El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

全日空

2008-07-13 | China

真っ白い積雪のような雲の上を滑るように飛ぶNH940便。

中国は広い。
今回僕が見た中国は、そのほんの一部にすぎない。
同じ中国でも行ってみたい都市や世界遺産はまだ山ほどある。
ひとまず中国の旅・第一幕はこれで終了!

上海・浦東国際空港

2008-07-13 | China

帰りは上海⇒セントレアの便で。
ANAチェックインは今年完成したばかりの第2ターミナル。
店の数はまだ少なかったけど・・・。
上海の空港、スケールでか過ぎ!

上海・南京東路

2008-07-13 | China

上海一の繁華街、南京東路。
あっけに取られるほどのもの凄い人の数。
通りに行き交う様々な国籍・民族の人々。
上海は世界でも有数のメトロポリタン・シティだ。

上海・虹口

2008-07-12 | China


虹口という地域は、上海の中で最も日本人と縁のある場所。
第二次世界大戦中、日本人は虹口に日本租界を形成し、10万人を超える日本人がこのエリアに在住していたといわれている。
1940年代の戦争当時からそのまま残っているような古い街並み。
その中には僕らの祖先が住んでいたと思われる、懐かしい日本家屋も数多く見受けられた。




いかにも昔の日本式住居を発見。
やはり戦争中は、この家にも日本人が暮らしていたのだろうか・・・。

当時ここで暮らしていた日本人は、いったいどんなことを考えて生活していたのだろう。
そして今ここに住む中国人は、戦争中この地域に多くの日本人が住んでいたという事実に何を思うのだろうか。
僕はその答えを知りたい。




日本の歴史教科書でも常に登場し、日本人にとっても深い馴染みのある文学者・魯迅。
彼のお墓は虹口の魯迅公園内にある。
近くに彼が住んでいた故居があるらしいが、結局見つけることができなかった。




魯迅公園でアコーディオンを演奏するおじさん。
市民がいくつかのグループに分かれて、指揮者の下、合唱の練習をしていた。
公園内はさながら合唱コンクールの会場のようだった

上海から

2008-07-12 | China

上海での生活も早いものですでに5日経ちました。

昨日の午前中までは猛暑の晴天が続いていたんですが、今日の上海は朝から雨です。

僕は海外へ旅に出ると必ず一度は何かしら大きなミスやトラブルに巻き込まれてしまうんですが、今回もまたやらかしてしまいました> <

昨日はツアーバスで上海から2時間離れたことろにある、水郷の田舎町に行っていたんですが、なんと帰りのバスの集合時間に乗り遅れてしまうという大失態を演じてしまいました。

置いてきぼりにされた僕は、その町の地理も言葉も分からないまま途方に暮れてしまったのですが、なんとか親切な中国人の助けもあって、公共バスと電車を乗り継いで昨日の深夜半分死にかけの状態で上海へ戻ってこられたのです。

一時はどうなるかと思いましたが、個人旅行でトラブルはつきもの。

今回の事件が無ければ出会えなかった人もいるわけで、これもまた一つの良い経験だと以前と比べればトラブルを楽しむ余裕まで出てきました(あぁ、でもやっぱりかなり焦ったな。苦笑)

上海では近未来都市と戦前から残る古い町並みとの融合にかなり衝撃受けてます。


中国旅行も残りわずか。。。

今日はこれから中国サッカー(Cリーグ)の視察に行ってきます!

嘉善

2008-07-11 | China

西塘で帰りのツアーバスに乗り遅れてしまったという最悪な事態を招いてしまったのだが、親切な地元の方々の助けもあって、最寄の鉄道駅までの行き方を教えてもらい、なんとか列車に乗って上海へ帰ることができた。

嘉善という中国語で何て読むのかも分からない駅。
待合室で待つこと3時間、ようやく21時発の上海行きの列車に乗車。
憔悴しきって上海の宿に戻った頃は、既に0時を回っていた。

