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-6年半ぶりに投稿

(大)不況!? その42 米非製造業は好調 セクターで明暗分かれる

2006-12-06 17:54:45 | 世界経済

ISM(米供給管理協会)発表(12/5)の11月非製造業景況指数は、以下の通り、前月、市場予想を上回り好調であった。

10月:57.1⇒11月58.9(市場予測55.5or56.0)

http://www.daikiusa.com/indicators/past/ism_service.html

一方、ISM指数に続き、製造業に関連した指標は、市場予想を下回るものが続いている。

・10月製造業受注高は、前月比4.7%減(市場予測は4.2%減) (12/5)

 下落率は2000年7月以来で最大

http://www.daikiusa.com/indicators/past/factory_orders.html

・10月建設支出は、前月比1.0%減(市場予測は0.4%減)

 民間住宅建設が前月比1.9%減(前月は1.4%減)

http://www.daikiusa.com/indicators/past/construction_spending.html

 

製造業不調、サービス業好調の綱引きで、FRBは当面、金利政策を維持する可能性が高く(金利は来年にかけての利下げを織り込んでいるようだが)、引き続き、雇用及び個人消費の動向が最大の関心事である状況に変わりはない。雇用は、

・11月の最後の2週間で新規失業保険申請数が増加(31万⇒31万⇒32.3万⇒35.7万)し、

・企業発表の人員削減数は、10月:6.9万⇒11月:7.7万(+11%)と増加

という状況であり、11月(12/8発表)、12月の雇用統計が注目される。

 


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