山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

◆納涼大会のご案内

2012年07月13日 | 行事
社会福祉法人愛泉会 向陽園から納涼大会のご案内です

平成24年7月28日(土)17:00~20:40

向陽園 駐車場


オープニング太鼓(芸工大)
ももいろクローバーダンス(職員5人によるダンス)
よさこいソーラン節(利用者・JR東労組・職員)
心体表現の会
盆踊り
打ち上げ花火

模擬店
・ワークランドべにばな(餃子)

・はとぽっぽ倶楽部(豆腐)

・ガッツ(綿あめ・アニメ風船・縁日等)

・焼き肉くろげ(焼きそば・フライドポテト)

・いばら木(肉そば)

・宮城県石巻市障害福祉サービス事業所くじらのしっぽより焼き立てパン

・向陽園利用者の作品展示と販売
(手工芸品・和紙製品・園芸品・しいたけのホダ木・木工製品・里山たまご)

乗馬体験も実施します
乗馬料金 300円
15:00~16:30まで(受付終了は30分前)

             


納涼大会の時期なんですねぇ
ウチの息子もお世話になっている向陽園さんのお祭りです。
昨年初めてお邪魔しましたが、園の利用者さんと職員さんたちだけのお祭りではなくて
地域の方々も家族で浴衣や甚平などを着て参加していて、地域のお祭りとして
しっかりと定着しているお祭りになっています。

個人的には職員さんのももいろクローバーダンスにとっても興味があります
今年は宮城県石巻の事業所さんの模擬店もあるようです。
お近くのかたも、そうでない方も是非足を運んでみてください(F)


障がい者はお荷物の意識がまだまだ根強い

2012年07月13日 | 地域福祉

 「心のバリアフリー化」を図るための研究報告書が発行された。
 次のタイトル書である。

 心のバリアフリー化に関する促進・啓発事業企画実行委員会 委員長 坂巻 熙(さかまき ひろむ)編「平成22年度心のバリアフリー化に関する促進・啓発事業」平成24(2012)年2月29日刊(社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会)

 本誌の「第2章 座談会 心のバリアフリーに関するアンケート調査をめぐって」(p.63~p.107)から興味深い発言を引用する。
 その第18回目、最終回
 坂巻 熙氏(淑徳大学名誉教授、元毎日新聞社論説委員)は、「努力したくてもできない人のことを無視する世の中を変えることだ」と、以下のように指摘する。(p.107)
                 
********************************************************

【引用始め】(p.107)

 坂巻:
 やはり二方面から、制度と心の問題の両方面から突き詰めていかないと、心のバリアはなかなか無くならない。
 私たちの意識の中そのものにも、やはり社会の価値観として、健常の人が正しくて、障害者がお荷物だというような意識を持っている人はどこかにいるわけだ。
 小泉元首相のように、「努力した人間が報われるんだ、努力しない奴が悪いんだ。」と、努力したくてもできない人のことを無視するような政治家はたくさんいるわけです。
 そのあたりを少し具体的に議論していかないと。
 抽象論でいってしまうと、「分かりました、分かりました」で終わってしまう。
                             
【引用終わり】

********************************************************

 心のバリアフリー化は社会の価値観の変革である。
 制度及び心を変えていかなければなんともならない。
 障がい者はお荷物だとする考えもなかなか無くならない。
 努力主義も幅を利かせている社会である。
 もちろん、努力主義はある一面で大切な考えだ。
 しかし、それが全てでないことも確か。
 本音で社会のバリアを変え、個別のバリアを変えていくことである。
 (ケー)