El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

金沢旅行2日目

2012-01-26 | Life in Japan


金沢滞在二日目。
朝起きて外を見たら雪が30センチくらいに降り積もっててビックリ。
この日の朝、HNK金沢の取材を受けた後、ゲストハウスで同部屋だった4人で一緒に金沢を観光した。

まずは一面銀世界と化した金沢城公園。
天守閣は残念ながら焼失して残っておらず、写真の櫓は近年復元されたもの。
もし昔のまま残ってれば、金沢城も今頃兼六園と並ぶ目玉の観光地だっただろうに…。




続いて兼六園。
その美しさに、言葉に言い表せないほど感動した。
実はわざわざこの寒い時期に金沢を訪れたのも雪の兼六園を見たかったから。
ルームメイトも僕も皆熱心に写真撮ってたな(笑)




兼六園は少し高台の上にあるので、金沢市内が一望出来る。




そして兼六園のすぐ側にある21世紀美術館。
抽象的で自分にはよく分からない作品も多かったけれど、斬新奇抜でなかなか面白かった!




最後に武家屋敷が残ってるエリア。
二軒ほど屋敷跡を見学。


初めての金沢観光。
美味しい海鮮丼を舌鼓し、素敵なゲストハウスで良い出会いに恵まれ、雪の金沢を堪能し、本当に充実した一泊二日の小旅行でした!

Guest House Pongyi

2012-01-26 | Life in Japan


金沢で泊まった宿は「ポンギー」という小さなゲストハウス。
以前友人がこの宿に泊まり、かなり絶賛していたので、いつか金沢に行くことがあれば、絶対ここに泊まろうと考えていた。

海外旅行の時は、いつも格安のゲストハウスに滞在していたのだけど、国内では全くの初めて。
ゲストハウスの魅力は、何といっても宿泊者同士の出会い。
一体どんな人が泊まっているのだろうと、少し緊張気味で玄関の扉を開けたのだが、その心配は杞憂に終わった。

先ず二人の明るい女性スタッフさんが温かく出迎えてくれ、この宿のルールやファシリティを丁寧に説明して頂いた。
また、同じ日に泊まっているゲストさんにも僕のことを紹介して下さり、一気に打ち解け、その後ゲスト同士で近所の居酒屋へ飲みに行く仲になった。




築100年を超える町屋を改装して造られたゲストハウス。
以前は呉服屋さんだったらしい。
もちろん建物は古いが、中は非常に清潔で、可愛らしい小物や旅関連の本が置かれ、きめ細やかに整頓されている。




ドミトリーの4人部屋は一泊2,600円。
ベッドにそれぞれカーテンが付いているところは、海外のゲストハウスやYHでは無かったことだからポイントが高い。
貴重品を入れるロッカーもあるから、セキュリティも問題なし。




居酒屋で飲んだ後は、スタッフさんとゲストさん入り乱れてのカードゲーム。
193(イッキューサン)というゲームはかなり盛り上がった。

翌朝、HNK金沢の方がゲストハウスの取材に来られ、僕らゲストにもインタビューを受けた。
テレビの取材の受けたのは人生初。
緊張して上手く受け答え出来なかったので、自分のインタビューはカットされてるだろうな(笑)




玄関前で仲良くなったみんなと記念写真。
北海道の大農場で働く日本人、韓国・ソウルで大学教授をしているアメリカ人、メキシコから来たファッションフォトグラファーと年齢国籍も様々。
Facebookで友達登録し、いつかどこかで再会をと約束。

ここは是非お勧めです!
今年は国内旅行でもゲストハウスを中心に泊まってみようかな。


金沢旅行1日目

2012-01-25 | Life in Japan
誕生日の翌日、真冬の北陸・金沢へやって来た。
隣県在住だけど、石川県上陸は生まれて初めて。
北陸だけあって、やはり岐阜南部や名古屋と比べるとひと際寒い。

金沢駅に降りて少し驚いたのが、改札口が自動改札ではなく未だに駅員が改札を行っていたこと。
もちろんIC機能のついたカードは使えない。
駅自体は近代的でお店の数も多く立派なのにね。




駅から最初に歩いて向かったのは、伝統的な建物が残っている東茶屋街。
着物を着た芸妓さんが通りを歩く姿が窺え、京都の祇園と似たような雰囲気。
建物の二階から琴の音色が聞こえて来、これがまた癒される。




国の指定重要文化財に指定されている「志摩」というお茶屋の建物に入ってみた。
文政三年(1820)に建てられた建物で、これまで手を加えることなく、江戸時代そのままに残っており、ここで琴、三弦、舞、謡曲といった様々な芸が披露されていたという。

そいうえば昔から残っているお茶屋を見学したことって今まで無かったな。
当時の楽器や家具を見られたことは貴重な経験。
こういうのって博物館で見るよりも感動が大きいよね。


東茶屋街を一通り歩いた後は、金沢城公園、それから近江町市場を見学。
いずれも金沢駅から歩いて廻れる距離。
観光地が集約され、歩いて観光が出来るという意味では横浜と似てるね。
夕方にかけ、寒さも増し、大変な吹雪になってきたところで、そろそろ予約していたゲストハウスの宿へ。

横浜中華街

2011-11-18 | Life in Japan


横浜遠征の宿は横浜スタジアムと中華街に程近いビジネスホテル。

夕食は宿泊先のホテル推薦の中華街の店で。
セットメニューで麻婆豆腐にご飯大盛、ワンタンスープと杏仁豆腐が付いて840円は安い!

