根を特徴とする住居です。
 こうした建物はほかの地方にも見られますが、白川では「切妻合掌造り」といわれ、屋根の両端が本を開いて立てたように三角形になっているのが特徴で積雪が多く雪質が重いという白川の自然条件に適合した構造に造られています。
 また、建物は南北に面して建てられおり、これは白川の風向きを考慮し、風の抵抗を最小限にするとともに、屋根に当たる日照量を調節して夏涼しく、冬は保温されるようになっているのです。

 白川郷、すごくいい所でしたよ。のどかでのんびり出来て、集落の近くに綺麗な川も流れてるし。特にゴミゴミした都会に住んでいて、日頃ストレスを溜めていらっしゃる方には是非ここに来て欲しいです。きっと田舎の雰囲気に癒され、リフレッシュできるはず。これから白川は積雪の時期に入ります。雪の合掌造りは一年で一番の見頃です!
                                        つづく

帰国!

2004-11-01 | Europe
35日間の旅行を終え、昨日無事日本に帰ってきた。
楽しかったことや嬉しかったことも多かったけど、
残念なことや嫌なことも多い旅だった。

ただずっと憧れていたヨーロッパだったから本当に行けて良かった。
今回の旅での一番の収穫は、やはり世界中にたくさんの友達ができたこと。
これは僕にとって大きな財産。
もし次回海外を旅行するなら、彼らに会いに行くことが旅の口実になりそうだ。

そしてこれからの自分に向けて、はっきりではないけど一つの方向性が
導き出せたような気がする。
少なくとも一ヶ月前よりは。

さあ、気持ち切り替えて次は就職活動だ!

**写真はベルギーの水の都・ブルージュで撮ったものです**