たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

家庭における児童の日常

2006-07-01 18:10:58 | Weblog
 厚生労働省が発表した全国家庭児童調査によると、「親子一緒に食事をする」家庭は、毎日の家庭では朝食26.3%、夕食25.9%、週2-3日では朝食21.7%、夕食36.3%、ほとんどないでは朝30.6%夕食7%となっている。「毎日親子そろって食事をする家庭」は4分の1程度で、特に朝食は一緒でないことが多いようだ。
 父母の就労状況では父親が99.45%、母親が57.3%で、それぞれの帰宅時刻は、父親の場合は8時前が17.6%と最も多く、次に多いのが7時前、9時前、10時前の順で、0時前が8.3%ある。母親では6時前が21.3%と最も多く、次に7時前、4時前の順であった。子供の帰宅時刻は6時前が43.1%で一番多い。
 しつけの点では、「やや厳しい」が、父親の場合35.4%、母親46.1%で母親のほうが厳しく、「やや甘やかす」では、父親の場合28.1%、母親が22.5%でこちらも母親のほうが甘やかしていないようだ。
 その他、携帯電話の所持率は、小5,6年では24.1%、中学生では48.3%、高校生や専門学校生では91.8%で、子どもの生活に広く普及している。
 こうした調査結果を見ると、一般的な家庭の状況が見えてくる。われわれが常識的に感じとっていたことが、数字で確認できたと言える。