我ら Willow Wind Orchestra !

長野県千曲市周辺で活動する吹奏楽団 ウィローウインドオーケストラです。団員が交替で更新していきます♪

曲紹介(3つのジャポニスム)

2011-02-07 22:03:48 | Weblog
こんばんは。

定期演奏会まであと6日になりました。

今回のメイン曲である、真島俊夫作曲「3つのジャポニスム」についてご紹介いたします。


吹奏楽を経験している方はもしかすると演奏したことがあるかも知れませんね。

今から10年前の2001年東京佼成ウインドオーケストラで初演され、

その後、全日本吹奏楽コンクールやコンサートにおいて各地で演奏されて人気が広まった曲です。

題名「ジャポニスム」(「ジャポニズム」てはなく、フランス的に「ス」!)からも伝わるように

極めて日本的な面白い曲です。

昨年も東京佼成のヨーロッパ公演で演奏されたようですよ

(藤井音楽監督も活躍されていました!・・・さすがに聴きには行けませんでしたが)


うーん、日本的な3つって何でしょうか?


「3つのジャポニスム」は 「鶴が舞う」 「雪の川」 「祭り」 の3曲で構成されています

♪ 各々の曲の解説より

1.鶴が舞う(La Danse des Grues)

丹頂鶴の求愛ダンスを吹奏楽で可憐に表現。

ピッコロ・オーボエ・ソプラノサックスなどのソロがある。

途中、鶴の羽ばたきと鳴き声の描写が入る。

2.雪の川(La Rivière Enneigée)

冬でのあるのどかな川の雪解けの様子を表している。

川が流れる音には、高さの異なる竹の筒をウィンドチャイムの吊るし棒に糸でたらし

手でゆすり表現される。ソプラノサックス・フルートのソロがある。

3.祭り(La Fête du Feu)

日本の夏に行われる情熱的な踊りや祭を表現している。

途中、入道雲のある夏の空を描写した部分がある。

ねぶたのリズムが使われており、クラリネット・フルート・銅鑼・ティンパニのソロがある。



へぇ。3つとは「鶴」と「雪」と「祭り」なのか!

この3つのテーマ、全体を通して日本の四季、自然、人々の文化を上手く表現していると思います!

外国で聴いたらまた新鮮でしょうね。

けっして都会ではなく、イメージは田舎の原風景です。

でも、曲としてはとても技巧的(譜面も難しい!)。野暮ったさはありません。

鶴の羽ばたきと鳴き声はどこでどうやって入るか、どうぞお楽しみに☆

祭りの、ねぶたの、あの「タン、タ、タンタン、タン、タ、タンタン!」というリズムは

何か期待させますよね~ ・・・日本人ゆえ?!


臨場感を感じていただけるよう、精一杯演奏させていただきます。







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