「現在」は、過去以外の何物も含んでいないと教えてくれるのは、フランスの哲学者アンリ・ベルクソンだ。
たしかに、時間の流れは過去・現在・未来と三つあるようだが、その実それらは分かれているものではなく、
溶けあうように存在しているものらしい。
だから、現在ある物事は全て、過去の積み重ねであり、
現在行われる意思決定も全て過去の思考の結果によるものだという。
過去の思考の積み重ねが今である。
だとすれば、我々は「こうありたい未来」というものを、はっきりと思い描きながら、
現在を生きなければならないということだ。
→「現在」について何かを考える時でも、それは全て「過去」に蓄積してきた感情や記憶からなのか。
さらには、「未来」のことも無意識に同様に考えて、意思決定しているという事なのか。
つまるところ、結局は一つ一つの積み重ねが大事というところに、戻って行ってしまいますね。
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