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「暴行清兵を斬首する図」でMITに抗議殺到

2006年05月08日 | 歴史・伝統
朝日新聞
ダワー教授が宮川繁教授(言語学)と共催。「黒船と侍」と題した開国時期の版画から、被爆者による絵画を集めた「グラウンドゼロ1945」まで、各時代の項目ごとに数百枚の画像を使って日本の近現代史を学ぶ。MITが02年から始めたネットでの公開講座「オープンコースウエア構想」の目玉企画だ。
 問題の版画は「脱亜」の項目に掲載された、日本兵が抵抗した中国兵捕虜を斬首している場面を描いた「暴行清兵を斬首する図」など。ボストン美術館の所蔵品で、戦争を通じて日本側が中国人への偏見を強めた「戦意高揚プロパガンダ」の一例として、ダワー教授が解説をつけた。
 ところが、このサイトが先月23日にMITのホームページに掲載された直後から、同校の一部の中国人学生が問題視し、ネットに画像を張り付けるなどして抗議を呼びかけた。中国語サイトなどが、サイトの趣旨を十分に説明しないまま、画像だけを「MITがサイトに反中画像を提示した」などと紹介。雪だるま式に広がり、「日本の侵略戦争を美化している」「中国人を侮辱した絵をなぜ取り上げるのか」などとの批判が世界中からメールや電話で大学に殺到したという。
 MIT側は中国人学生らと協議したうえで、両教授が「意図に反して中国人コミュニティーに苦痛を与えたことは遺憾」との声明を発表。25日にサイトをいったん閉鎖した。
 今後は、サイトの閲覧者が「歴史そのものが残虐なので、残虐な画像もあります」などの説明を読んだうえで画像に進む仕組みに改善して、今週中に再開する方針だ。ただし掲載内容は、問題の版画を含めて一切変更しないという。
(略)学長は声明で、批判には悪質な中傷も多かったとして「学問の自由は守る」と述べた。同校で長年、中国の学生を教えてきたペルデュ教授(中国史)も、帝国主義や民族差別を批判している解説を無視して画像だけを取り上げた学生を「意図的に反日感情をあおった」と批判している。
 一方、ジン・ワン教授(中国文化)は一部の極端な言動は支持できないとしながらも、「教室と違ってMITのサイトで公開する以上、世界中の人を対象にする責任が伴う。サイトを見る人に不快感を与える可能性があるかを配慮しなければならない」と主張する。
#元のデータが分からないが、ともあれ大騒ぎは西安の西北大学での演劇事件を思い出す。反日狂奔というものが分かったか、と言いたいところだが、ダワー教授らの付けた解説も日本悪者説に従っている可能性が大。どっちにころんでも、日本に良い事はひとつもない気がする。
#元は国民党や共産党のプロパガンダから始まった反日宣伝なのに、ここまで中国知識人(学生はインテリ層だ)やネチズン?に普及し、21世紀にも拡大しているというのは、どういう事なのだろう。

追記:タイトルからすると、これだろう。>早稲田大学図書館のデータベース「暴行清兵ヲ斬首スル図」

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