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世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

(大)不況がやってくる!?  その6

2006-09-15 13:27:46 | 世界経済
8月の米国小売売上高は、「市場予想に反して前月から増加した。ただ、変動の大きい自動車関連を除く売上高は市場予想をやや下回り、7月分が下方修正された」(自動車関連を除く売上高はアナリスト予想+0.3%に対し+0.2%)。「個人消費の減速を示す」が、まだその程度はしれている。

米国不動産市場は過去2年間年率+10%以上の伸びをしたために、貯蓄率がマイナスであっても、まだ未使用のホーム・エクイティの蓄積があるはずで、個人消費を直撃するのは、不動産価格の下落でホーム・エクイティののりしろ分を使い切ってしまうタイミングであろう。なので、当面注目するべきは、不動産市場の下落のスピード、方向性であり、近々発表されるだろう9月のHMI(9/5投稿参照)が注目される。

◎米国株、ダウ5日ぶり反落
http://markets.nikkei.co.jp/kaigai/summary.cfm?genre=c8&id=db7iaa0515&date=20060915

◎8月の米小売売上高、0.2%増
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2M1401V%2014092006&g=G1&d=20060914