El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

来週の「世界遺産」はフィレンツェ

2005-05-31 | Europe
 毎週日曜の夜11時半にTBS系列で放送されている「世界遺産」。来週は二週続けて「フィレンツェ歴史地区」が放送されるらしい。フィレンツェは去年のヨーロッパ旅行の中では一番楽しみにしてた街だった。
 実際にそこを訪れてみて、オーストリアとの激しい気温差で風邪を引いてしまったり、イタリア人の態度がでかかったり、排気ガスで空気が汚かったりでいやなことが結構あって、フィレンツェは苦い思い出が多かったけど、それでもドゥオモの頂上やミケランジェロ広場から見たフィレンツェのオレンジ一色の街並みの景色は、言葉に言い表せないほどの感動だった。
 
 竹之内豊主演の「冷静と情熱のあいだ」という映画を見て、映像に映る美しいフィレンツェの街並みに憧れて、それからDVDも買ってずーと待ち望んでた訳だけど、本当にロマンチックな街だった。
 日本人の新婚カップルが多いはずだね。男一人であの街をぶらつくのはちょっと寂しかったです(笑)
 行く前と帰った後では、街の映像を見た印象は変わるんだろうけど、さて今回の世界遺産のフィレンツェは何を思うのだろう。
 映像を見るとまた行きたくなってしまうんだろうな…。

英語でしゃべらナイト in Prague

2005-02-02 | Europe
 今週のNHK「英語でしゃべらナイト」でプラハが特集されていた。懐かしい~!あの美しい街の映像や写真を見る度にまたプラハへ行きたくなってしまう。

 番組によるとチェコが自由化に移行したあとは、多くの外国企業がチェコに進出し、日系企業も松下電器産業を始め100社以上もあるのだとか。そっか~、これは良い情報を得た。あ~プラハに住んでみたい、プラハで働いてみたい!!

 英語は若い世代にはお手の物?確かに。チェコの若い人は羨ましい程みんなペラペラだった。日本は今の英語教育変えないと絶対しゃべれるようにはなれないよね。だって番組見てても明らかに日本とチェコは英語の学習内容が全然違うし。
 チェコのように少人数制、授業中は母国語の使用禁止、常に「Speaking!,Speaking!,Speaking!,」
で受身ではなく能動的に話すくらいの気持ちで練習をしないと。そりゃ文法やリーディングも重要なのは分かるけど、話せないことには意味がないと思う。
 僕自身、海外に行って字は読むことはできても、英語を話せないことで何度恥をかき悔しい想いをしたことか…。
 でも来年から大学のセンター試験の英語でリスニングが導入されることが決まり、少しずつでも日本の英語教育も変わりつつあるようなので、将来は語学留学を必要としないぐらいまでになって欲しいと期待している。

 ビートルズはチェコでも人気が高いみたいだねぇ。「HEY JUDE」のチェコ語バージョンもグッド!あの歌ビートルズの歌の中でもめっちゃ好き!歌詞も良いし、なんか曲を聞いてるとやる気が出てくる。
 共産主義時代を過ごしたチェコの人々もきっとこの「HEY JUDE」を聴いて勇気付けられたのだろう。「自由はいつか必ずやってくる」と、そう信じて。カレル橋でビートルズの弾き語りなんかしたらウケるだろうなぁ(笑)ギター弾けへんけど…。ビートルズ、久しぶりに聞いてみよう。

ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2005

2005-01-01 | Europe
 只今NHKで、オーストリア・ウィーンから「ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート2005」のライブ中継が放送されている。
 ヨーロッパ旅行中、何度か格安のミニコンサートを観るために教会へ足を運び、すっかりクラシック・オーケストラの魅力に取り付かれてしまった僕。
 ポーランド・クラクフの教会でのコンサートでは、J.S.バッハの美しく切ないメロディーの演奏に感動して自然と涙が頬を伝ってしまったことが忘れられない。その時クラシックとはこんなに素晴らしい音楽なんだと初めて思った。
 ウィーンには残念ながら行くことが出来なかったから、いつか行く機会があったら今TVでやってるような伝統ある劇場の大ホールでウィーン・フィルの演奏を聴いてみたい。
 今年も日本で一度くらいはオーケストラのコンサートへ出かけてみたいな。愛知芸術劇場のような大ホールのコンサートで、いつもと違うお洒落な格好なんかして(笑)誰か一緒に観に行ってくれる人いないかなぁ。

戦場のピアニスト

2004-12-12 | Europe
 先週に引き続き副音声で洋画を見た。ロマン・ポランスキー監督の「戦場のピアニスト」。好きな映画の一つでこれを見るのは今回で三回目。僕が欧州旅行でポーランドにも行こうと思い立ったのは、この映画を見たのがきっかけだった。
 物語が全て実話というから、二年前初めてこの映画を見たとき、ナチスドイツがユダヤ人に対して残虐極まりない迫害を行っていたという事実に深い悲しみとショックを覚えた。
 高校の時は世界史を専攻していなかったため、ナチスやユダヤ人に関しての知識がほどんどなかった。映画を見終わった後、彼らがどんな民族なのかもっと詳しく知りたいと思い、図書館で関連の本を借りて読み漁った。そしてヨーロッパ全体の歴史に興味を持ち、西洋史を勉強するようになった。

