たか爺のワンダースクール通信

「センス・オブ・ワンダー」をキーワードにした野遊び教室「自然体感塾ワンダースクール」の活動記録とお花中心のブログです。

木の実草の実フシギダネ

2012年11月21日 | 秋ヶ瀬公園

 11月18日(日)は、「親子でワンダー」で子供の森。参加者は3家族9名で、3・4歳児が中心です。アシスタントにはほうせいが来てくれました。
 ワンダースクールの11月のメインプログラムは、「空とぶ魔法のフシギダネ」と「葉っぱでアート」。親子対象ではいずれも練馬区教育委員会委託講座「ねりま遊遊スクール」として、毎年光が丘公園で開催しています。でも最近、埼玉や東京都心部のファミリー会員も増えてきました。東京の方は光が丘公園のほうが近いけど、埼玉の方は秋ヶ瀬公園のほうが参加しやすいかなということと、たか爺としては元々年間を通じてのメインフィールドだった場所でもやりたいわけです。ただ、風散布の木の種類は光が丘公園より少ないので、タイトルは「木の実草の実フシギダネ」に変えただけですね。

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 まずはトウカエデの種とばし。今年は秋ヶ瀬公園も不作で、トウカエデの原っぱの大木でさえ翼果は皆無に近い感じです。「小さなバナナ!」のカツラの袋果も落ちていなかったので、落葉の匂いだけ嗅いでみてもらいました。空堀沿いの下草には、コバネイナゴたちがけっこう残っていましたね。
 エノキはスルーしましたが、ムクノキの実は試食してみてもらいました。まだ緑色のメタセコイアの球果をおみやげにしたご家族は、このあとどう変化してどんな種が出てくるか見てみてください。

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 サルノコシカケは、「マギー四郎の耳」というより孫悟空みたい!? 3歳児たちはミミズにもご執心です。女の子は紅葉したトウカエデの落葉を集めていました。イノコズチ・チカラシバ・ヤブタバコ・オオオナモミ・キンミズヒキ・ヌスビトハギ・コセンダングサなど、くっつきむしだけでも7種類以上集まっている一角は、意外と人気なかったかな。これはやっぱり「ビンゴ」で、1種類ずつ探して集めていかないとダメみたいですね

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 木枯らし1号が吹いた日だったので、ユリノキの種や黄葉した大きな葉っぱはかなり落ちていました。風が吹くたびに、高い木の上からくるくると回りながら空を舞う種も見られましたが、写真には写りませんよねぇ…。

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 広場では、ガガイモの種とばしから。ここは小学生にがんばってもらわないと! もう1枚は、ニワウルシの模型とばしです。空とぶ種の模型作りはなるべく多くの子どもたちにやらせてあげたいんだけれども、この日は幼児中心だったので、お父さんお母さんに作ってもらいました。どろ団子作りに夢中になっていた子どもたちもいましたが、まあ、それはそれでいいですよね。

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 紙ラワンとロケットラワンの模型とばし。

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 輪ゴムを使ったロケットラワンでは、木の枝をパチンコがわりにしていた子もいました。ほうせいが見つけてきた紐にかける取っ手みたいなやつなら、幼児にも飛ばせるかもしれませんね。

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 ほうせいとプラザウエストでお昼を食べてから帰りましたが、例の公務員宿舎の建設予定地はこうなっておりました。木は伐られてしまいましたが、とりあえずはなかなかいいんじゃない? でもここは、フェンスで囲われたまま放置された広い国有地のごく一部です。どうせなら国有地全体を、なるべく木は伐らずあまり手も入れずに、散策路だけ整備して解放してくれればいいのにね!

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