El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

奇跡を信じて・・・J1/名古屋vs札幌@瑞穂陸上競技場

2008-11-30 | Nagoya Grampus


まったく、毎度のことながらハラハラさせやがって!

ホーム最終戦で優勝の可能性を残して試合をするのは、Jリーグ創設以来今年が初めて。
立錐の余地もないくらい超満員に膨れ上がった瑞穂競技場。
すげー雰囲気だったな。

一点を取り返された後は、ホントぶっ倒れるくらい声枯らして応援した。
そして、前節のヨンセンに続き、戦力外通告で名古屋を退団することになった米山が、ロスタイムのFKで決めてくれた時は、また感激で泣きそうになった。

まだシーズンは終わっていないけど、15年間このチームを応援してきて本当に良かった。
優勝の可能性はごく僅かかもしれない。

でも、ここまで来たら行くっきゃないでしょ。
奇跡の逆転優勝を信じて・・・
悲願の初制覇へ・・・

次週リーグ最終節、
九州・大分遠征決行決定!





生き残った!~J1/京都vs名古屋@西京極競技場

2008-11-23 | Nagoya Grampus


スコア2対2のまま後半終了間際のロスタイムで得たペナルティーキック。
PKのきっかけとなった名古屋のエースストライカー、フローデ・ヨンセンが当然の如く自らキッカーを志願し審判の笛を待つ。
優勝争いから生き残るか、それとも脱落してしまうのか、運命を左右するPK。

この時、僕の顔は恥ずかしいくらいくしゃくしゃに歪んでいただろう。
今にも心臓が飛び出そうになる程の緊張。
涙目になりながら、手を合わせ何度も決まってくれと天に祈った。

僕だけじゃない、この日アウェイゴール裏を真っ赤に埋め尽くした3000人のグランパスサポーター皆同じ思いだった。

ヨンセンのPKが相手GKの手をかすめゴールネットに突き刺さった瞬間、これまで勝てなかった6試合のうっぷんを晴らすかのように狂喜乱舞した。
そして、一緒に見に行った友人、周りの知らない人とも泣きながら抱き合い絶叫した。

今期限りで名古屋退団が決定しているヨンセン。
ここぞという時の決定力、献身的なプレースタイル、そしてプレー以外でもマナーが良く紳士的な性格はサポーターから最も愛される選手の一人だった。

ありがとう、ヨンセン。

さあ、生き残った!
次のホーム瑞穂・最終戦も絶対に勝つ!!!!!!

1位 鹿島(57) 2位 名古屋(55) 3位 川崎(54)



まだ終わってない~J1/柏vs名古屋@柏サッカー場

2008-11-08 | Nagoya Grampus


GW以来の関東遠征、東京を超え13年ぶりに千葉に上陸した。

柏サッカー場は、ピッチとスタンドの距離がかなり近く、日本有数の臨場感が味わえるスタジアムとしてファンの評価も高いことで知られている。
その影響からかサポーターも熱くなりやすく、このスタジアムでの試合はトラブルが絶えない。

名古屋と柏の試合でも3年前にサポーター同士の乱闘事件が発生したこともあり、因縁の対決を前に会場の外から厳戒態勢が敷かれていた。
千葉県警の警官が大量動員され、両チームのサポーターが対面しないように鉄柵で完全分離状態。

かつては女性や子供が安心して見ることのできた日本のJリーグもついにここまで来てしまったか…。
まるでヨーロッパのリーグの試合を思わせるかのようなピリピリした緊張感が漂っていた。

スタンドから選手の顔の表情がはっきり見られるだけでなく、息遣いまで聞こえてきそうな柏サッカー場。
残念ながらこの日も最後に名古屋の選手たちの笑顔を間近で見ることはできなかった。

勝利を目の前にして痛恨の逆転負け。
この試合に勝てば再び首位浮上のチャンスだった。
ショックのあまり試合後は皆茫然自失、涙を流すサポーターさえいた。
それでも悔しさを押し殺し、自らに言い聞かせるように選手に檄を入れるサポーターもいた。

「顔上げろ!あと三試合勝てばいいんだ!次は絶対俺達が勝たせてやるから!」
その声は選手の耳にも届いていた筈である。

そう、残り三試合…。
全部勝てばいいんだ。