 映画の中で最も印象に残ったのが、ユダヤ人ピアニスト・シュピルマンとドイツ人将校とのやりとり。決してドイツ軍は残忍な者ばかりではなく、彼のような心優しい人物もいたことにほんの少しだが心救われたような気がした。
 シュピルマンが演奏していたのは、ポーランドが生んだ天才音楽家・ショパンの曲。映画館へ一緒に見に行った友達が、「ショパンの曲はすごく難しいから、ピアニストが何度練習してもショパンの曲が弾けないと分かると、人生に絶望して自殺しちゃう人が多いんだって。」と僕に話してくれた。
 確かに曲を聴いてるとすごく難しいということは素人の僕でも分かった。ブランクがあったにも関わらず、あの場で難なくショパンの曲を演奏できたシュピルマンはすごい。彼は決して生きることを諦めようとしなかった。ドイツ人将校を感動させたシュピルマン。もし彼がピアニストでなかったら、あの時どうなっていたか分からない。

 戦争映画だけあって見るに耐え難いシーンも多い。しかしだからこそ世界中の多くの人にこの映画を見て欲しい。今現在でも戦争という愚かな行為を繰り返している人間がいることが残念でならない。 

世界遺産・青きドナウの旅

2004-12-05 | Europe
 一週間に亘ってNHKで放送された「世界遺産・青きドナウの旅」も今日で最終日。中欧のドナウ川沿いの都市を中心とした旅番組だったけど、僕が訪れた街とそうでない街によって番組の見方が違っていた。
 まだ行ったことのないブダペストやウィーンは、ほんの一部だけど街のイメージが伝わってきていつか行ってみたいと思うようになった。ウィーン少年合唱団やオペラ歌手の歌声が実に素晴らしい!さすがに「音楽の都」と呼ばれるだけある。やっぱ本場は違うねぇ。
 そして、2ヶ月前に訪れたザルツブルク、チェスキー・クルムロフ、プラハは放送の開始から終わりまで真剣に見ていた。実際に見た景色や建物が映ってると嬉しくなるし懐かしく感じる。
 何よりアナウンサーやゲストの方が、ガイドブックにも載っていないような詳しい説明をしてくれるので、あぁこの街はこういう歴史があったんだとか、この建物はこんな風に使われていたんだということが理解できて非常に勉強になった。

 最終日の今夜はプラハ。プラハは期待してた通りの美しい街だった。人々も他の国の人に比べ穏やかで親切な人が多く、食事は美味いし物価は安いし治安も良い。昨日のチェスキー・クルムロフと合わせて、チェコは訪問8カ国の中で断トツで一番気に入った国になり、唯一ここで実際に暮らしてみたいとも思った。
 再度一人旅で、いや新婚旅行で愛する人と、いや仕事でプラハへ出張又は駐在もいい。どんな目的であれ人を惹きつける魔力のあるプラハへまた行ってみたい。

帰国!

2004-11-01 | Europe
35日間の旅行を終え、昨日無事日本に帰ってきた。
楽しかったことや嬉しかったことも多かったけど、
残念なことや嫌なことも多い旅だった。

ただずっと憧れていたヨーロッパだったから本当に行けて良かった。
今回の旅での一番の収穫は、やはり世界中にたくさんの友達ができたこと。
これは僕にとって大きな財産。
もし次回海外を旅行するなら、彼らに会いに行くことが旅の口実になりそうだ。

そしてこれからの自分に向けて、はっきりではないけど一つの方向性が
導き出せたような気がする。
少なくとも一ヶ月前よりは。

さあ、気持ち切り替えて次は就職活動だ!

**写真はベルギーの水の都・ブルージュで撮ったものです**

Singapore Airlines

2004-10-31 | Europe

ついに帰国の途へ。
この旅行の2004年、僕は体調を崩してしまい、旅に出る前の半年間を療養生活に強いられる辛い時期を送った。
それまで積み上げてきたものが全て失ってしまったような敗北感も味わった。

シンガポール航空の機内から見た幻想的な朝日は、僕に新たな人生の出発を祝ってくれるような気がしてならなかった。
人生辛いこともあるが、生きていればまたいつか必ず良いことがあると・・・。

流通する日本文化~Singapore

2004-10-29 | Europe

シンガポールはさまざまな国の文化が共存するコスモポリタンの国。
中華、西洋、インド、マレー、アラブ、そして日本の文化も。

日本で見慣れた本やマンガ、音楽、食べ物、ブランド名や会社名。
この東南アジア一の先進国に、日本文化と日本企業が多く進出してきているのには驚くばかりで、まるで東京にいるような錯覚さえ覚えた。

もしこの国に住むことになったら、これだけ日本のモノや情報が豊富であればすぐに適応出来てしまうだろうね。
蒸し風呂にいるような暑さを除いては。

ストップオーバー~Singapore

2004-10-27 | Europe

旅はまだ続いていた!
飛行機の経由地・シンガポールで4日間のストップ・オーバー。

この国を一言で表すと暑い(熱い)!そしてクリーン!
何処も彼処も街や建物がキレイに清掃されていて感心した。
ただ一人で行くにはつまらない国かも。

「世界三大がっかり」の一つに称されてしまったマーライオン。
僕が観た感想は、豪快に水を吹くマーライオンとバックにライトアップされた高層ビル群が綺麗でがっかりはしなかったよ。

一期一会

2004-10-26 | Europe

一人旅の醍醐味。
それはいつどこに行くにも自分の意思で判断し行動できること。
好きなところに行き、見たいものを見て、好きなものを食べる。

そして老若男女・世界各国の人々との出会い。
一人旅ではあるけれど、僕一人の力で旅を成功させるのは不可能だった。
旅先で多くの出会いがあり、彼らの支えがあったからこそ僕は旅を無事終えることができた。

旅先での出会いは忘れることのない大切な思い出。
これからもたくさんの人との出会いを楽しみに世界各国へ旅を続けたい。