本日は中部連絡会定例会で、日本聞き書き学校講師で、「聞き書きの樹」代表であり、白十字在宅ボランティアの会に所属されている、渡辺和子先生に、「聞かせてください、あなたの人生」〜聞き書きボランティアで出会った人々〜と題してご講演をいただきました。
「聞き書き」とは、語り手から「話したい話」を聴かせていただいて、それをその方の「話し言葉」で書いて、世界で一冊の本にして、後世に残すことです。
緩和ケア病棟の方や、認知症の方、広汎性発達障害のある青年など、実際に渡辺先生が「聞き書き」をして作られた作品をご紹介いただきながら、話し手の話したい内容を自由に話してもらい、またその話を引き出す方法、形に残ることでの達成感やそのメリットなどをお話しいただきました。