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田中角栄

2021-08-29 07:05:10 | 日記
田中角栄は、言わずとも知れたこの日本の元総理大臣だ。
たしか刑事被告人のまま死去し、裁判は終了したのではなかったかな。
人の昔の記憶は美化されると言う。
そういうこともあるのかも知れないが、彼のエピソードや発言録は、いまだに心に響く。
最近の総理大臣には、とてもそんな感情はわかないが、これも時がたてばまた違った感情となるのだろうか。

◆こんなエピソードや発言録
 尋常小学校卒の彼が、15歳で雪深い越後から上京するときの、母フメの言葉。
 「世の中には働いてから休む人と、休んでから働く人がいる。お前は働いてから休む人になりなさい。」
 この言葉は、角栄の生涯のモットーとなったようだ。
 たしかに、彼は良く考え良く行動し、そして良く仕事をこなしたと感ずる。

 「ひとかどの仕事師になるのは、ある意味錯乱・狂気の人だ。
  地獄の底までのぞいて、人の世の裏表、人間の素晴らしさ、おぞましさを見て体験しなければ、
  人が感動するような後世に残るような仕事は出来ない。」
 たしかに、そういった面を感ずる人だったように思われる。

 「本当に病気をしてみなければ、病気の苦しみがわからないように、本当に貧乏しなければ、貧乏の苦しみはわからない。
  勤労しない人がどうして勤労の価値を評価することができるでしょうか。」
 おそらくは、角栄は本当の貧乏を体験してきたのでしょう。
 それが世襲議員との決定的な差だったんでしょうか。
 必ずしも貧乏を経験する必要はないのかもしれませんが、やはりそれは弱者への思いやりに繋がるのでしょうね。

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