山手洋館めぐり

2011-11-18 | Life in Japan
中華街から首都高速の高架下を潜り抜けると、外国人居住地の面影を残す山手エリアに入る。
あちこちに建つ西洋風の建物、みなとの見える丘公園の坂を上がると下校中のインターナショナルスクールの学生達が英語でワイワイ喋りながら歩いている。
そんな光景を見ていると、一瞬自分が欧米のどこかの街に来てしまったかのような感覚に囚われる。

山手には有名お嬢様学校のキャンパスがあり、周辺住宅もまさしく高級住宅地そのもの。
清楚な身なりで上品に歩く女学生、いかにも高級そうな大きな犬を連れ優雅に散歩をする周辺住民。
どうやら僕は観光とはいえ、完全に場違いな場所に来てしまったようである…。



気を取り直して山手西洋館めぐり。

実は現在一般公開してある山手にある洋館の多くが、無料で見学が出来てしまうのだ。
正直これには驚いた。
今まで日本にある文化財の建物は、入場料を払って見学するのが当たり前と考えていたからだ。

横浜と同じ国際貿易都市である神戸。
神戸には北野異人館という、横浜の山手西洋館と同じような建物が数多く存在するが、北野異人館は横浜とは対照的に大部分が有料だったように思う。
横浜市の懐の深さが窺い知れるが、それにしても無料公開に踏み切った意図を横浜市に聞いてみたいものである。




では、訪れた順に山手西洋館を紹介。
まず最初に訪れたのが、横浜市イギリス館。
昭和12年に英国総領事公邸として建築された建物。




山手111番館。
大正15年にアメリカ人の住宅として立てられたスパニッシュスタイルの建物。




山手111番館内部のダイニングルーム。




エリスマン邸。
建築家A.レーモンド氏の設計による貿易商エリスマン氏の私邸として建てられた。




エリスマン邸のクラシックな階段。




最後は昭和5年にイギリス人貿易商の邸宅として建てられたベーリック・ホール。
戦前の西洋館としては最大規模を誇るという。

どの建物も当時暮らしいていた西洋人の暮らしぶりを窺うことが出来、無料で見学するには畏れ多く感じるくらいに見応えのあるものだった。
実際自分がこんな家に住んだら、快適に住めただろうか…、そんなことを想像しながら見てたけど、結論としてはやっぱり自分の家が一番住みやすいだろうってことで、すっかり日も暮れた山手を後にした。

横浜の山手西洋館めぐり。
格安でデートをしたいカップルには是非お勧めです!(笑)

横浜

2011-11-18 | Life in Japan


日本最大の港町、横浜。
海の無い岐阜県でずっと育ってきた者からすると、横浜のような海の見える街に憧れを抱いたものだ。

横浜観光の魅力は、街の規模は大きいものの観光地が集約され、交通機関を使わず歩いて観光が出来てしまうこと。国際貿易都市らしく、数分歩いただけで街の建物だったり雰囲気が一変し、和洋中それぞれの異国情緒を漂わせ、また通りを歩く人もその地域によって変わっていくことが垣間見れるのだ。

山下公園を代表とする、みなとエリアは横浜屈指の観光スポット。
僕が実際に歩いた中でお勧めなのが、横浜国際フェリーターミナルの無料展望デッキ。
公園から少し歩いたところにフェリーターミナルがあるため、観光客は素通りしてしまいがちだと思うのだが、ここからの横浜港の眺めは本当に素晴らしかった。




横浜マリンタワーと、かつて横浜⇔シアトル間を就航していた氷川丸。




奇抜な形をした展望デッキから見た横浜ベイブリッジ。




最後に赤レンガとみなとみないの高層ビル群。

夜は幻想的な雰囲気になり、また別の姿を見せてくれるんだろうね。
洗練されてた街並み、ハイカラな建物、首都圏に位置し、娯楽も多い。
横浜が住みたい街ランキングの常に上位に君臨するのもうなずける。
横浜、一度住んでみたいなぁ。

犬山城

2011-11-09 | Life in Japan


現在日本には4つ国宝に指定された城がある。
その中の一つ、愛知の犬山城に行って来た。
名鉄岐阜駅から約30分で犬山駅に到着。
犬山駅から城下町の面影を残す古い街並みを通って15分くらいの所に犬山城がある。

