OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

冬景色の旭山動物園

2012年03月28日 | 旅行・小旅行

   

      


体調が思わしくなかったりでゆっくりパソコンに向かえず、かなーーりアップが遅れましたが・・
雪まだ残る、3月半ばの北海道へ2泊3日で行ってきました
北海道は初めてではないですが、冬は初めて (暦では春だけど・・)
札幌は日中0℃~1℃くらい、旭川は-2℃くらいでしたが、夏が苦手な私には気持ちよい寒さでした。

さて旅行へ出る時は、いつも綿密に計画をたてるのですが今回は、
2日目に旭山動物園へ行くこと以外はノープランで出発。

札幌市内も地下鉄の1day切符やKitacaを買って、いろいろ行ったのですが
記事では2日目の旭山動物園だけアップします。



ご存知のように旭山動物園では、ただ動物を紹介しているだけでなく、
またイベントやショーではなく、動物の自然な生態が見られる ような工夫がされています。

そのひとつが、キングペンギンのお散歩。やっぱりかわいかった~

          来た来た^-^

  
1羽止まると後ろはみんな止まる。2番目から渋滞^^; しかも
8番目の子が体を横に乗り出して前を見ようとしています。

  
追い抜かないんですね~

          何を思う?

  
帰り道。ちなみに止まってた子(この画像だと3番目)は昨年生まれた若鳥。
目の後ろが白いのでわかります。

  
こっち見た?


このキングペンギンのお散歩は単なるイベントではなく、キングペンギンの餌をとりに集団で
海まで歩く習性を活かし、冬期期間中の運動不足解消
を兼ねて始まったそう。

強制していないため、日によって出てこないペンギンもいるんだって。
この日のお留守番?は2羽でした。
出てこない子は、今日はイマイチ気乗りしない・・とか思ってるのかしら?^-^;


ところ変わってペンギン館。
キングペンギン・ジェンツーペンギン・フンボルトペンギン・イワトビペンギンが暮らしています。

   
モコモコした茶色いのはキングペンギンのヒナ。エサをねだっています^^
画像左上の子は後ろの子につつかれて直立^^;


        まるで怒られてるみたい

  
ジェンツーペンギンがプールに飛び込むところ。


  
渡り廊下?みたいな橋があり、雪山のような遊び場と自由に行き来できるようになっています。

寒さに弱いフンボルトペンギンは屋内施設にいました。

水中トンネルもあり、飛ぶように泳ぐペンギンの様子を横や下から見ることができます。
  
これは下から見上げたところ。


そしてテレビ等でもお馴染みの、あざらし館の円柱水槽。
大水槽と水路でつながっているので、どんどんやってきます。
         
野生のアザラシは、流氷の隙間を縦に泳いで水面で呼吸するんだって。
その習性を活かしたのがこの円柱水槽なのだそう。


  あざらしの後ろにはギンザケ。この子も見てあげて~


ホッキョクグマは元気に走ったり、仲間とじゃれあったりしてました。
  


レッサーパンダの吊り橋。ちょうど歩いていました!
  
野生では樹上で行動することが多いレッサーパンダ。吊り橋の先には木があります。
木登りを得意とするため、また寒さにも強いので、ここではイキイキした姿を見ることが出来ました。


こちらは爆睡中のユキヒョウ・・の肉球。
  
クロヒョウやアムールヒョウは起きて活動していました。


昨年オープンしたタンチョウ舎でお休み中のタンチョウ。しかし・・・
  

  
何故か片足を水につけたまま。水の方があったかいってか!?

      
雪を食べる仕草をしていたアミメキリン。
  
雪の日はキリンが転ばないように毎朝、飼育係さんが滑り止めの砂をまいているそうです。
それでも時々ドリフト走行するらしい^^;

        なが~~い舌。


エゾシカの森にて、気持ちよさそうにお昼寝中のエゾシカ。
  


オオカミの森。画像真ん中から右にかけて写っているドーム型の観察スペースは、
雪ウサギの気持ちになって、オオカミを間近で観察してみようというもの。
  

  
ドームの中。オオカミと目が合いました~


2008年6月に完成した「オオカミの森」。
放飼場には、木、岩山、小川があり、また檻で区切ってエゾシカも飼育し、
100年前の北海道の自然を感じてもらうような施設になっているそうです。

円形になっている放飼場を走り回ったり、小川で水浴びしたり、岩山の頂上で遠吠えをしたり。

また、檻が全くない部分から観察できるスペースがあったり、いろいろな角度から
オオカミを見ることが出来ました。

100年前は、北海道にもたくさんいた野生のオオカミ。でも人間が森を切り開いたり
エゾシカを乱獲したことによってオオカミの食料がなくなり、人間の家畜を襲うようになりました。
そこで懸賞金を出してオオカミの駆除を始めた為、またたくまに絶滅してしまったそうです。

そこで旭山動物園では、昔は普通にいたオオカミの群を復活させ、その様子を
観察してもらうために「オオカミの森」を作ったということなんです。

オオカミの群は地球上に必要なんだということ。
同じあやまちを繰り返さないよう、という願いのこめられた施設になっています。



このほか、園内では様々なメッセージを発信しています。これは必見。

白鳥など野生動物へのエサやりの危険性や・・・
        

フクロウのエサとなる、ひよこのお話し・・・ 
 ※クリックで拡大できます

もっと、いろいろなパネルが園内のあちこちにあります。


また、案内板や動物の種類や生態を伝えるパネルが、全部手作り!!
 
もっと撮影してきましたが長くなるので、2枚だけ。
どれもその動物をよく知る飼育員さんだからこその案内板・パネル内容になっています。


全体を通して、人間の都合だけではなく、
すごく動物側にたっている動物園だと改めて思いました。

動物を見て、ただかわいい~とか面白い!だけでなく
動物達の自然に近い本来の姿を見て、パネルなどのメッセージを感じ取り現状を理解する。
それが本当に旭山動物園を楽しみ、理解すること。

そして冬の動物園はほとんどの動物が動いている!と思いました^-^
(見られない動物もいます・オランウータンとか)





☆おまけ画像☆

JR北海道ICカードKitacaのキャラクター エゾモモンガ
名前あるのかな?^^



※文中、旭山動物園HPや「よゐこの冬こそ楽しい!旭山動物園ガイドブック」を
 参照にしている箇所があります。


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2 コメント

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Unknown (まさ)
2012-04-02 20:13:11
こんばんは^^
旭山動物園!一度行ってみたいところです
とても寒かったですよね><
偶然私も先日 城崎マリンワールドで
ペンギンのお散歩を見て後ろからついて
行ってみました^^
とてもマイペースで微笑ましかったです
動物園は 癒される他にもいろいろ学べるいいところですね
返信する
まささんへ (win)
2012-04-03 17:32:58
城崎マリンワールド!前にテレビで見て行ってみたいと思っていました^0^
ペンギンのお散歩やってるのですね♪
冬の旭山は-2℃~0℃くらいで風が無ければ、そして着込んでいれば、意外と大丈夫でした。
肌が出ている顔はちょっとヒリヒリするけど^^;
動物園の存在は賛否両論ありますが、動物が可愛かっただけじゃなく
様々な問題やメッセージを感じ取って帰ってもらういいところだと思います~^-^
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