西塘3

2008-07-11 | China












西塘に住む人々の昔懐かしい生活風景。
どうしてだろう・・・、この町に住む人すべてが絵になり、一枚一枚を写真に収めてみたくなる衝動に駆られるのは。
それだけこういう風景とは無縁の世界に僕は今暮らしているからだろうか・・・。




旅は良薬である。
人間不信になるくらい今年は悪いことが多かったが、旅に出ていろんな風景を見て、たくさんの人と出会って話をしてるうちに、自分がちっぽけなことで悩んでいることに気づき、日本であったいやなことは完全に吹っ切れてしまった。

特にこの西塘の素朴な雰囲気は特別な良薬だった。
思い切って旅行を決行して本当に良かった。
皆さんも上海を旅行する機会があれば、ぜひ上海から日帰りで行ける西塘(シータン)という水郷の町にも訪れてみて欲しい。

西塘2

2008-07-11 | China


僕はとうふフリークだ。
日本料理の冷奴・湯豆腐・とうふ入り味噌汁、韓国料理ではスンドゥブ・チゲ。
とうふが出てくる料理は何でも好んで食べる。

そして中華ではもちろん麻婆豆腐!
西塘での昼食は、日本語の話せるおばちゃんに引き寄せられ入ったレトロなレストラン。
今まで味わったことのない極上の麻婆豆腐。
あ~~~もう一回食べたい!!!




庭園を散策していたら、どしゃ降りのにわか雨が降ってきた。
蒸し暑い猛暑の中で、旅行の疲れを癒す恵みの雨。
たまには雨も良いもんだね。




昔、西塘の詩人が集い、自作の詩を詠み合った建物。
部屋を、階段を歩くたびにきしむ木の廊下。手の込んだ模様で作られた窓。黒光りする階段の手すり。想像通りの中国がここにある。

西塘1

2008-07-11 | China


上海から約2時間、ツアーバスに乗って水郷の町に出かけてみた。
中国・江南地方で数ある水郷古鎮の中で僕が選んだのは、西塘(シータン)という小さな町。

トム・クルーズ主演の”M.I.3"という映画で、ラストの場面でこの町が舞台になってて以前から行ってみたかったのだ。
まだ見てない方は要チェック!
西塘は昔ながらの風情が漂ってて、人々も優しくとっても良い所でした!




西塘で最も特徴的といえるのが瓦葺きの屋根付き街道。
これは町を訪れる商人や旅人が、雨に濡れないようにという人々の心遣いから生まれたものらしい。
偶然にもこの日、途中から強い雨が降り出し、この屋根付きの街路で雨を遮ることができた。




この日も猛烈な暑さで歩くのがしんどかったので、サイクルタクシーを使ってバスターミナルから旧市街まで移動した。
中国語わからへん!ってゆーてるのに陽気に語りかけてくる運転手のおっちゃん。
最後は記念に写真撮影に応じてくれて、ご覧の通りの笑顔で”はい、チーズ!”

今思えば、この時の移動のせいでバスターミナルまでの帰り道を覚えておくのをすっかり忘れてまい、帰りのツアーバスの集合時間に乗り遅れた要因となった。




基本的に中国の人って外にいるのが好きなんだろうか・・・。
人の目なんか気にもせず、皆思い思いに自分のしたいことを楽しんでいる姿を目にする。

日陰で椅子に腰掛けて世間話をしていた二人のおばあちゃん。
西塘では知ってる限りの中国語を使って、そこに住む人々とふれあってみた。

可以拍照吗?(クーイーパイチャオマ?)
この旅で覚えた中国語の一つ、”写真を撮ってもいいですか?”という意味。
笑顔で話しかければ、みんな笑顔で答えてくれる。
この町の人々は温かかった。




西塘でもやっぱりやってた屋外娯楽!
これは何か?と尋ねると、となりで見物していたおじさんが、「象棋」と紙に書いて教えてくれた。
どうやらこれは中国の将棋らしい。
日本の将棋と全然違うね。




駄菓子屋の前で、きょとんと座り込むかわいいイヌ。




路地の隅に隠れてお昼寝中の犬。
暑くて疲れちゃったの~?!ㅋㅋ