9月11日(金)のワンダーキッズは、「秋の生きものさがし」でピクニックの森。大雨のあとなので、念のため秋ヶ瀬公園管理事務所へ電話して、園内の状況を聞いてから出かけました。ヒガンバナはもう咲きはじめていましたね。
樹液に集まるオオスズメバチとモンスズメバチです。
スズメバチはこれから最も危ない時期となりますが、樹液に来ているものよりも、森の中から周回路上まで出てきて人にまとわりつくように飛ぶハチに要注意! 巣から警告に出てきたハチなので、ハチに気づいて大騒ぎすると危ないです。いったんフリーズしてから、すぐにその場を離れましょう。樹液に来ているものも、オオスズメバチのようにテリトリーをはったり、他種や他巣のハチが争ったりしている場合が多いので、あまり近づきすぎないように!
周回路の上で、ガの幼虫を肉団子にしていたモンスズメバチです。
舗装されていない周回路はぬかるんでいるものの歩ける状態ですが、森の中はやはり冠水しています。まあ、ワンダースクールでは昔から、9月から11月にかけては森の中へは入りません。やぶ蚊も多いし、どこにスズメバチの巣があるかわかりませんからねぇ…。
アレチウリの花。雄しべの形がおもしろい雄花です。特定外来生物で、日本の侵略的外来種ワースト100にも入っているけど…。スズメバチもよく来る花なので気をつけてください。
ザリガニの池も満水状態です。
外側の周回路は草ぼうぼうでしたが、当然草の下は川のようになっています。
三本土管の池は少しあふれて、まわりは水浸し。虫とり網は持ってきていても、ここまではただのお散歩でしたねぇ…。
炊飯場の原っぱには毎年バッタやキリギリスの仲間たちが集まっていますが、今年はかなりの草丈になっています。
「クモに狙われている…。つかまっちゃうよぉ…。」
なかなか踏みこめなかった子もようやく原っぱの中へ…。
原っぱにはナガコガネグモの巣が多いですからね。
虫とり網を使ったのはここだけだったかな!?
コバネイナゴだらけですね。
オンブバッタも。あとはクサキリ、ツチイナゴやクビキリギスの幼虫など。
なんだか踊っているようなコバノカモメヅルの花です。こんな原っぱの中に、埋もれるように咲いていました。
こっちはみんなで踊っております。
クヌギのどんぐりは今年も豊作。そろそろ集めておかないと…。今年の秋も忙しくなりそうです…。
「アブラゼミのメスだ。」
セミの抜殻しらべはもう完璧かな!?