名古屋城や大阪城、世界遺産の姫路城と比べると小さな城ではあるが、勇壮にそそり立つ姿がまた国宝城としてのオーラを感じる。




犬山城には築城当時の石垣や木材が今でも残されてる。
歩くたびにミシミシと鳴る床、誤って転倒しそうになるほど段差が急な階段…、何百年も前に多くの武士たちがこの城に居座っていたかと思うと武者震いするような気分だ。




付櫓から見た天守閣。




天守閣のすぐ側には木曽川が流れており、最上階からは西は岐阜城のある金華山、南は名古屋の高層ビル群などが見渡せる。




名古屋城や大阪城など、内部が博物館化させた城とは異なり、やはり国宝だと築城当時から現存されたモノが多いため、見応えも違う。
来年は子供に頃に一度行った彦根城と、まだ行ったことのない松本城にも訪れて国宝四城を完全制覇するつもりだ。

東大寺

2011-10-12 | Life in Japan


奈良へ初めて観光へ来た方は、まず必ず訪れるであろう世界遺産・東大寺。
平日であるにも関わらず、とりわけ小学校の修学旅行生の数が多く、今でも東大寺は定番の修学旅行の地なんだと実感。




入場料を払い入口の門を潜ると、巨大な大仏殿が目の前に飛び込んでくる。
どさくさに紛れて修学旅行生のガイドの話に聞き耳を立てていたのだが、何でもこの大仏殿は世界最大の木造建造物であるらしい。
確かに実際現場に立って見てみても、未だかつてこれ程大きな木造建造物に出くわしたことがないから納得いく。




そして奈良の大仏さん。
圧倒的な存在感に暫し見惚れる。




大人になって改めて来てみると、千数百年もの間、幾多の焼失や倒壊があってもその度に改修され、激動の歴史を乗り越え、今に現存するこの建物に感動を覚えた。

個人的に姫路城と並んでベスト3に入る日本の世界遺産。
日本人であれば、ここに一度は足を運ぶべきだと思う。

奈良

2011-10-12 | Life in Japan


関西に住んでいた頃はいくらでも行く機会はあったはずなのに、結局行けずにいた国際観光都市、奈良市。
奈良観光は実に小学校の修学旅行以来。
最初に訪れたのは世界遺産、興福寺。
近くには猿沢の池。
確かこの近くの旅館に泊まったんだっけ。
彼此20年以上も前の記憶が甦る。




奈良公園の鹿の群れ。




ランチは鉄道模型が展示してある道の駅レストランでカレー食べた。
この模型、よく出来てたなぁ。
鉄道ファンにはたまらない?(笑)




観光客は誰もいなかったけど、東大寺近くの名前も分からないお寺。
華やかな東大寺の影に隠れるように、ひっそりと佇むこの建物に何故か惹かれるものがあり、思わず写真をパチリ。

JR奈良駅から歩いて一通り廻ったけど、建物が密集して人通りも多い京都の都会と比べると、奈良は長閑な田舎街といった印象。
4月に訪れた韓国の慶州の雰囲気と似ているね。
地図上で見ると歩いて市内の観光地を廻れるのではないかと高をくくっていたけど、思ったより広範囲。
東大寺に着く頃には歩き疲れて、正倉院や春日大社といった世界遺産は時間がなくて行けなかった。


大阪・ミナミ

2011-10-12 | Life in Japan


長居スタジアムへ向かう前に、ミナミの道頓堀を歩いた。
過去に何度か来たことがあるけれど、一人で歩いていると、至る所にたこ焼き屋があるのに気づき、改めて大阪はたこ焼きが代表的な食べ物である感じた。
結局道頓堀の二つの店舗でたこ焼きを食し、スタジアムへ向かうことになる。




道頓堀ではグリコのネオンの写真を撮ろうと考えていたのだが、暗くなっても一向にネオンの明かりが灯る様子はなく、その原因は節電対策の影響ではないかと気付いたのは、くいだおれのおっちゃんのこのサインを見た時だった。




翌朝、奈良観光へ行く前に新世界界隈を練り歩く。
小学生の頃、家族と通天閣を見に、この辺りを歩いたことがあったけど、なんだか怖そうなおっちゃんが多くて、子供心にここは治安の悪いエリアではないかと想像したものだが、今でもその印象は子供の頃に見たそれと同様だった。
しかし、古くから残る居酒屋、食堂、ゲーセン、将棋クラブなど、昭和の面影を色濃く残す店が立ち並んでいるのを見て歩いているだけで、まさしく「昭和の時代」に戻ったかのような懐かしい気持ちにさせられる。

きっと大阪の中でも新世界は人情味豊かな人が多いのだろう。
次回大阪へ行くことがあれば、新世界の飲み屋にでもふらっと立ち寄り、昭和の面影を感じながら誰かと杯をかわしてみたい。