山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆全日本育成会の防災マニュアル作り

2012年07月17日 | 災害
家族支援・障害認識Pの開発委員長の吉川かおり先生
明星大学教授・全日本育成会理事
から、全日本育成会で防災マニュアル作りをやるという
情報をいただきました。

厚生労働省から助成金を得て、東日本大震災で被災した
知的・発達障害児者及び、家族支援の防災マニュアルだそうで
吉川先生も委員になっているそうです。

どうなるかはまだわかりませんが、何らかの方向性が見出せると
いいなあと思っています。との事でした。

吉川先生も大学の講義の他、育成会の行事で全国を飛び回って
いらっしゃいます(10月には山形にも来ていただきます)

プライベートでは、障害のあるお兄さんの事で、
ご両親もご高齢になっていらっしゃいますし、
先生の出番も多くなっているそうです。
今現在は、とりあえずの生活の立て直しの期間は過ぎて、
住まいの分離がうまくいくように働きかけをなさっているそうです。
家族支援ワークの内容にもありますよね
本当にお忙しそうですのでお身体に気をつけていただきたいと思います。


防災マニュアルについては、内容などはまったく解りませんが
山形でも昨年の震災直後は、障害のある子どもを家に置いたまま
買い物などへ出かけにくいというような話も出ていましたので
本人はもちろん、家族支援も組み込んだマニュアルというのは
ありがたい事だと思いました。
どのようなマニュアルになるのか楽しみです(F)





本人活動を根付かせたい

2012年07月17日 | 本人活動

「本人分科会」の開催

 山形県手をつなぐ育成会では本人活動が根付いていない。
 その課題を解決する方策をどのように考えているか。
 第24回山形県知的しょうがい者福祉大会を開催(平成24年7月29日・日曜日・村山市民会館)する。
 「育成分科会」と「本人分科会」と二つの分科会を午前中に行うことになっている。
 「本人分科会」は8人の体験発表者として県内から選んでもらった。
 学齢期の人、通所施設利用者、グループホーム利用者、就職している人とさまざまな人の中から選んだ。
 その人たちが、困っていること、悩んでいることを発表する。
 それについて、どんな風に解決に向けて取り組んでいるか発表してもらう。
 簡単に解決できないことも多い。
 それで、7人の方々が助言者としてアドバイスしてもらうことにしている。
 そのアドバイス役は、学校の先生、事業所やグループホームの支援員、就職先の支援者、保護者である。
 体験発表者の本人たちには、発表原稿を事前に提出してもらった。
 「本人分科会」では、その発表原稿を参考にして一人一人から話してもらう。
 その話題を取り上げて、話が広がるように計画している。
 司会進行役は、サポートセンターの所長さんが行う。
 さまざまな事例に携わってきた所長さんである。
 一人一人の思いをうまく引き出し、取り上げてくれるだろう。

常時活動として根付くか
 
 以上、大会向けの方策である。
 これをいかに常時活動として根付かせていくかである。
 「本人分科会」の体験発表者の中から本人活動の組織をつくっていきたい。
 本人活動の組織を立ち上げる準備会を開催してゆく。
 それには、地区育成会、福祉協会、事業所等のバックアップが必要となる。
 
 本人をどのように集め、どんな活動を行うか。
 どんな支援が必要か。
 会場をどうするか。
 土日が活動の中心になるので、支援者をどうするか。
 会費をどうするか。
 会合はどのぐらいの間隔で行ったらいいか。
 本人たちを本気にさせるにはどうするか。

 克服すべき課題はいっぱい。
 まず、中心になって動く本人を見つけないと。
 (ケー)