醤油庫日誌

やかんの映画ドラマ感想文。

ゲームオブスローンズ3周目

2019年02月03日 | 【か行】タイトル
ようやく全ピースが頭の中で填まったというか、セリフや小道具で登場人物についてのアレコレがちゃんと説明されてんだな。
話について行くのがやっとだった一周目、やっとじっくり鑑賞できた二周目、ようやく細かいところまで観られた三周目である。
ああこれでワシもなんとかゲースロファンを名乗れるわい、と……甘いかw
推しがジョラーさんなのは変わらぬ。
落ち着いた身のこなし、激しても決して逆上しない深い淵のような、でも炯炯と光る虎のような目。
いや、彼はベアーであった、金の熊かな。
日に焼けて褪せた金髪とお揃いの、薄い色だけどフサフサの体毛はクマさんか。
……原作では真っ黒モサモサのてっぺん禿げの熊男だとか。
性格も自信過剰で獰猛だそうで、ドラマのジョラーさんとは別物という話なので、原作には金輪際触らんことにするw
あの、あくまで控えめな、どことなく物腰に品の良さが滲み出るジョラーさんが良いのだ。
剣奴に売られようが、傭兵に身を持ち崩そうが、武人の誇りと生まれついての貴族の品位を決して失わぬサー・ジョラー。
初期のジョラーさんはまさに相談役で、過酷な運命に立ち向かう寄る辺ない姫君をしっかりフォローしており、カリーシもまだ彼に頼っているんだね。
デナーリスがドラゴンの女王へと成長するにつれて、彼との関係がはっきりと主君と臣下に変わっていくし、もう女王も彼に頼ったり八つ当たりしたりしなくなってくる。
それでも彼はひたむきに、しかしあくまで控えめに女王を愛し続けるんである。
泣かせるぜ、ジョラーさんの献身的な愛。
見返り無しで、でもちょっと切なげな目もして、たまりませぬキャー。
あのちょっと軽く腰を捻った立ちポーズがかっこいい。
仏像の四天王の立ち姿を思わせる。
鎧やスカートもそう言えば仏像っぽい。
冬服より砂漠のジョラーさんが良い、雪の中ではジョラーさんてばなんか寒そうで。
……頭のてっぺんのせいか?
てっぺんが薄くてもハンサムはハンサムである、ジョラーさんしかり神山さんしかりw
ああ、死なないで、ジョラーさん。
最終シーズンの初っ端で死亡となったらワシは荒れるぞw

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