worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

ムービング・ゴールポスト

2015年01月29日 | 地政学
産経:「歴史」固執する朴槿恵政権の陰で頭抱えるソウル市長「どうすれば日本の客増やせるか」 “反日”と“国難”で軋む韓国 ムービング・ゴールポスト、これに尽きる。韓国側がゴールを設定し、それに乗っかってボールを蹴ると、ゴールポストはいつのまにか動いていて、シュートは無かった事になる。全く意味がないので、このスキームは永遠に停止するしかない。それが「脱亜論」。 脱亜論は別に隣国と仲良くしないという . . . 本文を読む

儒教全体主義の脅威

2014年12月27日 | 地政学
池田信夫 blog:吉田レジームと岸レジーム共産主義が国家としても理念としても崩壊し、中国でさえ儒教の伝統を復活している今、反共にどれほど意味があるだろうか。かつてのソ連・東欧ブロックは現実的な脅威だったが、それに比べると今の中国は軍事力も国際的影響力もはるかに小さい。岸レジームを継承する安倍氏の「美しい国」がリアリティをもたない一つの原因は、このように仮想敵としての共産主義が消えたことだ。中国は . . . 本文を読む

ウクライナ分離派の義は回復できない

2014年07月20日 | 地政学
マレーシア航空機の撃墜は、東ウクライナ分離派の義を決定的に失わせた。これが潮目である。1万m以上の上空でも軽々と撃墜できる高性能ミサイルとオペレータの出処はロシアだろうから、ロシアに対する風当たりも厳しくなる。ヨーロッパは今回甚大な人的被害を受けたオランダはともかく、どちらかというと融和的だが。 追加制裁に広がる不安 ロシア経済界に不安拡大欧州が露軍事企業の制裁に動けば、ロシアのミサイルや潜水艦 . . . 本文を読む

イラク情勢とイランの深謀

2014年06月17日 | 地政学
イラクでISILなるスンニー派の過激派が、フセイン政権崩壊後、最大の攻勢を行い、事実上のスンニー自治権を確立しつつあるらしい。どこまでやる気なのかはよく分からないが、深刻な情勢である。日本ではあまり話題になってない感じだが。 「残虐」過ぎてアルカイダに破門されたみたいな話もあるISISだが、それは見せかけだけという話もある。ISILの攻勢にシーア派を守るべく?イランがイラク支援の姿勢を見せ、アメ . . . 本文を読む

情勢が変わって、気運も変わるのか

2013年11月24日 | 地政学
情報戦略、諜報戦略、防諜戦略。なかなか整っていかない。自民党も腰を据えてかかる事が出来ないでいる。三年前のあの事件のことを引き合いに、特定秘密保護法案に対して、ああだこうだと言う人がいるが、当時、秘密でもなんでもないものを隠蔽しようとした人たちは今、そのことには何も触れず屁理屈を付けて反対しているのはどうなんでしょう。反対するなら真面目にしてほしい— 一色正春 (@nipponichi . . . 本文を読む

彼らのエートス

2013年11月07日 | 地政学
月見櫓:嫌韓?反韓? 反韓とは初めて聞いた気がする。確かに、今後工作員用語として使われていくのだろう。嫌韓は、笑韓や諦韓に至る前段階みたいな話なら聞いた事がある。直接反論する行動は、最近見られるようになってきたと思うが、それは嫌韓とはちょっと違う気がする。 もちろん日本・日本人に対するヘイトスピーチ、ヘイトクライムには、注意を払い、断固抗議・阻止していくべきだと思う。怒らせることをすれば、ただ . . . 本文を読む

中国の火薬庫

2013年11月02日 | 地政学
NATIONAL GEOGRAPHIC 2009年12月号 > 特集:中国の火薬庫 ウイグル中国国内の石炭埋蔵量の約40%、天然ガスの20%以上がこの一帯にあることが判明したのだ。さらに重要なのは、確定石油埋蔵量の20%近く(政府は30%と主張している)が新疆ウイグル自治区に埋まっているという事実だ。むろん金や塩などの鉱物資源も豊富である。 . . . 本文を読む

