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世界の覚書

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超小型住宅の可能性と憂鬱

2008年10月26日 | 経済・エネルギー・交通
CNN:広さ14平方メートルの一戸建て、住み心地は上々と
ビル・カストリノさんは最近、夫婦で面積14平方メートルの家に移り住んだ。(中略)夫妻は170平方メートル近くあったマイホームから、このおもちゃのような小屋へ引っ越した。1階部分は約9平方メートルで、台所やリビングスペース、バスルームなどが配置されている。はしごを上った2階部分は、5平方メートルほどの空間にベッドを置いた寝室スペース。車輪のついた移動式住宅で、現在は娘一家の敷地に設置。周囲は、平均的な一戸建てが7000万円以上という住宅地だ。ビルさんたちはこの家を1万5000ドル(約147万円)で手に入れた。月々の光熱費はわずか15ドル(約1470円)。(中略)前の家では毎月1500ドル(約14万7000円)のローンを払い、光熱費に160ドル(約1万5700円)もかかっていた。
14平方mとは単純計算で8.5畳だが、1階部分は9平方mなので、それは5.5畳に過ぎない。要するにトレーラーハウスの一種で、ちょっとウッディなものという印象。アメリカでは元々トレーラーハウスは伝統がある。ただ、居室の小型化は省エネには効く。もちろん建造費のコストダウンにも効く。後、逆説的に地震に強い(笑)。
もともと建設業界にいたビルさんは、超小型住宅の建築、販売に乗り出すことに。過去半年間で、150万-200万円前後の家が11棟売れた。顧客は年金生活者や生活保護世帯など。昨今の経済情勢を反映して、問い合わせの件数は増える一方だという。
タイヤを付けるかどうかは好きずきだが、固定資産税の扱いについてはちょっと微妙だ。超小型ハウスなのだから、仮に課税されても安いものだろう。風で動じないようにするには、基礎とガチガチに固めた方がいいだろうし、コスト思考で大事なのは長期的見通しだ。もちろん、ガス水道電気通信など、基本インフラも必須。

スモールハウスで一番問題なのは、家自体より、持ち物の量かもしれない。自分の場合は本が多過ぎる。本来なら、ITがそれを解決するはずだった。まだあきらめてはいない。

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