横浜市社会福祉士会ブログ

これからは市町村の社会福祉士会も重要です。

新聞投稿掲載

2007年03月11日 | Weblog
3月10日神奈川新聞、自由の声欄に掲載されました。
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成年後見制度の普及願う
 社会福祉士 須田幸隆 62 (横浜市緑区)

 二月二十六日、横浜家庭裁判所の新しい所長さんの就任会見がありました。
その中で「高齢化社会で増加している成年後見事件や動機が理解困難な少年事件を適
切に処理したい」と抱負を述べられたと本紙が報じていました。
 前任の所長さんも「成年後見制度の充実」に力を入れておられたので、後見人を受
任している者としては力強い限りです。
 しかし悪質商法による認知症の高齢者などへの権利侵害事件が後を断たない中で、
成年後見制度の活用が叫ばれているにもかかわらず、未だその認知度は低いのが実情
です。
 私たち横浜市社会福祉士会は、成年後見制度の啓発・普及の目的で一昨年劇団を結
成し、身近な地域で上演しています。また講談師の神田織音さんに協力していただ
き、講談として全国で語っていただく試みにも挑戦しています。
 今この二つの取り組みが地域で全国で、成年後見制度の普及を願って、じわりじわ
りと広がっています。