たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

残念だった

2006-07-25 11:32:12 | Weblog
 千秋楽、大関白鵬は横綱朝青龍を46秒の大相撲の末、寄り倒しに破った。まれに見る熱戦で、実に迫力のある試合であった。これで横綱昇進間違いなしと思ったがそうはならなかった。
 先場所優勝し、綱取りのかかった今場所、初日の取組で露鵬に破れいやな感じがした。中盤でまた雅山に痛い2敗目を喫し、綱が遠のいた。そしてその間に横綱朝青龍の独走を許してしまった。しかしその後は磐石の相撲で上位陣を総なめにし、千秋楽でも全勝の横綱朝青龍を倒した。しかし前日には朝青龍の優勝が決まっていた。
 大関白鵬も内心では横綱を手中にしたと思ったろうが、今場所は横綱昇進見送りの情報にがっくりした様子が報道されていた。未だ若いのに風格、安定感ともに抜群であり、よほどのアクシデントのない限り、来場所の横綱昇進は間違いないだろう。そうなると2横綱ともにモンゴル出身ということになる。
 日本の国技である相撲も今やグローバル化し、力士の出身地も青森、茨城、東京、愛知、福岡、大分など日本の各県、モンゴル、ブルガリア、ロシア、エストニア、グルジア、韓国と多彩になっている。番付表で出身地を見るのが楽しみなほどだ。