横浜市社会福祉士会ブログ

これからは市町村の社会福祉士会も重要です。

寸劇の伝道師

2006年05月23日 | Weblog
 今回の寸劇が上演されたプロセス、その結果を顧みて
どんな効果があったかを自問自答してみました。
それはかもめ座が直接目的として掲げる成年後見制度の
普及啓発ばかりではありません。
当該地域にとってはもっと大事な地域ケアプラザと地域の
方々との関係性、地域住民を支える関係機関の連携の強化
に繋がったのだと思います。
これこそがまさに地域づくり、地域福祉なのでしょう。
その結果が社会福祉士、社会福祉士会の社会的認知向上なのです。
今度は私たちが西金沢地域ケアプラザから、
その手法を学び横浜の各地域で気軽に演じてもらえるよう
考えてみましょう。
寸劇の伝道師だね。
楽しくて役立つ支部活動とも言っていいね。
(文責:須田幸隆)

劇団かもめ座「それでもここで暮らしたい」第2回講演報告

2006年05月22日 | Weblog
先週の土曜日5月20日、金沢区釜利谷にある山の手自治会館において第2回劇団かもめ座「それでもここで暮らしたい」が上演されました。今回は昨年9月の神奈川新聞の記事を見た西金沢ケアプラザの包括社会福祉士の吉田さんがケアプラ事業の一環でかもめ座の劇を地域向けの講座でやりたいと役員会にもちかけてきたのがきっかけです。
 「劇団かもめ座はやりたいと思った人が監督です」といえば聞こえはいいですが、横浜市社会福祉士会としても公演履歴はまだ1回・・・それを覚悟で依頼してきたかどうかは知りませんが、吉田さんはすぐに役者を集め、台本を西金沢CPバージョンに書き換え、練習計画をたてられました。
 役者全員が集まっての練習はなんと本番前日の一回のみという強行スケジュール。正直なところだいじょうぶかなとかなり心配でしたが、まったくの取り越し苦労でした。読み聞かせボランティアのナレーションといい、民生委員役の民生委員さんといい、トラオ役の区役所の方といい、初回公演とはまた違ったキャラクターがとてもいい味を出していました。特にナレーターの方はプロ級で最初のナレーションだけでホロっとしてしまいました。
 本番の感想に関しては公演依頼者であり、みごとやってのけた吉田さんにゆずりますが、かもめ座の地域展開スタートの経験をさせてくださった吉田さんに改めて感謝。横浜市社会福祉士会の劇団かもめ座はこれからも西金沢CPさんをはじめ若い社会福祉士(という私も若輩者ですが)の地域における成年後見制度啓発事業の支援をしていきます。