変わらない、あるいはますます悪化していく朝鮮半島

2013年10月11日 | 地政学
地政学を英国で学んだ:中韓首脳会談:韓国はなぜ戦略的に失敗するのか韓国は、いわゆる「小中華」の属国として、しかも米韓同盟を続けたまま、中国による「天下」体制の一員となることを模索しているのかもルトワック氏の分析の紹介だが、基本的に同意するものの、語りから抜けている要素がある。それは(1)事大主義と、(2)日韓併合の教訓。 事大主義は強きにつく、という事で、それだと主権感覚がおかしいことになる(国 . . . 本文を読む

エジプト暫定政権は中東諸国の多くに支持されている

2013年08月21日 | 地政学
アラブの天安門とも言うべき事態が生じてしまった。ある面では、イラク侵攻直後みたいにもなっている。問題は真相。「政権」による自国民の殺戮は酷いというのは、その通りだが、そう単純なんだろうか。 モルシ派のデモが一切非武装という話がある。だが、デモ隊に対して後ろから「こちらも武器で支援しているから怯むな」という意味の激励があったようだ。仮にこれが事実であって、治安当局に少しでも発砲していれば、倍返しど . . . 本文を読む

パワーツールを個人が持つ時代

2013年08月14日 | 地政学
冷蔵庫写真事件。「スマホ with SNS」というツール(兵器)が凄すぎるのに、兵士が気づいていないし、しかもその兵器は雇用者が渡したものではない(今後、何らかの禁止措置が可能かもしれないが、それはそれ)。 地政学を英国で学んだ:「バイトがネットにイタズラ画像」事件と戦略論2米陸軍の元少将であるロバート・スケールズ(Robert H. Scales)という人でして、彼の独自の議論を『黄色い煙』( . . . 本文を読む

コバヤシマル・シナリオ

2013年08月06日 | 地政学
Wikipedia:コバヤシマル・シナリオ民間の貨物船コバヤシマルがクリンゴン帝国との緩衝宙域近くで故障し、クリンゴン側へ漂流していくという想定。救難信号を受けた候補生たちは宇宙艦の指揮官および士官としてコバヤシマルを救助しなければならないが、そのためには緩衝宙域を超えクリンゴン領宙を侵犯することとなり、結果圧倒的多数のクリンゴン艦からの攻撃を受け、交戦状態に突入する。 実はこのテスト、どう行動 . . . 本文を読む

反欧米日主義の危険な日々

2013年07月31日 | 地政学
グローバル・アメリカン政論:イスラム過激派の脅威は欧米だけのものではない一般にはバラモン教がインドの支配者と庶民の間でヒンズー教として再興したために仏教が衰退したと理解されている。(中略)しかしインドの仏教を破壊してとどめを刺したのはイスラム過激派である。(中略)最も恐るべき攻撃はゴール朝の時代にムハマド・バクティヤール・ハルジーが仏教文明の最高峰とも言うべき僧院に対して行なった破壊行為で、玄奘が . . . 本文を読む

米上院:、対中非難決議採択

2013年07月30日 | 地政学
J-CAST:「米国、尖閣で手のひら返した!」 中国、上院「非難決議」に反発米上院が2013年7月29日可決した「対中非難決議」に、中国側はいらだちを隠せない様子だ。尖閣諸島などでの中国の行動に「釘を刺す」この決議案が提出された6月以来、中国メディアやネットなどでは、米国の出方を警戒する記事がたびたび掲載されている。(中略)決議案は2013年6月10日、民主党のメネンデス外交委員長ら超党派議員によ . . . 本文を読む

レーベンスラウム

2013年07月03日 | 地政学
Lebensraum(独)は直訳するとliving space(英)らしいが、和訳は生存圏。 人種論にも通じるが、文明的成功が人種的優越を意味し、劣等人種を要するに圧倒して(追い出して)領土を確保して移住し、自民族の領域を広げちゃおうという、露骨すぎる拡張主義のことらしい。圏という訳語を信ずれば、ドイツ的だなあと思うところもある。文明が面的に波及するというのは、文化圏論としてドイツ語圏で流行った . . . 本文を読む