El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

J1/名古屋vs浦和@豊田スタジアム

2007-05-19 | Nagoya Grampus


久しぶりにサッカー観に行ってきました。
名古屋の試合は今年初観戦!

豊田スタジアムのグランパスvsレッズの試合は、名古屋のHome Gameで唯一ヨーロッパの雰囲気が感じられる試合でもあるんです。
だから当然観に行かない訳にはいきません。

いつものようにレッズサポは、遠くアウェーから大挙してつめかけ、地鳴りのような大声援。
対するグラサポもレッズが相手となると、いつも以上に熱い大応援で対抗し、両サポーターの大歓声が豊スタの完全に閉ざされた屋根に大きく反響する。
素晴らしい専用スタジアムに34,000人の大観衆は、今日この日も、この豊田の地で本場ヨーロッパの雰囲気を体感したに違いない。

でも残念なことに、豊田スタジアムでグランパスのサッカーが見られるのは毎年僅か5試合にすぎないのです。
陸上トラック兼用で、ゴール裏からだとかなり見え難い瑞穂ではなく、日本のサッカー専用三大スタジアムである豊スタでもっと多くの試合を開催して欲しいと願うサポーターは数多いと思うのですが…。

豊スタがグランパスのHome Stadiumにならないのは、やはりアクセスの不便さが一番の理由なんでしょう。
名古屋駅から1時間以上もかかるあんな場所に作ってしまったばっかりに、Home移転どころか、日韓W杯の開催地に落選、日本A代表の試合は未だかつて一度も誘致していない有様です。

今更愚痴を言っても仕方のないとこですが、やっぱり豊田市に作ったのは失敗だったと思いますよ、ホント…。
例えばの話、名駅から徒歩10分で万博のサテライト会場のあった笹島貨物跡地なんかに豊スタを作っとけば、今頃状況はかなり変わってただろうな~なんて夢見ちゃうわけです。

陸上兼用とサッカー専用とじゃ、臨場感も見易さも全然違う。
それに専用はゴールのすぐ裏に熱狂的なサポーターが付いてるため、ホームアドバンテージが倍増する。
やっぱり瑞穂の試合だと足が遠のいちゃうんですよね…。
陸上兼用が、今のグランパスの観客動員低迷の原因の一つでもあると思うんです。

だから全てとは言いませんが、せめて年間の半分くらいは豊スタで試合をして欲しいんですよね。
今日は惜しくも最後に力の差が出て負けてしまったけど、サポーターの拍手が物語るように、王者レッズ相手に良い試合してくれた。
素晴らしいスタジアムで、そして観客が多ければ多いほど、選手もサポーターも燃えるんです!
何年後か、相手がレッズでなくても、毎試合グランパスレッドで埋め尽くされた豊田スタジアムが見てみたいです。