横浜市社会福祉士会ブログ

これからは市町村の社会福祉士会も重要です。

[横浜支部企画] たまひよクラブ   

2011年10月10日 | Weblog
たまひよ企画始まりました!!



10/2(日)に養成校の学生と資格取得後3年未満を対象とした社会福祉士の「たまご」「ひよこ」に向けた研修を実施しました。

当日は横浜支部会員の榎氏による講演を通じて、社会福祉士になるのがゴールではなく、そこから始まる「出会い」と「気づき」を通じて、専門職の研磨が始まることの必要性があるという内容の話がありました。

この企画には養成校の方からも興味を示していただくことができ、関係者の方も協力して下さっています。会員の率の低下が進む中で新たな試みとして、また若い人材の育成ができればと考えています。今回の参加者を中心に次回は社会福祉士の倫理観を自己評価してみようという内容で年末に行う予定です。

終了後は懇親会で更に盛り上がる時間となりました。
次回以降も皆様のご参加をお待ちしています。
                            (島田)

高齢者の延命治療を考える

2011年10月10日 | Weblog
横浜の神奈川・西・中の3区を対象にした地区活動を行う「中部連絡会」が6月に立ち上がりました。
これを記念する意味もあって、9月26日に中部連絡会主催で「高齢者の延命治療を考える」と題する講演会を開催しました。

初開催ということで準備段階に多少の手違いがあり、参加された皆さんにご迷惑をおかけする場面もあったかもしれません。

 当日は、35名と多くの参加者があり、延命治療に関心を持っている方が多いことを改めて認識し専門職としての関わりを改めて考える契機となりました。
                                  (講師:日本尊厳死協会 小原理事)

参加された方からの感想をいただきましたので掲載します。

9月26日、日本尊厳死協会の小原理事を講師に迎え「高齢者の延命治療を考える」というテーマで講演会が開催された。参加者は35名で、8割が社会福祉士だった。尊厳死の主旨は「延命治療を望まない本人の意思があり」そして「病態が不治かつ末期」の場合、無意味な延命措置を強行することは許されないというものである。講演のあと、胃ろうは延命措置であるか、など興味深い質問が寄せられ、盛会裏に講演会が終わった。
私自身は、過剰な医療にたいする疑問を持っており、尊厳死について知識を得たいと思ったのが参加した動機です。尊厳死は一人の問題でなく、医療従事者や家族を含めての
問題であることが理解できた。希望としては、「高齢者の尊厳死」をもっと掘り下げて欲しかった。独居や認知症高齢者の尊厳死、延命治療についての質問に、もっと的確な答えが欲しかった。(大平君江)