のり巻き のりのり

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若冲 動植彩絵展

2019年06月29日 | つれづれ日記
伊藤若冲といえば、鶏の細密画で有名です。
今では誰もが知っている日本を代表する画家です。

市内にある美術館で、若冲の絵を織物で表現した作品展をやっていました。



なんと、これ京都の西陣織でできているんです。





原画複製と一緒に展示されていましたが、色や形、質感など本物と全く同じ。
一本一本糸で織ってあるんですから、すごいです。

どうやって全く同じ絵ができるんだろうと聞いてみると、コンピューターで原画を読み込んで、織機に学習させる、つまりAIを使っているわけです。
絵を織り込んだ帯や着物がありました。ン十万円。

若冲さんもびっくりでしょう。
美術館、無料でした。織物会社の催事だったんですね。でもすごいの一言しかありません。


私はあえてアナログで、手書きのお礼状を書きましたよ。



サクランボを贈ってくださった方にね。