学びは使い捨てる

結構楽しませてもらえたサッカーワールドカップも終わった。
今回は、意外に善戦したなというのがおいらの感想だ。
その中では、どうしても前線の選手に注目が集まるものだ、まあゴールに絡む動きが多いのでそうなるのだろう。
だがおいらは、中盤の二人ボランチの遠藤航選手と守田英正選手に注目していた。
彼らの働きぶりは期待通りのものだったと思う。
そんな守田選手は、雑誌のロングインタビューでこんなことを、ビジネスパーソンにも通ずる考え方と感じた。

◆学びは使い捨てるべきと断言する守田選手
　人でも場でもそこにある知識や能力には必ず限りがある。
　強みもあれば弱みもある。
　なのにいつまでもそこにしがみついたり、有難がっていたら自分の成長は間違いなくストップしてしまう。
　成長意欲がないならそれでいいでしょう。
　だが僕は、チャンピオンズリーグやワールドカップで優勝したいんです。
　そのためには「学び」はどんどん捨てるべきと思っています。
　さらに、いらない情報は聞き流すことも必要だ。
　この人が言っていることは合っていることもあるが、間違ってることもあるなと感じることがある。
　ならば、これは必要だから取り入れる、これは必要ないから聞き流す、この判断が大事だ。
　
　僕はそんな指示を聞いているフリして聞き流す。
　もちろん反抗的な態度は厳禁です。
　指導者には常に尊敬の念を持つべきです、だが聞き流すのはただの情報処理なのです。
　最近では少し考えを変えました。
　そんな行動は、自分のひとりよがりにも通ずるのではないか。
　なので、一度はいらないと捨てたものを、改めて見直すことにしました。
　まとめてみれば、いらないものは切る。
　しかし同時に本当にいらないのか再点検する、ということでしょうか。

　→立派な人だと感じました。スポーツ選手を終えても、ビジネスパーソンとしても成功されるんじゃないかな。